「嘘じゃない」ということ

その他

今日、また一つ多言語環境の場、

Hippoのファミリー活動の場を増やしたいという人の

想いを聞きました。

要するに 

ファミリーをひらくフェロウになるための面接がありました。

といっても そんな仰々しいものではなく

自分の想いを語ることと

いくつかの確認をするといった感じ。

でも、

この時間に いつも最初のころ

つまり 振出しの気持ちを思い出させてもらえる気がして

私はこの場が好きです。

初心という程 フェロウになって時間は経ってませんが、

常に そういったアンテナを張っておくのは 

大切なことだと思っています。

***

変な言い方ですが、

コロナのおかげでオンライン化が進み

どこからでも人とつながれるようになったことで、

この出会いがありました。

そして、

自分の状況が 家から出られなくても

こうして 遠くで自分と同じような想いで

活動の場をひらこうっていう話を聞くことができました。

有難い話です。

出逢いにも、つながり続けていられることにも感謝です。

***

で、ここからが今日の本題!

面談の中で 心に残ったことばを紹介したいと思います。

「嘘じゃない」

Hippoの創始者 榊原陽氏は 

よくこのことばを使っていたと聞いています。

『「本当のこと」ということばではなく

「嘘じゃない」ということばを常に使っていた』と。

わざわざ「本当」でなく「嘘じゃない」ということばを

使っていたその真意

ずっと気になっていました。

一見「=」に感じますが、

そういうことでもないのです。

気になってはいたものの、

そこを深く掘り下げて考えたことはなかったんですが、

今日 榊原氏がどう言っていたかという話を 聞いてしまいました。

なんだか 哲学っぽいなぁと思いましたが、

すごく腑に落ちたので、心に留まりました。

「本当」というのは、

頭で考えて納得して出てきたもので

「嘘ではない」というのは、

その人の実体験からのことば。

つまり、

体験が伴うから、誰にも口出しできないんですね。

その人が 体験して初めて感じたことばだから

「嘘じゃない」し、

誰にも 何も言われようがないわけです。

すごく ストンときました。

私も 嘘でないことばを つむいでいきたいなぁと

思いました。

***

それと同時に

やっぱり 自然を見つめながら

頭でっかちにならずに 

決めつけずに

色々 みんなの 話を聞きながら

揺らぎながら 

生きることを

楽しんでいきたいと思いました。

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