鑑古今日曜講座2024 Day1

輪読・講座

始まりました!2024年度の鑑古今講座日曜学校!

長男から受け続けているので、

もう結構聞いてるんだけれど、

それでも、

今年も「は!Σ(・ω・ノ)ノ!」とさせられています。

「当たり前」の中に埋もれていたことに驚かされるのって

本当に面白いし感激します。

↓2023.07.25 日本財団ジャーナルより
↓小学生に哲学と科学と漢方? 学校教育では学べない「自力で発見する力」を伸ばす日曜学校
↓鑑古今について酒井先生と正木先生の対談が載ってます♪

小学生が哲学と科学と漢方?「自力で発見する力」を伸ばす日曜学校| 日本財団ジャーナル
日本財団では、次代を担う子どもたちの教育事業として、2022年より小学校高学年を対象とした「鑑古今日曜学」をスタートしました。

***

まずは 初日1コマ目。

ミュージシャンでもありミジンコ研究でもおなじみの坂田先生! 

始まってから気づいたのですが、

画面の向こうの子どもたちの横には

顕微鏡が!

「!あ!これは。。。ミジンコ見るんだな!」

と思ったので、大急ぎで家の裏の小屋の中へ!

かつて義父が長男に顕微鏡をくれていたのを思い出し 取りに行きました!

とてもいいものを もらってましたが、

そうそう日々の生活の中に落とし込めず。。。

何度かしか使えていません。

今がそのとき!

って感じで、取り出して使い方を教えてあげると

突然 外へ行く二男。

庭の水たまりに何かいないか探しに行ったようでした。

結局 水たまりもなくて、

仕方ないので キットに元々入っていた

プレパラートを見ることにしました。

ずっとZoomを見るのは厳しいと思っていたので

色々家にあるものが活躍できて

本当によかったです。

***

何より面白かったのが

二男のふと湧き出た疑問です。

先生の話の中で

「ミジンコの寿命が二週間しかない」ことが分かった瞬間の二男の顔が見ものでした。

Σ(・ω・ノ)ノ!

「え。。。二週間しか生きられないのに

何のために生きてるの?」

って言ったんです。

面白いこと言うなぁ~と思いました。

そして、担当者を経由してですが、先生に質問することができました。

そしたら、

「そんなこと ミジンコは考えて生きていません。

生きることだけです。」

みたいな感じでスパッと答えられました。

そしたら、二男

「ん。。。いや、ちゃうなぁ。

二週間しか生きれんのに何の役割があって生きてるのって言いたかった。」

と言い直していました。

そのことばは先生には届きませんでしたが、

感想フォームに書こうねってことになりました。

本当に考えてないかどうかなんて

ミジンコに聞く以外できないだろうし、

答え何てないように思いますが、

そんな結果よりも

そういうことを感じたり思ったりできる二男がおもしろいなぁと思いました。

***

2コマ目は、

おなじみ、東京大学の酒井先生。

例年通り

「万年筆」や「科学のノートの使い方」の話から始まりました。

簡単にいうと

『万年筆は消せないから 始めから丁寧に書こうとするので
教育的効果が高い。筆で書くようなもの。
海外では万年筆は小学校低学年から使います。
消せないことを前提に書くことをもっと大切にしてもらいたい。』

というようなことでした。

それで、去年だか一昨年だかに気付いたのが

はじめての海外でオーストラリアに行った時、

みんなが持っていたボールペンが

ことごとく「青インク」だったことで、

この色は万年筆からきてるということです。

日本も最初はあの色だったんじゃないかと思うのです。

でも、

習字の国だから

墨の国だから、

ボールペンも「黒」が標準になったんじゃないかな。。。と思いました。

知らんけど!🤣

で、

科学のノートの使い方は、

二女が騒いだりで

しっかりは聞けてませんが

常に右のページだけに 板書内容などをかき込む。

左は自分が考えたこととかをかき込むだったかなぁ。。。

とりあえず、

大事なのはその右のページに日付を入れること。

1ページずつきっちり使っていくこと。

そうすることで、誰かが何かを発表した際

自分の方が古くに発見している!という証明に

そのノートが使えるんだとか。

日付が書いてあるから。

でも、ページをバラバラに使っていたり

日付の書き方がバラバラだと

その証明にはならないんだとか。

「科学のノート」って そういうことらしいです。

***

で、授業自体は

「正多面体であそぶ」時間でした。

さすがに4年目の我が家、

このブロックがいる!と分かっていたので

事前におもちゃ箱から用意しておきました!

