この夏 約2週間、中国の太湖大学堂のサマースクールに参加してきた二男。
帰国後すぐ
「また行きたい!」
と叫んだ直後、
一瞬私の顔に出た
「いや、結構💰高いのよ。。。」
ってのを察知した二男。。。
その直後
「次はCIT₍ジュニアリーダーのような存在₎で行きたい!」
と言い直したのは忘れられません。。。🤣
そのCITとして
今年同じく太湖に行ったCと
その母上KがZoomで話してくれました。
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出会いは、忘れもしない2月!
講演会に呼んでいただき、
新幹線で大都会へ行った日の夜です。
詳細は、↑このブログを読んでいただければわかると思いますが、
C自身が まだCITとして「太湖」に行けるかどうかもわからないのに
「次の太湖交流参加者」が来るらしい!という情報を聞きつけて
わざわざ当時小4の我が家の二男に会いに来てくれたのでした。
この男子高校生、天然記念物か!って思ったし、
実際、超が付くほどの好青年でした!!
However!!
今回の報告Zoomで、
彼が昔「全く一歩が出ない子」だったことを知りまして、
驚愕しかありませんでした。
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そう、今回CITで一緒に太湖に行った男子高校生のCは、
その昔 母親から離れられない男の子だったようです。
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もちろん「太湖」も「行きたくない」。
「一人で行く交流なんて絶対イヤ!!!」
そんなところからのスタート。
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そこで母kは考えた!
まず、家族交流に親子で参加。
ただし、
親と別宿で過ごす多言語キャンプ!!
行き帰りは一緒だからということで、
「ママも行くから、大丈夫だから」
とかなんとか言って、
ほぼほぼ強制的に連行されたそう🤣
到着したら、バイバイ🤣
結局 その国内多言語キャンプには親子で2回参加したそうですが、
2回とも超行きたくなかったそうです💦
その後、
彼は、小5のときに単独「太湖」に放り込まれることになったそうです。
「行きたくない」という想いは伝えていたけれど、
母のあの手この手で 最終的にはうまく乗せられ
結局 行く羽目になり、
がんばって一人で行ってきたそうです。
それが彼の、初青少年交流。
そして、
これが、彼のターニングポイント!!
彼自身がはっきり自覚し「ことば」にしているほど重要な転機です。
『(小5の時に行った)太湖で、
みんなで協力して乗り越えていく過程とか
やりとげていくってことが
₍当時₎小学生のぼくにとってすごい自信になって、、、
そこで、大きく変わった!
この一回目の太湖で自信に満ち溢れた自分になった。』
そう語ってくれました。
この後、
Hippoに向かう姿勢も大きく変わったし、
人との距離も縮まったし、
前に出て話すようにもなったそうです。
そう!
「一歩が出る子」になったんです!
聞いているだけでも、
すごい変化にびっくりです。
C自身 この「交流」を経て
ことばにすることの大切さも実感していました。
Zoomが終わった後に送られて来たメッセージからも
それがよく伝わってきます。
「今日話せて改めてよかったです😊このような場で自分の体験を話すことによって自分の理解も深まるし、響いてくれる人がいたみたいで良かった〜!
二男もすごいね👍ことばが次々と出てくるというか、話慣れてるよね😁」
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ちなみに、
太湖にCITとして行ったのは 今年の夏が初めてで、
そのCITに選んでもらうために
半年前の冬に
中高生が参加できる「冬太湖」に参加したそうです。
夏太湖でCITとして参加したい旨を
直に伝えてきたんだとか!強い!!
そして、見事選ばれたというわけでした!
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どうしてCITとして参加したかったのかと聞くと、
『自分と重ねられるから、
成長する子どもたちを見たかったから』
そう教えてくれました。
よく、
交流に子どもたちを連れていくGF(グループフェロウさん)が
まさにそれを語っています!
ぐっと成長していく子たちを、
その瞬間を、
目の前で見れるなんて本当に贅沢だ!って。。。
高校生で すでにその境地の魅力を知ってるってすごいです。
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もう一つ素敵な話がありました。
まずは、彼のことばを そのまま文字おこししておきます!
↓
『懐かしいって感覚は、去年の冬太湖で味わってた。
あと、去年の冬太湖で気づけたことがあって、
それは、どうして(1回目の太湖で)自分が変化できたのかってのを
明確に言語化できるようになったと思った。
高校生になってからいく太湖で、見えてきた。
自分が小学生の時にどう変わったかを客観視できた。
自分を主張する力が 太湖の子は強いんだけど、
そこで日本の子が自分のできることを全力でしてて、
それが自信につながっていく。
そういう姿をみると、
日本の自分を閉じ込めて?
