雪学報告①:新小3 3人組

交流・キャンプ

以前 我が家の 長男 二男が

別々の年に 参加したことがある「雪の学校」。

通称「雪学」。
↓↓↓

MultilingualCamps
多言語雪の学校・ 飯山コース ■場所:長野県 飯山市 戸狩温泉民宿街 ■日程:2025年3月26日(水)~3月29日(土) ■定員:800名 ※定員に達した後はキャンセル待ち受付となります。 ★参加費、キャンセルポリシーなど詳細はこちら★

今年 我が家からは 誰も行きませんでしたが、

地域から3人の新小3が参加しました。

バラバラの市町村に住んでいて

いつも一緒というわけではないけれど

でも、やっぱりそこは仲間!

団結して3人で行って帰ってきました!

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普段電車なんか全く乗らない山奥の男子「M」!
↓この記事の子!

お父さんが「家族で参加しよう!」って誘ったのに

「ボク友達と3人で行きたいから!」って断ったお父さんっ子の男子「H」!

↓↓↓
この記事の、司会に立候補した子!

自分で「行く!」って言ったものの

日程が近づいてきたら不安でしかたなかった女子「K」!

↓↓↓この子!

この3人で行きました。

3人共 その家の第一子。

送りだしたご両親もそわそわ。

各自、一人ずつ 妹、弟がいる家庭でした。

きっと下の子も なんだかそわそわな日々んだったんじゃないかなと思います。

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***

★山奥のM★

行くってなったものの、

いざ日程が近づくと不安で

行きの電車もさみしくて・・・

だったらしいM!

でも、帰ってきて今思うのは

雪学が楽しくて(日程が)短く感じたそうです。

料理が好きなM君は、

今年で販売終了らしい「りんご肉まん」のことをやたらと詳しく知っていました。

どうやら質問したようで、

昔は煮込んだ🍎を刻まずに入れていたけれど、

皮がはがれて不良品になることが多かったそうで

以来刻んで入れたそうです。

しかも、

「煮込んだリンゴは絶対絞ってると思う。
煮込んだまんまだとべちゃべちゃになるから、
絶対絞ってると思いました。」

と熱弁してくれました🤣

ご当地料理の「笹寿司」のこともしっかり知って帰ってきました。

ご飯で一番おいしかったそうです!

「ゼンマイを煮たやつと卵、紅ショウガで、
とんがってる方が紅ショウガ。
口を切らないようにゼンマイからたべる。
最後に魔よけの紅ショウガをたべるそうです。」

と、かなり詳しく話していたので、

多分宿の人に質問したのかな?と思うんですが、

その辺まだ詳細聞き出せていません。

とにかく、

料理のことになると饒舌になる新小3男子🤣

見習わないと!!って思います🤣

車のナンバーも見ていて、

普段みない車のナンバーをちゃっかり観察してきてました。

***

★お父さんの誘いを断ったH★

雪で冷やしてつくる雪原アイスクリームを作った時

乱暴に扱ったようで、

種をこぼしたそうです。

「次にどうしたらいいか分かりました。」

みたいなことを言っていて、

これが失敗は失敗じゃないってことだなぁと思いながら聞いていました。

鬼ごっこもそうで、

追いかけてタッチするだけのゲームだけど、

走っている人をタッチするとき

その加減を間違うと危険です。

転ばせてしまうし、

その後から自分も引っかかってコケると思います。

今は鬼ごっこもする機会が減っているとかで

手加減できない人が増えてるそうです。

なんと嘆かわしい・・・

まずコケる経験が大事だけれど

子どもの時にこけてないと

大人になってコケるとおおごと!

*実際にこけるって意味でも言ってるし、
大きな失敗って言う意味でも言ってるつもり。

こういう時期に色んな経験をすることは

本当に大切で、

後々の人生経験に全部つながっていくんだろうと思いました。

今回のZoomを回すことにしてもそうです。

私は、全部子どもたちに任せました。

司会は「K」がしてくれましたが

そのフォローをBoysがしっかりしていたなぁと思いました。

他にも

電車の中のトイレの話もしていて、

流した後に水がたまっているのが気になったそうです。

ユーススタッフの人がずっと放送していたことも言ってました。

彼は物の仕組みとかが大好きだから、

「トイレの構造」や「放送」とか

そういうことが気になったんだと思いますが

それに気付けるってことは

周りのことを見れるようになるってことなんじゃないかなと

ふと思ったりもしていました。

***

★行く前不安で押しつぶされそうだったK★

最初に「行く」って言った時

ほんまに大丈夫かお母さんが尋ねたら

「友達はあっちに行ったらできるから!」

って即答されて、

はじめはマイクすら持てなかった子だったのに。。。と、

この一年の成長の凄まじさに衝撃を受けていました。

でも、

日程が迫ってくると

突然実感したのか

不安で不安で仕方なかったようです。

お腹痛くなるかもとか

病気になるかもとか

報告では死ぬかもってワードも出てきていて

そんなにも不安だったんだ!

