この春休み
山奥から3人の新小学3年生が
親元を離れて冒険にでかけました。
詳細は↓↓こちら!
で、その一連の報告をうけて
お母さんたちにも 思いの丈を話してもらいました。
話の中身をいくつかに絞って端的にまとめておきました!
***
今回このママさん達のシェア会をしてよかったなと思った
最大のポイントは、
3人共
子どもが行くことに対しての想いも
行ってる間の状態も
全然違ったんです。
これをシェアしてくれるだけでも
みんな違う想いで送りだしてるのが分かるし、
帰宅後の報告からも
各家庭で色々違うんだなぁ~って分かるのがいいなと思いました。
***
*不安で仕方なかった女の子Kの母:V
*山奥から雪学に行ったMの母:R
*お父さんの参加を断ったHの母:Y
***
★雪学に行くに至った母の気持ち
V&Y:紆余曲折はあったけど最終的に本人が行きたいといったから。
R:そもそも行ってほしいと思ってた!
同じく山奥で生まれ育ったR、
世界は学校と家の前の畑だけ。
学校の児童数も超少数だから、
友だちも選べない。。。
つまり、
世界は広いことを知ってほしかった。
「私がHippoに入った理由の一因はここにある!」
だそうです。
★行ってる間の話
Vの場合。
見送りに行って、去り際
娘の涙を見たこともあって
「大丈夫かな~今何してるかなぁ~」
ってずっと気になってたみたいです。
それが
その気持ちを同じく雪学に送りだしたママたちに出してみたら、
そんなん気にしてなかった~っていう話を聞いて
ちょっとすっきりしたそうで
その後
まぁ大丈夫やろ!
って気持ちになったそうです。
面白いのが、
その境地に至ったV、
家で今迄と一転けろっとしていたら、
逆に今迄「大丈夫や」って言ってた旦那さんが
「大丈夫かなぁ~」モードになったそうで!!
聴けば、
旦那さん的には
奥さんのVが不安なのに自分も不安を出すわけにはいかんと思っていたそうです!
素敵な話だなぁと思います。
余計にVを不安にさせるから、
自分の不安を出さなかったんだなぁ~って。
話はちょっとずれますが、
これって、家庭で子どものことを叱るときにも大事だと思います。
お父さんとお母さんが共に叱るのはよくなくて。
逃げ道作るわけじゃないけれど、
やっぱり片方が叱る役割をした場合
もう片方はしかるべきじゃないと思っています。
★同じ宿の人から我が子の様子を教えてもらったことに対して
↑
3人共 とっても感動していて、感謝もしています。
私も経験がありますが
教えてもらわないと
全く子どもの様子が分からなくて😱
だから、
こんなにも他人である我が子のことをしっかり見守ってくれていて
それをことばにして伝えてくれることに対し感激しかないです。。。
R曰く
こうして後でメールなりで様子を教えてもらえることに対して
すごく有難いだけじゃなくて
同じ立場になった時に
同じように見守ってあげたり
寄り添ってあげたりできるのかと思う。
且つ、
我が子Mを通して、
こんな人になりたいって
思うようになった。
そういう報告を受けて
我が子のそういう姿を
知らない人に教えてもらうからこそ
素直に 子どもが頑張ってきたんだなって
受け止められる。
&
V曰く
「逢いたい人ができた」
「お礼が言いたい」
「今までも頭では人に逢いに行くのはいいことって分かってた。
でも、
ここまで分かってなかった!
お金とか時間とかかかるなぁ~ってやっぱり考えてた。
今は、
逢いたい人ができたってこういうことかって思う!
&
Y曰く
事細かに我が子の様子をかいたLINEが届いて、
感謝しかなく、たくさんの写真の中に
Hと一緒にうつってる仲よさそうな子がいれば
逢いたくてたまらない。
↓
R:M自身が報告で
またみんなに会いに行きたい!って言ってた!
★チャットから
『小さいときに
親以外の多くの素敵な大人に出会うことで
その子の人生が豊かになるかどうか決まるって言われてるよね♪』
↓
R:本当にそうかも!
普段、家ではめちゃくちゃだし
いうこと聞かないけど、
でも、
ファミリーでもそうだけど
そうやって いろんな人からMの素敵な話をたくさん聞いてるから、
家でそういう姿を見ても
それだけじゃないって分かってるから!
だから、無駄にイライラしないかなと思う。
↓
V:そう!子どもを尊敬できるようになってる!
私なら Kみたいに知らない人に声かけられない!って思うの!
我が子ながら尊敬。。。
★Zoomの回し方
3人の回し方が絶妙。
質問や回答もポンポン出してる!
ちゃんと時間内に終わる。
どんな質問も「え~?」とかならずに受け止められてる!