あんまり本音を出さないような
日本人ならではの文化、
察する文化、
そういうのが全くない環境に
小学生のうちにとびこんで
何か気づくものがあるんだなってことを
そこで変わるんだなって。。。
高校生になって 行ったことで感じた。』
『Hippoが自分の味方になる…
awayな環境で
中国語ばっかりの環境で
いつも一歩遅れてしかできない、
中国の子の後をついていくしかない環境で、
できることはHippoだけ。
何が表現できるか
何を自分のものにできるか。。。
Hippoだけ!
Hippoの楽しさに気付いて、
全力で表現する。
特に、SADAだね!
そこがきっかげで変わっていく子が多かったなって。。。
そこで殻が破けていくというか
自分を表現できる何かを見つけて
全力でSADAをやった結果、
吹き出る?はじける?
自分を閉じ込める感覚がなくなるというか。。。』
***
つまり、
①高校生になってから太湖に行くことで
過去の自分を客観的に見ることができ、
それを言語化できるようになった。
②前提として、
中国語が全く分からない中で
常に中国/太湖の子たちの真似をすることで
日々のタスクをこなしている日本の子たち。
つまり、
常に 太湖の子たちから一歩遅れてしか行動できない。
③太湖の子たちは
自己主張が強く自信に満ち溢れている!
↓
そんな人たちの中で
常に一歩遅れてしか行動できない日本の子たちが
全力でできるもの。。。
それがHippo!
これだけは、
一歩も遅れることなく
全力で表現でき、
それが自信につながっていくんだろうと
聞いていて思いました。
それを思うと、
「Hippoが自分の味方になる」ってことばは
まさにぴったりの表現だなぁと思いました。
言われてみれば
当たり前の構図なんだけれど、
これは小学生の報告からは気づけなかったなぁと思います。
CITとして3回目の太湖に行ったCだからこそ
言語化できたんだろうと思います。
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その後、オンマのKが話してくれました。
その話は本当に共感しかなかったです。
何に共感したかといえば
「環境」を必死で作ってきたという点です。
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聞いていて感じたのは、
「行きたくない」と言っている子どもに対して、
「そっか、、、行きたくないよね。」
で終わってしまうのは、
一見寄り添っているようで
実はそうではないのかも。。。という話です。
もちろん、
個人差などはありますので、
何が正しいとか
どうすべき とかいう話ではありません。
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ただ、
「行きたくない」と言っている息子に対して
試行錯誤し、
策を弄し、
「行く!」or「行きたい!」にまでもっていったという事実があり、
そのおかげで今のCがいる。。。
この成長を見れたのは、
「行きたくない!」という声に寄り添いつつも
背中を押して「行かせた」から。
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多分、いろんな葛藤があったと思います。
無理強いをさせたいわけじゃない。
でも、きっと 行けば 楽しめる!!
そういう母としての感というか
想い?が働いていたのは間違いなくて。。。
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Kのことばから感じたことをまとめると、
つまり
こどもの「行きたくない」ということばの裏に
その先にあるモノを ばっちりわかった上で嫌だ!
といっている訳ではないということ・・・
たった10年程度の人生とその価値観だけで
行かないという選択肢を選んだ子どものことばを
全部まるまる汲んであげることが 果たして本当にいいのか??
そういう問いかけでした。
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子どもの意思を尊重するのもわかるけど、
それでも、
その先にある伸びしろに期待せずにはいられない。。。
その思いだけで突き進んできたんだろうなって思いました。
無理強いとは違う、
「行きたくない!」って言ってる子の背中を押すという選択肢。
これって多分すごく大事なんだと思います。
K曰く
『こんなにも素敵な変化が待っている・・・
それを「子どもが嫌って言ってるので」と言って
このチャンスをつぶすのはもったいない!』
まさに、その一言に尽きるなぁと。。。
大げさに聞こえるかもしれませんが
一生を左右する経験になること間違いなしです。
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ただし、
個人差もあるし、
タイミングもの問題もあるし、
そのへん シビアな問題は多々あると思いますので
押し付けてるわけじゃなくて、
いろんな準備という出会いの機会の積み重ねの上で
もしその一歩がだせそうなのであれば!!ぜひ!!
という話です。
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最近本当に、
この環境の良さについて日々ことばにしてる自分がいるんだけど、
とめどなくでてくるので、書ききれなくて。。。困ってます🤣
あと、
このZoomの会で
二男が 男子高校生のCと対談のように話してたんですが、
その話も すごくおもしろかったので、
それは後日まとめます。
↓
書きました~!!
&
この対談を見た人からコメントをもらって
それが面白かったので追記です!






