山の中で生活してるメンバーのお子さんが
命について、ものすごく真剣に考えているのが分かったので、シェアします。
山の中ですくすく育っている 小1の彼は、
感受性がとても高い子。
先日一時間以上かけて山を越えてHippoのファミリーに来てくれた時
我が家の長女がケガをして ちょっと赤くなったくらいだったのに、
痛そうで見てられなかったらしく、
ウルウルしながら顔を覆っていました。
そんな話をしていたら、
彼のお母さんが
『本読んでも泣くし、
寂し気な音楽聞いても泣くのよー。
小さい時に、テレビで何とかレンジャーってやってるでしょ?
あれ見て、「なんでなんで??なんでー」って、泣いてた。
戦うとかダメなよね。
グランドの桜の木を切られてるの見て大泣きして、
「何で切るの?」って職人さんに言いに行って、その工事ストップしたんだよ。』
って言うんです。
(追記:しかも、詳しく聞けば、役場まで話が行って、議会で正式に工事ストップが決まったそうです。。。衝撃!)
すごいピュアにそだってるな~
って思ったんですが、
ふと。。。
こないだ 郷土料理のなれ寿司をつくるのに
サンマをさばいてたんです。
それも、135匹も!
すごく上手に・・・
小1で魚さばける時点で、すごいんですが、
あんなに感受性が豊かなのに、
魚はさばけるんだ。。。と思って
そのお母さんに突っ込んだら、
ちょうどタイミングよく、
そういう会話をHippoメンバーの他のお母さんと その小1の彼がしていたことが判明!
その会話を LINEで報告してもらったそうなので、
私にも許可をもらって 転送してもらいました!
『・・・彼が言ってたことで、ほんとにびっくりしたのは、
こないだ、山の子塾で罠を仕掛けたんだって。
それは、彼が、獲物をとってみたかったからなんだって。
獲物をとりたいと思ったっていう、それにも驚いたんだけど、
私が「獲物って例えばどういうものを想定してたの?」と聞くと
「うさぎとか、かな」っていってさ、
私が「何のためにとるわけ?食べる?」って聞いたら
すっごい渋い顔になっちゃって
「僕さあ、それをちゃんと考えられてなかったんだよなー。
とってどうするかって考えないでやっちゃったの。
だから、捕れなくて本当に良かったんだよ!
それで、Nさん(山の子塾の主催者であり、山の中でHippoのファミリーも主催してる方)が、
とる前に、とった後どうするか、
食べるならいただき方を学んでからとったほうがいいんじゃないかって言ったの」
ってさ。
それで、2/18の山の子塾で鶏をつぶすんだって。
私さ、「それ見たら、食べられなくなっちゃいそう」って言っちゃったの。
うちの息子もね?「僕空手審査会で行けなくて良かったー」って。
でも彼は、
「みんな食べてる鶏も誰かが潰してくれてるから食べられるんだよ。
それに感謝しないといけないし、僕はやりたいよ」っていうんだよ。
本当にすごい、もう覚悟決まってた!』
***
「命」について ここまで考えの及んでいる小学1年生もなかなか珍しいと思います。
常日頃 私も口では言ってるので、
我が家の子たちも そういうことを分かってはいると思います。
でも、多分 心底 理解まではしていないと思うのです。
だから、経験してほしいと思っていました。
***
私が小さいときも
近所のおじさんに声かけてもらって、
鳥を捌いたことがあります。
それが自分の根底にあるので、
今尚 食べ残すことに対して
ひどく厳しい部分があります。
だから、
ずっとそういう経験を我が子にもしてもらいたいなぁと
思っていたところに
山の子塾でしようかと思ってると去年だったかな?聞いていたので、
大賛成でした。
でも、残念なことに2月18日は ちょっと我が家は予定が合わないので、
3月に改めて企画し直してもらうことにしました。
決行できたらいいなぁ~!!!
ちょうど、
「命」という意味では
昨日書いたオープントラカレの内容にも
すごくつながってくるなと思います。