→「そんなん言いなよ!って言いそう!」
★泣いてもいい!
報告でホームシックになった話を
子ども達自身が、自分の口で伝えられたことを
RもVも驚いてました。
「泣く=恥ずかしい・ダメ」
って思ってる節があったけど、
それが払しょくされてた。
多分。。。雪学でみんなに大切にされて
ホームシックになってもいいんだって思ったことが大きいのかなと。
↓
それが子どもたちに浸透して
我が家の二男も
別のちびっこに泊りにおいでよ~って言った時に
「寂しかったら泣いてもいいんやで」
って言ってたそうで、びっくり!
二男は本当に優しいです。
我が家の兄妹以外には!(≧▽≦)
★報告会の感想
R:自分でことばを紡ぎ出すことで、
感じたことを より深く感じることができた。
V:自分でことばにすることで
自分が感じてたことが新たに分かる感じでした。
➡Kが帰宅直後は「もう行かない!」だったのが、
報告会を重ねたことで
「今度行く時は下の子を連れて行ってあげる。」
とか
「寂しくしている子にNがしてくれたみたいに優しくしてあげる。」
って言うようになった!
雪学は大きいものなんだけど、
一層大きくなった!
Y:こどもたちが作ってくれたつながりを
親たちファミリーみんなで共有していけたらいいなって思った。
山の中のフェロウさんN
今まで以上にリアルに身近に感じた交流だった!
ぐっと成長した新小3の周りに
報告聞いてないようで聞いてるちびっ子たちがいる。。。
血縁関係ではないけれどファミリーという縁の中で見させてもらってる幸せ。
親としては、
我が子が二年後どういうふうに踏み出すんだろう。。。と思う。
3人が行った交流だったけど、
(行ってない人も含め)みんなが世界が広がった感じがして面白い!
こうやって みんなの絆が広がっていくんか~って
肌で「交流」を感じられるようになった!
***
もう言うことは何もないくらいに
嬉しいオンマたちの報告会でした。
きっと行かす前は、
すごくドキドキしたし、
いろんな葛藤もあったと思います。
行く言うたくせに!ってイラついたりもしたんじゃないかと思います。
でも、
行かせてくれたから、
3人も成長したし、
まわりのみんなも本当にいろんな気づきが成長があったと思いました。
で、
いつも思うんですが、
やっぱり何か行動した後、
必ず想いをことばにする!
これが大事!ほんまに大事!
「報告会」って言ってるけど、
そんな仰々しくなくてもいいんです。
だらだら井戸端会議でいいんです。
ふと思ったことでも何でもいいからことばにしてみる。
そしたら、
自分の気持ちに気付いたりします。
すごい発見につながるときもあります。
★追記!★
せっかくお金かけて行った交流!
体験をことばにして経験にするまでが大事!
それこそ本物の交流になっていくと思います!
***
今回3人がオンラインでしか出会ったことのなかった方に
雪学で会ってきました。
その方も 今回の雪学に関して手記を残していますが、
自分の想いをことばにしたことで
オープニングで
「『雪の学校』じゃなくて
『多言語雪の学校』って言って!」
って言ってた意味が分かった!
と書いてありました。
本当にその通りだと思います。
***
あと、報告会では言いそびれましたが、
こんな遠いところから
どっか交流とかに出かけるって
なかなか無理だし
他のファミリー もなかなか遠いから大変。。。
でもわったがった(ウロウロ行き来)はしてほしい。。。
ほんまに大事だから。。。
だから
数年前に山の中でキャンプに踏み切ったんです。
行けらんのやったら来てもらおう。
だから
コロナ以後、オンラインで各地とつながった時
めっちゃ この山奥の地域をアピールしてきたんです。
そしたら
高校留学にイタリアにいったお兄ちゃんが
山奥のキャンプで 二男に逢いに来てくれて!
その半年後、
二男が彼に会いに行きたいって言って、
一人で2週間にも及ぶ一人旅に出ました!
こうやって会いに行きたいって思う人ができるって本当いいなって
そうなったらいいなって思って
一層山奥でのキャンプにかける思いが深まりました。
山奥にたくさん人を呼んで、
そこで「人」と出会ったら何か変わるかなって。。。
それが秋に山奥のフェロウさんが、
遠方へ新人フェロウ合宿に一緒に行ってくれて、
そしたら
今度は彼女に会いたいって山奥目指して
来月来てくれることになって!!!
そして雪学。
多分行かす前は思ってもみなかったと思うけれど、
宿で子供が出会った人に会いに行きたいとか
ファミリーに連れて行ってあげたいとか
そういう想いが 今溢れていると思うんです。
それがすごく嬉しいんです。
ホンマに。
人が動くって 本当にすごいなと思います。
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