無意識で入る言語のスイッチ→「多様性」

多言語

先日行われた「島」に大集合した男子達の報告会。
↓↓↓

昨夜、この子たちの親のお話会を企画しました!

急な企画にもかかわらず、結構聞きに入ってくれてて、

ちょっとびっくり!

いつもありがとうございます!

で、

中身的には、

受け入れてくれた「島」在住のホストパパ&ママの話を中心に

送り出した親が話している感じでした。

***

それぞれの親が

報告会や、合宿中にもらった動画で

我が子の意外な一面を見れたとか

成長が見れたとか、

みんなこんなもんなんだなぁ~と

思春期真っ盛りの同じような状態に安心したとか。。。

そういう話でした。

***

たまたまですが

今回集まった男子達、

一番年下の子を除いて 全員長男!

そして、結構癖の強い子たちが集まったのもあったからか、

似たような集団だったようで、

親たちみんな同じような不安を抱いていたんです。

だから、

「安心」したというワードが出たのかなと思います。

実際、

私も我が家の長男に対して、

色々思うことがありますが 

今回の合宿のおかげで

彼の生きる力も再確認できたし、

初対面でもすぐ仲良くなって

そんな友だちと心の底から笑い合える姿に

色々な意味で「安心」もしました。

***

帰宅後の変化も話題になりました。

やっぱり各家庭 大小色々あったようです。

多かったのは 

料理の腕が上がったとか

手伝うようになったとか。。。

その手の話が多かったですね。

多分、

親が色々感じたように、

子どもたち同士も

同世代の仲間を見て、

色々感じたんだと思います。

家の手伝いをするとか

自分で自分の管理をしなきゃダメとか・・・

各家庭で

「あれしてーこれしてー」

って親から頼まれたって

「なんで俺が!」

ってなる時期だと思います。

それを、

合宿中に 

みんなが

みんなのために 

ご飯当番を作って 食事の用意をしたり

部屋の片づけを 自分たちでするという

たったそれだけの集団行動で

彼ら自身も そういうもんなんだ!と思ったんだと思います。

だから、

感覚としてもう元に戻っちゃった子たちも多いとは思いますが、

この合宿で

一瞬でも気づけたことは

すごくいい機会になったと思います。

実際、我が家の長男も

包丁の持ち方が進化してましたし

以前より家の仕事を素直にしてくれるようになりました。

この一年の「勉強」という名の免罪符は 一旦終了なので、

彼的には なんだか俺の負担が増えた。。。って感じていると思うのです。

そんなのは しったこっちゃありませんが、

長男の働きを今後も期待したいと思います。

*****

で、本題!( *´艸`)

親の話の中で面白い話がありました。

これ、多言語の根っこにつながってくると思うのですが、

方言の話になったんです。

その時に、

ホストパパが 自身の幼いときの話をしてくれました。

簡単にいうと

親に話すときは いわゆる標準語、
*標準語って言い方微妙ですが伝わりやすいのであえてそのまま使いますね。

友達と話すときは方言だった、

という話です。

そして、ずっと気付かなかったけど、

無意識でスイッチを変えていて、

中学生の時だったかに

車に親と友達が一緒に乗っていた時に

友だちに そのことを指摘され気づいたそうです。

本人にとって当たり前のことは なかなか気づかないものです。

無理もないと思いますが、

この切り替え、

日本人なら結構やっていると思います。

よく聞く話が

大学で 周りのみんなと同じような話し方になるけれど、

実家から電話がかかってきたり

幼馴染に出会ったときに

当時の方言が口から出てくるってやつです。

そう!

本来 日本人だって、多言語!

ことばの切り替えもできるし

人にあわせて それを自然にやってのけられるんです!

いわゆる ~語~語というレッテル?が張られた瞬間

なぜだか無理な気がしてるだけなんです。

多言語を同時に沢山すればするほど

全部がグラデーションで同じような音の仲間だってことに気付きます。

日本語の方言の方が離れすぎてる音もあるくらいです。

たとえば、

「ありがとう」一つとってみてもそうです!

あえて離れすぎてる音を日本語で並べてみると

・おしょうしなぁ~

・にーへーでぇーびる

・おおきによぉ~

・だんだん

全く違う感じ!!!

そして、あえて似てる世界のありがとうを並べてみますと

・カムサハムニダ(韓国)

・かむしぁ~(中国福建省)

・かmおん(ベトナム)

全部「かむ」系!

明らかに「感謝」から来てる音です。

それなら、日本語で「感謝します!」ってありがとうを伝えるのと同じ。

何も違いはないです。

他にも

みんなが知ってる英語系で似たものをあえて出してみると

・Thanks

・ティシュクレー(トルコ)

・Tak:タック(スウェーデン)

・Danke:ダンケ(ドイツ)

・だんにゃばぁ(インド*あまり現地では使いませんが!)

どうですか?

口の音を出す部分、「T」も「D」も同じ場所なんです。

この並びに 日本語の「だんだん」入れてもいい気がする!

( *´艸`)

ほら、つながった!

そんな感じで、

つながりを楽しみながら

同じや違いを見つけながら

人間のことばをやっています。

自分で頭や心にブレーキをかけるかかけないかだけの違いです。

本来 人間は「ことば」の存在だと思います。

そして、人の数だけ「ことば」があって

その背景にあるものすべてが「ことば」にくっついている。

つまり、それこそが「多様性」だなぁ~と思うのでした。

枠やレッテル、

つまり名前のようなものに 囚われることなく

自由に生きたら、そこには広がる世界が!

本当に すごく息がしやすいし、

日々楽しいなぁと思います。

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