Hippoのあるフェロウさんがやっている
お昼の帯番組的Zoomチャンネルがあります。
その名もキャサチャンネル。
それに長期休みごとに出演させてもらっていた うちの子ども達。
本日 長男がまた出演しました。
春休みで落ち着かない中、聞きに入ってくださった皆様ありがとうございました。
今回は先日長男が自分で作ったクイズをしたくて、
まずはそれをするところから始まりました。
Kahootです。
↓詳細はこの記事の中にあります。
講演会の時は、講演会用の内容だったんですが、
今回やったのはHippoの音源のストーリーをどれだけよく聞いているかが重要で、
結構 細かいところを突いてくる問題ばかりでした。
途中で
一問だけ 問題の回答を間違って選択していて、
問題をみんなでやっているときに 自分で瞬時に気づいたんですが、
時既に遅し!
みんなが問題回答中に
「あー!!!( ゚Д゚)」って
気付いて叫びながら ひっくり返っていましたが、
そこは ご愛敬で。(*ノωノ)
母的には
だから、テストして、一回見せてって言ったのにー!!
って感じでした。
クイズはさておき、
その後の残り時間。。。
始めてパワーポイントなしで話すことに挑戦しました。
これには本人 大分頭を使ったようでした。
終わった後に、
「一人で出来たー!はぁぁぁぁぁー!!!頭つかれたー!」
と叫んでいたので、緊張もいつも以上だったようです。( *´艸`)
ようするに、
パワーポイントを用意しているときは
写真があるので その写真のことを言えばいいだけだったけど、
この日は写真がなかったので、
本人的に 何もない中で ただ話すだけという状況の 難しさを始めて感じたようでした。
その初めてのことに対する緊張のせいか
もともと把握してなかったのか
終わりの時間が途中で分からなくなって本人焦ってましたが、
「なんとか自分でできたー!」
と満足そうでした。
達成感があったようです。
横で見ていたら、
やはり母の視線が気になるようだったので
部屋を出ました。
隣の部屋で洗濯物をたたんで知らんぷりしてみました。
そしたら、画面に向かってみんなの方を見ながら話し始めました。
はじめてZoomをし始めた8歳の頃もそうだったなーと思いだしていました。
ただし あの頃は Zoomを始めたばかりだったので、
ほったらかすことはできず、
PCの前?裏側に座ることで
視線が母に向く=PCの方をむくようにしたりして
私自身の位置をかなり考えてZoomに入っていました。
*****
今回初めて写真なしで話している長男を見て思ったのは
まだまだ口から出る言葉と言いたいと思っていることが一致しきってないなということです。
準備会では言えていたんです。
理由は簡単です。
こっちが質問しながら話したから。
こういいたいんだろうなと思っているのが分かるから、
ちょっとことばを添えてあげると そうそう!といった感じで話しやすくなるんです。
想いを自分のことばにするのは まだまだ難しい感じかな。
まぁ、大人でも難しいので、それは仕方ないとは思いますが。
*****
ただ、言えることは
長男は考えていないわけではなくて、
ことばとして表に出たわけではないけれど
自分の内では確実にことばにしていたと思うのです。
それが外にでるときには、ちょっと伝わりにくい。。。
事象のみが語られ、
話と話のつながりの部分がことばにはなっていなかったんだなぁと思いました。
先日酒井先生がおっしゃっていた
内言と外言だよなぁと思ったり。。。
***
実際どういうことを 長男が言いたかったかというと
自分がオンラインで参加していた「鑑古今」という
大学の先生たちが講義してくれた10歳用の講座にでて楽しかったことと
夏に読書感想文を書くために読んだノンフィクションの本の中に
クジラ博士になったきっかけの出来事が書いてあり
それもやはり出会いは「10歳くらい」だったことがつながり
今自分が色々な本を読んだり輪読していることが
自分の未来につながっているんだと思うってことが言いたかったんです。
その読書感想文の中には
自分が今『フーリエの冒険』を読んでいて、
中身はよくわからないけれど
その分からないことを楽しめている自分がいる
という発見があったことを書いていました。
そういう話を準備会では言っていました。
本番ではそれは言葉にはなっていなかったけれど、
それでも、聞いてくれていたヒッポの人たちは
彼の言葉足らずな部分を 想像力でもって 理解しながら、
カバーしながら聞いてくれているんだろうなということははっきりわかりました。
こうやって、受け止めてくれる人の間で
確実に育っていくんだなと
本当に有難く思いながら隣の部屋から聞き耳を立てていました。
( *´艸`)
本当に有難いことだと思っています。