山の中 de Camp2025⑥聞き方実験+俺のことばが通じた!

多言語

キャンプでの思い出話を日々書いてますが、

その中で、

上の記事の「③パパの決断」の回の

立役者になったkちゃんの話をしたいと思います。

実は、

Nの旦那さんがHippoの仲間入りの決断をした

最後の一手はkちゃんでした。

2時間くらい2人で話してたと思います。

***

彼とはコロナの頃からの仲。

以前 大都会へ長女と夜行バスで行った時にも

すごくお世話になりました!!

その話はこちら↓↓↓

彼はとってもユニーク且つすごいんです!

何がすごいって

まるで生メタの自動販売機😂

「デリ」というサンドイッチを買うシーンの専門ですが、

Hippoがつくっている多言語の音源の「デリ」のシーンは

音源なしで全部まるっとうたえます。

Hippoでは そのことを「生メタ」と言っています。

音源そっくりに滑らかに淀みなくうたえるんです!!

22言語目のモンゴル語の音源が出たときも

たったの3ヵ月でうたえるようになったそうです!!

(デリのシーンがあるのは18言語かな?と思いますが。)

*****

ここに至るまでに、

kちゃんは いろんな実験をしていました。

キャンプ後に改めて聞いてみたら、こんな返事が!!

「最初は娘のイヤロン(高校留学)先フランス語を両耳で普通に聞いてました。
先ず何回聞いても速くて細かくて聞き取れないところが何ヶ所もあり聞き取れないから真似っこも出来ずに困惑してましたね。切れ込んだところも覚えようと思ってレターシステムで少しずつ書き出してカタカナで一枚の紙にまとめたり、一生懸命に声を出して唄ってましたね。

次は、所属ファミリーから同じ15年度にアメリカへ行った子とメキシコへ行った子がいたから英語とスペイン語を同時に同じペースで聞いて成果の差があるのか?実験しました。ここで気付いたのはフランス語とスペイン語は意味が全く分からないので聞いていてもストレスフリーだったのに対して多少は学校で習った英語は頭が勝手に単語やフレーズの意味を思い出してしまう為に聞いていても大きなストレスになった点です。
結果的には、フランス語、スペイン語、英語で差は無く生メタへの到達点は同じタイミングだったこと。

次は娘とメヒコに行った子が同じ高校でベトナムへ修学旅行へ行くことになってファミリーで応援しようとなり、こちらもベトナム語を聞きました。当時はフェロウが音は小さい方が良い気がすると言っていたのでこちらも小さな音で聞いてました。結果的に生メタへの到達点は同じでしたね。

次はオヤジ合宿へ向けて作り手だった総武のお父さんたちがスワヒリの歌を皆んなで歌おうってなり、こちらもスワヒリ語を聞きました。この時から右耳だけ聞いたり左耳だけ聞いたり混ぜるようになりました。

次いで、イタリアへ家族交流に2人行くことになり、こちらも応援を兼ねてイタリア語を聞きました。
当時のフェロウは音が上から降る方が下からよりも良い気がするとのことでイヤホン以外はスピーカーを高い所に置きました。
この辺りで右耳だけで聞くのが何故か速い気がするようになりたまたま将棋ゲームも理由なくやっていて今の形になりました。
本部で幼いころから多言語の音源を聞いて育っている子が意識的に無意識を作るって話しをしていたこと、更にはその後には酒井先生がマルチタスクを言うようになり自分のやり方が自然にマルチタスクになってることでこれだなって確信しましたね。

*****

キャンプ中でも その実験の話をしてくれていました。

右耳から聞くと左脳に浸み込む

音を浸み込ませるときに

意識的に無意識をつくるのがポイント!

覚えようとすればするほど できないから!」

って語ってくれました。

**

私にも経験があります。

どうにか覚えたくて

音源なしでまるっとうたえるようになりたくて

頑張って覚えようとしたけれど、

それじゃぁうまくいかないんです。。。

そんな時

一番Hippoに興味なさそうな旦那さんが

ばぁ~~~~ってうたうんです。。。

Σ(・ω・ノ)ノ!衝撃と共に

(。-`ω-)なんでよ!!!っていう悔しさ😂

今では 

慣れてしまって悔しくもないけれど、

私より 圧倒的に

いつもとっても上手にうたっています😂

正直者がバカを見るくらいには

あほらしい・・・😂

私と違って

音の中に ただただ漂っている旦那さんの方が

圧倒的にはやく上手にうたえていました。

無意識なんだろうなぁ。。。

元々モノマネもうまいしなぁ~

しいて言えば

最近は私も歌えるようになってきている気がしていますが。。。

そうなんです!

私も無意識下で生きられるようになっている気がしています。

あともう一歩??

ドキドキ・・😍

*****

崖を15分?くらい降りたら、泳ぐポイント!

で、kちゃんのいう「今の形」

つまり、最終的にどこに落ち着いたかと言いますと。。。

これまた超長い文章を送ってくださいましたので

シェアします!!

気になる人は、是非試してみてください。

実験!!あるのみ!!

