Online べべフィー with 東京女子医科大学名誉教授の岩田誠先生!

輪読・講座
長女が小さいときひたすら足の親指が気になってました。

本日Zoomでべべフィーがありまして

東京女子医科大学名誉教授の岩田誠先生が参加してくださりました!

岩田先生と言えば、Hippoではトラカレ講座でおなじみの先生です!

さらに、

↓この本の帯まで書いておしてくださっている先生です!

今朝は、いろんなお話を聞かせていただきました。

一部簡単に紹介しますと、

・「赤ちゃんの寝言から、夢はいつから見るか⁉」

記憶は感情と結びついているという話に発展しました。

→場所と時がはっきりしている記憶の一番古いものは?
という問いに対して、
男性は「怖い」夢が多く
(=もう二度と経験したくないという想いが強く残る方が多いのかな?)
女性は「楽しい」夢が多い傾向にあるとか。
(=またしたい!という想い??)

***

・「育児と声の役割」

雄が雌を「惹きつけるための声」ではなく
「育児をするための声」の話です。

子育てをする動物は鳴く/泣く。

生まれてすぐに自力で生きていけない動物は育ててもらわないといけない。

だから、「声」が大切という話でした。

例えば、鳥類や哺乳類です。

その話の続きで

恐竜の話が出てきました!

今では鳥類は恐竜の子孫と言われていますが

その中で、マイアサウラという恐竜の話が出てきました。

マイアサウラは 子育てをしていた形跡が発見されているそうです。

先生曰く、ということは 声出てたのかもね!という話でした。

***

・「言語の本質=模倣:マネっこ」

動作の模倣をしている脳の場所を研究した方の話がありました。

動作が始まるまでの間に

まず、脳の「視覚野」が反応したそうです。

つまり、「見ている」。

そして、その後 「ブローカー野」が反応して、

「運動野」が反応したそうです。

ブローカー野が反応したということは

東大大学院教授の酒井先生の話でも散々出てきましたが、

文法中枢!!

その後、運動野、つまり「動いた」ということです。

鏡ニューロンの話が出てきて、

気になりましたが、

ちょうどその時 長女のトイレタイムが!!!

( ノД`)

ということで、ちょっとそこは詳しく書くほど聞けていませんが、

真似をするときに「ブローカー野」が反応している話は分かりました!

つまり「言語の本質」はマネっこ!

*酒井先生の話はこちらをどうぞ!

↓↓↓

***

・「バビンスキー反応」

足の裏に細い棒で刺激を与えると

足の親指が反る感じで上がる反応です。

赤ちゃんが つかまり立ちや背伸びなど、

そういったことができるようになると消える反応で、

その後、同じように足の裏に刺激を与えても

足の親指はグーをするように下に向かって曲がります。

歩けるようになれば消える反応なので、

例えば、

事故の後などに反応がでると

神経系の異常ということがわかるようです。

***

他にも、「時間」の話や、

始点と終点を結ぶことで「円」をかけるのは人間だけという話がありました。

ちょっと面白い話があり過ぎで

書ききれませんが、

先生は 博識すぎて、

内容が多様で、

一時間の話が一瞬でした!

もっといつまでも聞いていたかったです。

そして、できるならば

もっと集中して聞きたかったー!

でも、よく考えれば、

こんなお話 普通なら絶対に聞けません。

それを考えたらすごく贅沢な時間でした。

最後に

質問と感想と言いますか・・・

先生に直々に

ハイハイとズリバイの頃の足の親指の使い方の違いと

最近気付いた「立体」を書いた三男の話をさせてもらいました。

『「立体」をかけるようになってから「仮定」の話がしっかりできるようになったんです。』

と伝えてみると、

「平面図」から「立体」になったことで

見えないところが見えるようになったことで

仮定の話もできるようになったんだろうね。

というようなお返事をいただきました。

ちょっと感動!

ちなみに、その二つの話は、

過去の記事を読んでいただけると嬉しいです!

結構前に書いた話なのですが、

この時は そう感じてたという感じで読んでいただけると嬉しいです!

あくまでも、一介の母ちゃんが子どもを見ていて思った話です。

( *´艸`)

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