2022年の秋?だったかな
ヒッポファミリークラブのべべフィールド(以下、べべフィー)から
一冊の本が出版されました。
「当たり前と思っていたことの中に
こんなにたくさんの発見がありました」
まさに、その言葉通りです。
私の子育ては、
べべフィーに行って以降
激変しました。
子育ての視点が180度変わったんです。
***
始めてべべフィーという場に行ったのは
長男が1歳半の時。
ヒッポに出会って半年たったくらいの頃です。
かれこれ。。。もう10年以上前かな?
片道二時間かけて ド田舎から都会のど真ん中へ!
初めての我が子との電車の旅でした。
1歳半過ぎと言っても
もうイヤイヤ期に片足突っ込んでましたから、
それはそれは大変でした。
道中の電車内では肩身が狭く、
目的地周辺についてからも
駅から会場までが分からず!
独りで1歳半連れてウロウロ。。。
確か、初めての子連れ電車だから
というか電車自体が超久々。。。
先が読めな過ぎてベビーカーも持たずに行きました。
過去に車いす生活の経験があったので、
エレベーターとか探す方が大変だった記憶があるからです。
で、覚えてることはそういった移動のことだけで、
頑張って町まで電車で行って初めて参加したべべフィーの講座のことは
一切記憶していません。( *´艸`)
でも、その日の夜に事件は起きます!
往復4時間の赤ちゃんとの電車の旅、
くたくたになって帰ってきて待っているのは
たまった家事。
行きたくて行ったから、
しんどいとも言えない!
で、1歳半の長男はいつも通り
イヤイヤイヤイヤイヤー!!!!
夕ご飯を何とか用意して
食べさせようとしたら
イヤイヤイヤイヤイヤー!!!!
“(-“”-)”
で、結局最初にあげようとしたごはんが食べたかったらしく。。。
(。-`ω-)‼プチ!
「Please くらいいいよ!!!」
1歳半相手にブチ切れていました。。。
その瞬間
「プッ!!!」
って長男からご飯粒がとんできて
私の顔はご飯粒まみれに。。。
Σ(・ω・ノ)ノ!
おい!!(゚Д゚)ノ
って、いつもならそこで大噴火!!な私でしたが、
この時は違いました!
「えー!!!すっじょーい!(タイ語)
今のPlease のP???」
ヽ(^o^)丿
って喜んでいたんです。
今でも、その時のことを思い出すと
あまりの自分の変化にびっくりで鳥肌が立ちます。
正直、
あの時の「プッ」が「PleaseのP」かどうかはどうでもいいのです。
私が「怒らずに済んだ」ことが大事だと思っています。
なんだそりゃ、親ばかな!って感じですが、
それで怒らずに済めば楽だし、楽しい!
母親が笑顔でいることが如何に子どもに好影響かは、周知の事実。
この視点の変化こそが、
以後の私の子育てを大きく変えました。
大変なことも
しんどいことも
できないことも
全部待てるようになったんです。
「早くできるようになれ!」
じゃなくて、
「どういう過程で出来るようになっていくか」
これをつぶさに見守ることが楽しくて仕方なくなったのです。
酒井先生流に言うと
「WhatではなくHOW!」の境地です。
できるようになる過程は
一歩進んで二歩下がるときもあれば
50歩くらい下がったように感じる時もあるし、
一向に前に進まないなーって感じる時もあります。
でも、その全部があって初めてその先があるんだって
今ならはっきりわかります。
***
ここで、こんな風に見方を変えて
子どもと一緒に成長することができたおかげで
色々なことに気づけました。
自分のこういうしょうもない話を聞いてくれる場所があるから
見守れる気がします。
聞いてくれる場があるということは、
必然的にべべフィーで何か話すぞ!っていう視点で日々子どもと向き合うことになります。
だから、子どもの言動全てが「ネタ」にしか見えなくなります。
そうすると、本来なら嘆き悲しむしかないような失敗も
失敗じゃなくなる。
そんなことより
これからどう変化していくかが楽しみで楽しみで!
それはつまり ある意味
成長していくのが
さみしくてたまらなくなっていくのです。
***
そんな
日々です。
そんな日々を、
私だけではなくヒッポのメンバーの多くが送っていて
べべフィーという場で話しています。
そういう場の集大成が今回本になりました。
内容は多岐にわたっています。
お絵描きの話もあるし
文字の話もあります。
音声学にかかわる話もあるし、
海外駐在の話もあります。
色々あります。
是非、一度手に取ってみてください。
日々の当たり前に目を向けると
こんなにも発見であふれているのかと
驚かれると思います。
***
最後になりましたが、
今日はどうして突然この本の話になったか。。。
それは、今この本のチラシを作っているからです!
この本を 療育センターやお店などに置いてくださる方々が現れまして、
どうせなら 置いている本に もっと気軽に興味をもってもらおうと思って
作ることにしました。
まだまだ改良中なので、
もっとこうした方がいいよー!
っていう名案が浮かんだ方は是非ご連絡ください!
で、
このチラシを作っていたら。。。
昔のことをちょっと思い出してしまったわけです。
実はこの話、講演させてもらうときの最初、
導入部分によく話す鉄板ネタ。
( *´艸`)
このPleaseの「P」の話には後日談があって、
当時の長男と会話していた時に
「だー」っていう返事が返ってきたときに
「すごい!ロシア語やん!」
っていう返しをしたことがあります。
それ以来、
長男は「Yes」の時は「だー!」
と言っていました。
受け手である私が
「だー」を受け取ったことで
私たち親子のコミュニケーションが成立したのです。
それでかな?
今もロシア語の自己紹介が一番好きなような。。。
褒められた記憶は 無意識に彼の中に残ってるのかな。
( *´艸`)
***
本当に子育ての感覚が変化する本なので
もし気になる方は↓こちらからアクセスしてみてください。
そして、できれば一緒に子どもの成長を語る場 べべフィーにも参加していただきたいです!
もし、興味ございましたら、いつでもコメントからご連絡ください!
最近はZoomでのオンラインべべフィーもあります。
産後すぐの動けない時も
赤ちゃんの様子のシェアがしやすくなっています。
もちろん、お子さんの有無関係なく、誰でも参加していただけます。
ここに参加することで、
自分の中の「多言語」の赤ちゃんの発見にもつながります!
ぜひぜひ一度遊びに来てください!
待ってます!
追記!*********
①チラシ最終的にこんな風に変わりました!ヾ(≧▽≦)ノ
②上記の本が、楽天ブックスで購入できるようになりました!
送料無料!
最近 お子さんがお生まれになった方へのプレゼントに如何ですか?