「右耳から聞く音は
思考を司る左脳へと届いて記憶されていくから
覚える時にはこの方法。

左耳から聞く音は
運動を司る右脳に届くから
反射が速いので瞬時に真似っこして唄うことに向いている。

しかしながらこの状態で生メタ(音源なしでうたうこと)をしようとする場合には
記憶された音を探し出して思い出して絞り出す唄い方になる為
部分的だったり空耳的な音だったりするので精度も低く滑らかさにも欠け易い。

俺のやり方は意識的に無意識下の環境を作ることで、
覚えるのではなく左脳へ染み込ませる手法。
音源を聞くのは右耳のイヤホンのみで左脳へと音を届ける形を作る。
左耳は生活音にさらして日常の安全を確保する役割にする。

そして脳の一部である目は将棋ゲームをすることで脳が将棋に集中しやすい環境を作る。
この形を作ることで脳が将棋に集中しながらも無意識的に音源を聞くマルチタスクな環境が整う。
こうして意識的に作った無意識的な環境では右耳から聞こえる音源は脳内では聞こえているけど無意識な音となり覚える音ではなく左脳へと染み込ませる音になるインプット法

次には正確な音を認識した脳内から口で同じ音を出すアウトプットの回路の確立。
こちらはとにかく急がないことが肝要である。早く覚えたい早く唄いたい気持ちは記憶から音を絞り出す方法になり精度も低く滑らかさにも欠ける。一夜漬けの試験勉強で覚えたことはテストが終わったらすぐに忘れてしまいがち。
完全に染み込んでコップの水があふれて出てくるのを楽しみに待つことが大切です。
もちろん日本語にはない発音も沢山ありますから口がいきなりパーフェクトな音を出せるわけではないので脳内で認識している正確な音を同じように口から発音して出せるまで口の筋トレ的な発音練習の時間は必要になる。

そうすることである日突然自然に口から出て来る時には聞いていた音源が脳内にある正確な音のままに最初から最後まで1つの塊りとして自動的に滑らかな発音がされます。
そして染み込んだ音は忘れがちな記憶の音とは違っていつまでも消えることなく唄うことが出来るのです。」

とのこと。

是非 右から聞いて左脳へ浸み込ませてみてください!

****

彼ほどきっちりとした感覚はないけれど、

共感部分は多々あります。

例えば 無意識的に音源を聞きながらマルチタスク!

これなんてかなり日常です😂

5人+旦那さんの声をひろいながら 音源の中でばたばた動いてます😂

昔より圧倒的にうたえるようになっていますし、

聞こえ方の変化は今までもちょこちょこ書いている通りです。

直近の自分の感覚は↓こちら。

*****

↑上に「右耳で聞いた方が速いって気付いた」ってあったので

なんで右耳だけで聞いてたら速いと思えたのかを聞いてみました。

「必死こいて唄おうとしない方が染み込むのは速いって気付いて。
左耳だけだと右脳が反射的に真似っこして唄ってしまうんですよね。
だから右耳だけの方が自然体になり易く染み込んだ音が自然に唄えるようになるかなぁ〜って。
必死こいて唄うんじゃなく、音が自然に溢れるのを待つ感じ!」

この辺の感覚がすごいなぁって思います。

なんとなくですが、

こういうの、赤ちゃん的感覚な気がします。

それを大人だからことばにできる。

さらに

「あー、そうそう。右耳だけで聞くようになってから敢えて唄わなくなったよね。」

って!!!

これ!!

ちびっ子たちがまさにそうなんです。

子どもたちって、最初うたわないんです。

すぐに耳コピできるのに、

うたわない!

ちゃんと「きく」ことをします。

そこを突っ込んで聞いてみると、

「実はメタカツの一番の敵は空耳だと思っています。
耳の能力は高いレベルで安定しているので、
実はもう最初から正しい音を拾っているけど
問題は結構チャランポランな脳が
どの程度のレベルで音を認識してくれるのか?
更に細かく切れ込む音の認識までには時間がかかると云うことなんです。
必死こいて唄うと切れ込む前の音で脳が強く認識してしまうので
これが空耳と同じ形で残ってしまいますから「これで良し」となり
その先切れ込む音を脳はもう認識しようとしなくなってしまいます。
だから敢えて唄わないことで
脳がより切れ込んだ音を正確に認識してくれるよう、
音は変化するんだと云う大前提の元で音を決め付けず
常に柔軟に切れ込んだ音に対応出来るよう構えるのが肝要なんですよね。
切れ込んだ正確な音を脳に認識させるのが
先ずは一番大切であり重要なのですよ。
正確に唄う回路設計はその後で全然オッケーなんですよ。
そうすれば自ずと脳から口へ出される指令も切れ込んだ正確な音になって
音源通り唄えるようになって行くわけなんですよね。」

という返事が!!

なんか、すごく納得してしまって。。。

私も元々は空耳がかなり苦手で

今でこそ許容できるくらいには慣れたけれど

当初 邪魔されてる感じで しんどかったことを覚えています。

そして、

確かにうたうことで

音を決めてしまってる感じはあるように思います。

それでも、徐々に自分が聞こえる音も変化するし

出す音も変化して切れ込んでは行きます。

ただし、

最初にうたわずにしっかり聞くことで

その辺もっと時間を短縮できるんだろうなと思いました。

*****

すごいのは

これを実践してことばにしているkちゃん!

さらにすごいのは、

この方法でGetした彼の多言語が

ネイティブに普通に通じているということ。。。😍

キャンプ中に、

フランスから遊びに来た二人組がいたのですが、

kちゃんのフランス語がばっちり通じていました。

音がそのままきれいに入って出ている証拠。。。

さすがっす😂

彼の実験を自分も追いかけてみたいと思います。

右耳から聞いて

無意識でマルチタスクしながら聞く環境を整えてみませんか?

まずは、

実験!やってみる!

それが最初の一歩です!

↓Kちゃんと一緒にうたったことで感じた自分の変化の話↓

タイトルとURLをコピーしました