二日目の話をします。
この日は、午後にも川へ行ったんですが、
その場所は
ちょっと勇気がいる感じ。

どんなところかと言うと
大きな岩がごろごろあって、
その岩から飛び込みがしたい人は
そこに行きつくまでに一旦川へジャンプして入らないといけない。。。
そんな場所です。

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去年 同様
どんどん川を降りて行って
そのポイントまで歩きました。

みんなの足の運びを見ていたら、
なかなか大変そうだった4歳11ヵ月のRちゃんも
以外にも結構自力で歩きました!!
そのRちゃん、
みんながどんどん川へ飛び込んでいく中
ひたすら 口をつぐんで
じっと川を見つめていました、、、
(。-`ω-)…
飛び込みたいんだよね・・きっと・・・
だけど踏ん切りがつかない。。。
そんな顔をしていました。
でも、あまりにも真顔なので、
何かあるのかなとおもい
とりあえず横で寄り添ってみました。
でも、
うんともすんとも 言いません。。。
(*ノωノ)
仕方ないので
しばらく付き合って
横でみんなの楽しそうな飛び込みを
見守っていました。
ヾ(≧▽≦)ノ

どんどん時間がたって。。。
その間にも
何回かにわけて
「したい」か「したくないか」
「○○と一緒に行きたい?」「××と飛び込みたい?」
そういうことばを
かけてみました。
でも、一向に
表情に変化はありませんでした。
まるで大仏かお面のように
表情筋がちっとも動いてなかったことを覚えています。
嫌なら嫌って言ってくれていいのに。。。
という想いは、口には出さなかったけれど。。。
( *´艸`)
そして
40分は経とうかという頃・・・
変化が起こりました。

まず、
ちょっと固まっていた顔の筋肉が動いたんです。
どうしたいのか聞いてみても
やっぱり返事はないんだけれど、
それでも、
何かさっきまでとは違う様子なので
もう一度色々聞いてみました。
**
そしたら、
「やらない」
とか
「行かない」
に反応している様だったので
もう一度聞いてみました。
そのとき 初めてはっきり「やらない」って聞こえました。
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そのことばが出たのは初めてだったので
「やらないんやね?わかった。よく決断したね!」
って言って その場を離れました。
**
少しして、
「いざ遊びの時間は終了!」ってことで
「かえるよー!」
って大声で叫びながら
少しずつ荷物を片付け始めていたら、
あの一ミリも動かなかった子が
逆走して
さっきまでいた川の淵へと戻ってしまいました。
全体を何となく見ていた私としては
自分の持ち場を離れられないし、
全体の予定をずらすわけにはいかなくて
結局 心に引っかかりながらも
その場を離れました。

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この時うっすら感じたのが
「きっと飛び込みに行ったな。。」
でした。
*もちろん、彼女の行動について行ってくれている大人がいることは把握していました。*
でも、あんなにもはっきり「いかない」って決断したんだけど。。。
それでも、またもどったか。。。
すごい葛藤だなって思いました。
何といえばいいのか。。。
自分のしたいことに忠実?
きっとこのまま帰ってたら
後悔しかないんだろうなぁ。。。
と思っていました。
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いろいろなものが心の中で
絡み合いながらも
自分のWANTに忠実に生きているこの子を見て、
かっこいいなぁと思いました。
決断ができるってすごいです!!
この一言は なかなかでるもんじゃぁないよなぁって思います。
***
***
後で聞いたところによると、
この時 一大決心をして
みんなが飛び込んでいたところに戻った彼女は、
結局のところ
飛び込まなかったそうです。
その後も
心の中ですごく葛藤があったのは確かなんですが・・・
飛び込めなかった・・・

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ちなみに、彼女が踵を返したとき
追いかけて 付き合ってくれたのが
あるパパさんメンバーと我が家の二男でした。
彼女のママさん曰く、
2人の受け止め力がすごい!!
本当にすごく広い受け止め力だったって
語ってくれました。
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どうにも動かない子を前に
二男が、
「俺が水に落とされたらいいか?」
といってパパさんメンバーに川の中へ投げ飛ばされてみたり・・・
いろいろと試行錯誤したようです。
手を変え品を変え がんばったけれど
なかなか納得はしてもらえず。。。
大分経ってから戻ってきました。
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こういう話を聞くと、
相手に寄り添える力もばっちりついているんだなぁと
二男の成長も見えて嬉しかったです。





