先日 同じく多言語活動楽しんでるママさんが
おもむろに そういうんです。
何のことかと言いますと、
「子どもたちが 音の間違いを指摘しないのがすごくいいなぁ」
って思ってるという話でした。
どういうことかというと、
彼女の小2長男が
多言語の音源の真似をするのが好きなんですが
絶対にそんな音言ってない!ってところで
平然とそのことばを言うんだって言うのです。
例えば
「I LOVE YOU」!
音源に そんな音は絶対にないのに、
そう聞こえるところがあるらしく
音源の真似をしている時に「I love you」って言うんだそうです。
ママさん曰く
『「そんなわけない!間違ってる!」って言いたくなるの。
でも、Hippoでは、間違ってるって言わないから、言わないんだけど、
たしかにちょっと似た音に 本人が聞こえてて、
自分の中で知ってる音に寄せたときに
「I love you」になったのかもなんだけど。。。
でも、絶対そんな文章はないし
それを 子ども達だって 分かってるだろうに
誰も「間違ってる!」って突っ込まないんだよね。
すごいよね。』
だそうです。
そういえば、そうかも。
ただ、子ども達そこまで深く考えてないだけじゃないかという思いも多少ありますが・・・
でも、
この環境では本当に
人に対する「否定」はしないなぁと思います。
まず 受け止めるなぁと。
そういうのが ちゃんと子どもたちに伝わってるのかも。
無意識だとしても、感じてるのかもなぁと思った次第です。
まぁ、兄妹喧嘩とかはめちゃくちゃひどいですが。
😱
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話はもどりますが
そういう風に感じられる
このママさんが素敵だなぁ~って思いました。
実際、ここにいると、
純粋に子どもたちがすごいと思える日々ばっかりです!
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そういえば
この話とよく似た話を先日書いたところです。
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さらに、昨日のws(ワークショップ)で聞いた話もつながるなぁと思いました。
コロナ以後、現地に行かなくてもオンラインでつないでもらえるので
赤ちゃん連れの私としては 有難い限りで。。。
今日も家にいながらにしてwsに参加できました。
もちろんリアルに行ければもっといいんでしょうが、
そうも言ってられず。。。
バタバタとチビズの相手をしながら
PCから聞こえてくる話に耳を傾けていました。
そしたら、
仲良しさんの声は 特によく飛び込んで来やすいのです。
6年ぶりの受け入れをした家族の話が聞こえてきました。
そこの子供が ホームステイ中の人とオセロをしようとして
ゲームの説明をしたそうなんですが、
「ブラック ブラック サンドウィッチ!」
って感じで話してたそうなんです!
話してくれたママさんは
「今の時代 翻訳機に頼ればこんなことばは生まれないけど。。。」
というようなことを言いながら、
我が子のことをとても誇らしそうに話してくれました。
私も このことばで十分通じると思うし、
ことばに 正しいも 間違いもないと改めて思いました。
「豊かな人間の関係性が 豊かなことばの関係性につながる」
「人間の関係性を通してこそ そのことばができる」
まさに、これだなぁと思いながら聞いていました。
ちなみに、
上の「」のことばは
Hippoをつくった榊原さんのことばです。
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人と人の間でことばは生まれ 作用する。
そこに、間違いなんてものは 存在しないんだろうな~。
ちびっこの間は
そんなこと突っ込みもしないのに、
子どもが 小学生くらいになってきたら?
ことばが通じ合い始めたら?
間違いとして受け止めてしまいがち。。。
そんな狭苦しい人にはならないように
一人ひとりの口から飛び出す「多言語」を楽しんでいきたいです!