ってびっくりしました。

実際、

宿についた後

体調不良で帰宅した子が数名いたそうです。

次は自分の番だと思って、

すごくしんどくなったそうです。

なんとか乗り切ったようですが!

!(^^)!

報告Timeでは 想いがあふれまくったK!

Zoomでの報告Timeも一番乗りでした!

以前Zoom企画で司会を頼んだときは

「え。。。ちょっと。。。無理かも」

って言ってましたが、

今回はさくっと

「あ、OKです!します!」

って即答!

人間ってこんなに成長するんだなぁって衝撃でした。

Kの報告で一番印象的だったのは

英語を話す子との出会いのこと。

「一番うれしかったのが英語!
英語を話す友達ができて
多分伝わってたの!
彼女と話しが通じたのが一番嬉しかったの!
雪学もすごく楽しかったんだけど。。。
今までホームステイの受け入れでは 
あまり(自分から)話しかけたことなかったけど
今回、
雪学より彼女と話したことが嬉しかった!
話が通じたことが嬉しかった!
私きっとああいう想いは忘れないと思う。」

と言ったんです。

そして、

次のホームステイ受け入れの時の目標になると思う。」

とも言ったんです!

もう、語彙力なくて困るけど

すごい!しか言えないです。

Bagus!

まらじぇ!

英語を話す子と話が通じたことが

彼女の自信にすごくすごくつながったんだなと思いました。

その想いをことばにできていることもすごいです!

あと、

カメムシの話も面白かったです。

なんと、宿の部屋に「カメムシ」と「蛾」が結構いたそうです。

そして、

そのカメムシを見た子たちが騒ぎ出したそうで、

大きい子が対応してくれたんだそうです。

ただ、その方法が

ガムテープでぐるぐる巻きだったそうで(;・∀・)

「私ならティッシュでつまんで出してあげるなぁ

いのちが。。。」

って言ってまして、

去年のトラカレをまた思い出していました。

ちゃんと 子どもたちに 

↑このときのことが根付いてるんだなぁって嬉しかったです。

ただ、付け足しで

「外に出してもまた入ってくるかもと思ってくれたんだろうな~」

みたいなことも言っていて、

ちゃんと対応してくれた大きい子たちのことを

想っての発言も出てるなぁって。。。

すごくびっくりしました。

他にも、

「持って行った方がよかったものは?」

の質問に対して、

「ご当地SADA」

と答えたことも面白かったです。

各地の人が集まると、

自分の地域の有名なこと/ものを紹介するダンスがあるんですが、

それをちゃんと覚えて行けばよかったと言ってました。

その辺の感覚も新しい人との出会いで生まれたみたいで

嬉しかったです!

やっぱり、

自国を知ってこその海外!みたいなもので、

自分の地域をしってこその他地域なのかなと。

自分のこと、

地域のことを

知ってもらいたいっていう思いも生まれたみたいで嬉しかったです~。

***

***

↑上に書いたことは

報告のほんの一部です。

もっともっと色々ありました。

ただ、全体を通して思ったことが一つありまして。。。

今迄聞いてきた「雪学報告」とちょっと違うなぁって思ったんです。

まだうまくことばにできてないのですが

同じように思った人が複数いてて、

全く同じ感想を話していたので

多分私の欲目ではないと思います。

それは

何かと言いますと!!

目線が違うんです。

何というか。。。

うまく説明できませんが、

大抵の人は

町から山奥へ行くわけで

そういう中で見えたことを報告しているんです。

でも、

この子たちは

今いる場所が そもそも田舎、山の中。

だから

田舎や自然に対しての感想が

ちょっと違うんです。

虫だって日常だし、

だから自分のする対応と違うことに衝撃を受けてたりするわけで。。。

なんか、そういうのも感じられて面白かったです。

報告はしばらく続くと思うので、

また是非入ってあげてください。

引き出してあげてください。

どうぞよろしくお願いします。

ヾ(≧▽≦)ノ

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