長男 10才になりました!②~『量子力学の冒険』の時間に得たもの①

子育て
マレーシアでも日本人会館で本から離れず!

前回の記事にあるように、

我が家の長男、

8才の時に『量子力学の冒険』にであい、

何故か不思議と毎日読み続けていました。

母には何が面白いのかさっぱり。

でも、

母もそれに付き合ううちに

彼とは違う面白さを見つけました。

それは、長男がどういう読み方をするのかを観察すること。

例えを出す前に、

読み方について説明させてください。

基本的に、

言葉を自然に獲得していく過程を楽しんでいるところがあるので、

長男が間違えて読んでも放置しています。

ただし、読み終わった後のシェアでみんなが感想などを言ってくれるときは間違った使い方はしていないので、彼がたまたま聞いていたりすると、次の時にちゃんと読めていたりします。

つまり正解を隠しているわけでもありません。

聞かれると答えたり、漢字なんかだと何と読むか考えさせてみたりすることもあります。

今ではほぼ読めるので教えることもそうそうありませんが。

もちろんつい間違いを指摘しちゃったり、やっぱりあえて放置してみたりするときもあります。

その時々で違いますが、基本学校でやる音読とはスタンスが違います。

で、

今までの読み方で面白かったものをいくつかあげてみます。

例えば

①「書斎」

彼はすらすらっと「しょさい」と読めました。

え。。。8才でさすがに「斎」は知らんでしょう、

しかも我が家には書斎何てありません。

日常に使っていた言葉ならまだしも。。。

聞けば「書写の書と葛飾北斎の斎やから」と的確な答えが返ってきました。

おお!考えてる!

そういえば小2の頃から伝記が好きで読み漁っていました。

②「言語道断」

「げんごどうだん」と読み、Lineの向こうで聞いてくれている人が思わず指摘してくれました。

面白いのはその後!

言語が「ごんご」だったことに長男の頭が一時停止したようで

いつもなら難なく読んでいた「発言」?だったかな?の熟語を

一瞬停止してしまって読めなかったんです。

「はつげん」じゃないかもしれない。

と瞬時に思ったのだと思います。

ちなみに、これに気付いたのは母である私ではありません。

一緒に聞いてくれていたLineの向こうにいる仲間!

声しか聞こえない中、

長男の「一瞬の間」をそこまで読み解いてくれたんです!

仲間がいる幸せ。

今ではこの時間が

共に子どもを育ててくれている貴重な時間となりました。

本当に有り難い!

続きます!

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