長男 トラカレで見えたこと④~岩田誠先生②

輪読・講座
細長く書いてたから3行に編集

二男がこの一年でどれほどの影響を受けたかは前回書いた通りです。

さて、長男はと言いますと。。。

好きなご飯の絵は描きませんでしたが、

人間と人間以外の動物との違いについては

一瞬考えてくれました。

二男がたくさん書いているのを見て、

考える気が失せたのか

たった一つだけ書いてくれました。

「死腔」

。。。?

母には何の事だかさっぱり😵

突っ込んで聞くと、

「死腔の長さが違う」

ということでした。

調べたところ「死腔」とは、

 鼻腔から肺胞までの呼吸器系のうち、酸素の取り込みと二酸化炭素の排出(ガス交換)が行われない領域。 肺胞が存在せずガス交換が行われない領域(解剖学的死腔)と肺胞のうち、血流が途絶えてガス交換が行われていない部位(肺胞死腔)に分類され、これらを合わせて生理学的死腔という-コトバンクより-

だそうです。

その長さが人間と人間以外の動物では違うということだそうです。

あくまでも長男曰くですが。

きっと何かでそのことを知ったんだと思います。

私がここで思ったのは、

今回このトラカレ講座に首を突っ込んでいなければ、

長男がそんなことを知っていることにも気づかなかったなぁと。。。

雑学の分野でもそうなんですが、

もうとっくに私の知っていること以上のことを本などから吸収していて

それを存分に発揮してくれています。

因みに長男の岩田先生の講座の感想は以下の通りです。

記録にもなるのでここに残しておきます。

「僕は今回色々なことを知りました。

でも、先生は赤ちゃんのことを話してくれるのかと思っていたら、歴史のことでした。たけど、それはすごく面白かったです。例えば、弥生時代の九州は食べ物を作るのが盛んで、逆に東日本はあまり食べ物をつくっていなかったのがビックリしました。

白いご飯を食べ過ぎると脚気という病気になるのがびっくりしました。ご飯を食べて病気になるのは、糖尿病とかしかしらなかったので、他にもごはんについての病気があると知って驚きました。

僕は歴史が好きだけど、ご飯の病気で大騒ぎになった歴史があると初めて知って歴史というものはすごく深くて面白いと思いました。」

「トラカレ」を知ってまだ2年目ですが、

大学で教えている先生方の話を小学生が聞くというのは、

本来難しいことだとは思います。

まず、時間が長い!

それだけでも子どもがPCの前で座っているのは奇跡的。

でも、そこを無理だろう・・・だから参加しません!

では本当にもったいない事なんだと思います。

その年の、その子なりの感想はこうして出てくることが分かります。

いくら我が子でも親が勝手に判断して

折角の機会を遮断してしまうのは本当に惜しい!と思います。

何がきっかけで何が花咲くかなんて、

可能性が無限の子どもたちに本当に失礼だと私は思います。

可能な限り、チャンスを与えてあげたいと。

そう思って日々過ごしています。

長男はこの後「質問」の欄には以下のように書いていました。

(本人の許可はちゃんともらって添付してます。)

「去年、先生のトラカレの話を聞いたあと、僕の妹が生まれました。僕は立ち会いしました。

生まれた後、妹の足を触るとちゃんとバビンスキー反射があって、もう一度触ると把握反射もでて、反対の動きが見えて面白かったです。

そして、その後色々出産のことについて調べて、夏休みの自由課題で一冊の本にまとめました。

その時から気になっていることを一つ質問させてください。

妹が生まれた後に黄疸になり少し光線治療をしました。

その時、お腹の中にいるときの赤ちゃんの血液がヘモグロビンFで、産後酸素がとりやすくなるためヘモグロビンAに切り替わることを知りました。その時にでる老廃物がビリルビンということもわかりました。そのせいで黄疸になることが分かったのですが、なぜビリルビンは黄色いのですか?」

この1年、

正確には妹が生まれてからだから・・・

この9カ月、

長男がこんな疑問を抱えながら生きていたとは思いもしませんでした。

大人は、黄色いもんは黄色いのよ。

という感じで、勝手に自分の中で解決するか、

もしくはそんなことに疑問も持たずに生きているような気がします。

そもそも

長男がこんな質問を思いついたのは

9カ月前なのか

今回のトラカレで岩田先生をお見かけすることができたからかなのかは

聞いていないので知りませんが、

どちらにせよ

こういう機会でもなければ、

こんな質問も浮かばなかったかもしれないし

考えもしなかったかもしれない。。。

だからどうした

と思うかもしれませんが、

そういう些細なことから、

何かが生まれるかもしれないし、

疑問をもって生きる癖がついていると

日々がまた違った色に見えるのかもしれないなと思ったりします。

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