続きです!
それぞれに変化があった
マレーシアのお兄ちゃん受け入れ!
日が経つにつれ、色々忘れていってるんですが・・・
とりあえず覚えてることだけでも!
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以前の記事に既出のこともあると思いますが、
その時に私が話した内容をさくっとまとめて記録しています。
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二男のZoomファミリーで
マレーシア受け入れ報告を突如することになり、
三男・二男がしたあと、
「お母さんもしなさい」
と二男に言われ話すことになりました。
急なことで話す内容はバラバラだったけれど
母なりに気づいたことを報告しました。
①食事
彼はとても厳格?敬虔な人だったので、
食べ物に関しては全部チェックしてもらいました。
豚肉はもちろん、添加物系・みりん・ゼラチンなどは完全にOUTでした。
だから、うどんを食べた日も
和だしとお醤油だけ。
BBQをした日ももちろん一切豚肉系は出しませんでした。
それどころか、きっと嫌がるだろうと思ったので、
網やトングを全部新しいものを用意しました。
今後またムスリムの子が来てもいいように、
きっちり別に残しておくことにしました。
②ヒジャブ
基本、初潮を迎えた子がつけるらしいですが、
それなりの年齢になったらつけるように母親に言われるケースもあるようです。
インスタントのヒジャブもあるといわれ、
はじめインスタント=簡単な食事みたいなイメージがあったから
Ready madeの意味で使ってるのに気づいて、
は!っとなりました。
ちなみにインスタントのヒジャブは
既に顔をはめる部分が布の両サイドにあって
輪になる感じで縫ってありました。
片方の輪を顔にはめて、反対側も顔にはめる感じです!
③お清め
井戸の水が嬉しいようでした。
まさかのお寺、異教の地になると思うんだけど、
それなのに、境内にある井戸をとても喜んでいる感じでした。
二男のメモにもあったように
体の各部分をしっかり洗います。
鼻は指を突っ込んでまで洗うようなしぐさをして教えてくれました。
私は実際やってるところは見てないけれど、
お清めの仕方を教えてくれる時にそういう風に言っていました。
④お祈り
お祈りは日本?ここの地域?からは292度で、
毎回コンパスで正確に方向を確認していました。
その時にできない場合は、ちょっと後から時間をずらしてやっていました。
空気を読みつつ、ちょっと今いいかな?って感じでいつも聞いてくれました。
きっとこれだけは譲れないけど、
ちゃんとこっちの生活リズムも考えて
色々配慮しながらお祈りしてくれてたんだと思います。
これも人によるらしく、
旅行中は帰宅してから一ヶ月分まとめてするの~って子もいるらしいです。
⑤出身はサバ
サバ州の子だったんですが、
サバはとってもシーフードがおいしいらしいです。
ヒジャブを留めるブローチもパール付きのものがあってとってもかわいい感じでした。
スシキングというお寿司屋さんが大好きだそうです。
この時完全に忘れていましたが、
スシキングはマレーシアのチェーン店であって、
日本のお店ではないことに後で気づきました。
マレーシアに住んでいて、
同じく私もそのお店で食べたことがあったので
ついつい彼の話を普通に聞いてしまってたけど、
日本にはない店や!って後で気づきました。
ちなみに、
お寿司のお酢も特殊なお酢だそうです。
⑥子どもたちの変化
もう既に前のブログで書きましたが
子どもたちの変化が大きかったです。
もともと私は多少マレーシア語を日常に使っていたけれど、
これを機に、子どもたちが日常でマレーシア語を使い始めました。
今までは理解しているけれど、
使ったのは見ていませんでした。
子どもたち同士で使い始めたのが正直びっくりでした。
⑦サヨナラの挨拶
サヨナラをするときお兄ちゃんは結局一度も握手してくれませんでした。
やはり女性と男性はそういう付き合い方なんだなと。
毎回右手を胸に当てて深々お辞儀をしてくれていたけれど
握手とかハグなんてありえませんでした。
一度1才8ヶ月の長女がお風呂からすっぽんぽんで走って出てきたときに遭遇した時は
咄嗟に反対向いてました。
ごめん!!って思ったんですが、
と同時に、赤ちゃん相手でも本当にダメなんだなとおもいました。
話を戻しますが
サヨナラの時のことです。
帰りは近所のメンバー宅に泊っていた
マレーシアの女性の学生さんたちも一緒でした。
彼女たちは私とハグしてくれました。
その前に握手も!
その握手の時に私の癖が出ました。
握手をした後、
そのつないだ手をおでこにもっていっている自分がいました。
あまりにも自然な行動で気づかなかったんですが
彼女たちが「わー」って感嘆の声をあげてくれたから気づきました。
そう、これは日本のしぐさじゃない!
マレーシアに住んでいた時の行動が
マレーシアの子たちによって引き出されたんだと思います。
衝撃でした。
自分の中にこんなにもマレーシアに住んでいた時のことが残っていたなんて!
すごく嬉しかったです!