長男 10才になりました!④~『量子力学の冒険』の時間に得たもの③

子育て
今は『フーリエの冒険』読んでます。

コロナ自粛の時に繋がった縁で

『量子力学の冒険』を読み始めた長男。

ただただ読むのが面白いんだろう

数式の時なんか特に楽しそうだし

と思ってはいても

隣で聞いていて

これのどこが楽しいのかは分からないのだけど

我が子が楽しそうなのは親も嬉しいものです。

付き合うコツは、

こっちもその時間の楽しみを見つけること。

というわけで、

長男がありったけの想像力を発揮して熟語を読んでいく

その当たりのつけ方が面白くて聞き続けていました。

「あ~そう読むのね。」

「あれ?昨日まで間違ってたのに、読めるようになってるわ・・・」

などなど

面白いのが、日本語で書いていなくても

音を知っていれば意外と読める事実。

8才でも同じでした。

例を挙げるとすれば、

Vamos!バモス!

8才でも「バモス!」読めてました。

まぁ、文字のままと言えばそのままですが。

でも、

EinsteinやHeisenbergも読めていました。

初めてみた時

「eイン。。あ~アインシュタインか」

と、一瞬考えたかな?

それだけで、あとは何度出て来ても

何の迷いもなく「アインシュタイン」と読んでいました。

「干渉」は結構長い間「かんぽ」と読んでいたりもしましたが。

で、

前回、大事なのはここからです!

で、終わっていたのですが

『量子力学の冒険』の最終章だったか

おわりに

だったかのあたりで…

長男が突然叫んだんです。

「え!?またひっくり返るの?」

って。

で、私、何々??

ってあっけにとられてたら

ざざざざざーっとページを前にめくり

何ページか戻って

「ほら、ここでこう言ってる。」

また何ページか戻って

「で、ここでもこれ。。。何回ひっくりかえされるん!?」

って言ったのです。

衝撃でした。

ただただ文字を追うのが楽しくて

数式を読むのが楽しくて

時々みんなに褒められたりするのが嬉しくて

読んでるのかな~と思っていたんです。

私はひたすら彼の文字の読み方だけを追っていて

「あ~今日はこう読むんだ!」

「すごい!当たりのつけ方!」

「いい線いってるなぁ~」

とか思っていたわけです。

読みかたばかり見ていて。。。

つまり部分にばかり囚われていて。。。

一方 

長男は全体を見ていたんです。

全体を把握しながら読んでいたんです。

漢字の読み方とかは間違いつつも

内容を理解していないときも勿論あるんだけど

いや、ほぼ分かってはいなかったはずではあるんだけど

大まかにはつかんでいたわけです。

ざっくり分かっていた。

分かるところだけ分かりながら読み進めていたのです。

本当に衝撃でした。

部分にとらわれていた母と

全体を大きく把握していた長男。

正直、かなり恥ずかしかったです。

子どもに教わることは

多々ありますが、

今回もまさしくその事案でした。

続きます!

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