去年は始まってから 探しに行ったけど、

なかなか見つからず。。。チーン。。。

今年は間に合いました!🤣

正三角形でつくるのは 正四面体。

正四角形でつくるのは 正六面体。

つまり、正方形でつくれるのは、さいころ!

正五角形でつくるのは 正12面体。

みたいな感じでやっていき

表を作って

辺や頂点の数などをかき込んでいきました。

そして、

その表から公式を見つけ出すんです。

その中の公式の一つ?が、

実は、足し算と引き算だけで見つかるので、

小学生の低学年でも発見できます。

それが、オイラーの法則。

この授業中

さすがに正五角形はたくさんなかったので、

紙を切ってつくって遊びながら参加していました。

ただぼけーっと見ながらの参加は厳しいので、

親子で一緒に作りながら

途中 うまくいかずで二男発狂しかけながらでしたが

なんとか正12面体ができました。

サッカーボールみたいなやつです!

12面体のさいころも そういえば あるなぁと思ったり!

ちなみに、

今朝登校するときに

紙で作った正12面体を持って言ったんですが、

「おいらの法則、おいらの法則。。。」

って呟いてました。

先生にちゃんと説明出来たんだろうか。。。

( *´艸`)

顕微鏡で見たのを携帯で撮ってました

***

私の中で この日一番の衝撃は

正多面体を作る直前におこりました。

例の磁石のおもちゃを出してきたころ

画面の中で先生が

「まず、磁石と言えば,,,」

みたいな感じで話し始めました。

そしたら、

現地で講座にリアル参加している子が

「N極S極がある!」

と言いました。

その時衝撃が走ったんです!!!

そうやん!

「極」がある!

磁石なら離れたりする側があるはずなのに!!

このおもちゃ、どこからでもくっつくんです!

家も作れます。

つまり、屋根の部分!

斜めもちゃんとくっつくということ!

衝撃でした。

明らかに磁石なのに!

どの面でも どの場所でもくっつく!

二男と二人で顔を見合わせてびっくりしました😲

この磁石のおもちゃは裏も表もどの角度でも安々とくっつきます!

今迄何ら不思議ではなかったんだけど。。。

突如として、

なんでなんで!!!

ってなりました。

で、くっつくときをよく見ていた二男が

磁石回ってる!!って叫びました。

本当だ!

中の磁石が「円柱」になっていました。

そして、

回転するように作られていたんです。

気づきもしなかったです。

そして、

どの面でもくっつくことを

不思議にすら思っていませんでした。

こういう日常に溶け込んでしまっていることに気付いたとき

衝撃と共に とても嬉しいんですが、

TVの中のでっかい顔の5歳児に怒られるわと思ってしまいました。

( *´艸`)

これも顕微鏡で見たもののようです🤣

やっぱり、

新しく気づいたり

新しく知ることができるって

楽しいなぁって思いました。

正直オンラインでの長丁場は大変なんですが

それでも

親子での時間も作れたし

眠ってた顕微鏡も大活躍できたし

鑑古今のおかげで新しい出逢いもあったし。。。などなど

やっぱりやってよかったなって思いました。

あと7回分!

一コマ一コマ楽しみたいと思います。

*この日は二男の鑑古今「初」参加ということもあり
仲良しさんに長女三男預かってもらってました。
ちょうど秋祭りもあったので。
おかげで ほぼ二男に集中できました。
(時々二女が喚いてた!🤣)
真ん中っ子たちは 母とべったりの時間なんて
そうそうとれないので 本当に有難かったです!
ありがとうございました💖

コメント

タイトルとURLをコピーしました