『家族で楽しい!多言語のあるくらし』の講演を聞いて+我が家のBoysの反応

輪読・講座
先日のお散歩

多言語が自然に話せるようになる ド真ん中のお話を

お母さんとの思い出や 自身の体験、

また先日の東京大学大学院の酒井邦嘉教授からの共同研究の結果も交えて

かなり楽しく話してくださっていました!

今回の講演会の内容に関しては、

Youtubeにて配信しておりますので、

あえてグダグダ書きません。

ご興味あります方は、どうぞコメントにてご連絡ください!

URLをお送りいたします!

*コメントは基本表示されない設定になっていますので、気兼ねなくお送りください。

***

まずは 講演会を聞いた 長男の反応から!

思春期突入している長男 12歳小6!

ずっと横で聞いていたわけではないですが、

たまたま近くでいる時間がありました。

聞こえてるのか聞こえてないのか。。。

といったところですが、

多分聞いてはなかったんです。

我が家に沢山あるスピーカーの一つと同じ状態。

BGM!

でも、ふと自分にとって面白い話だったんだと思います。

聞こえてしまったんだと思います。

ちょうど講師の方が

お母さんとの昔話をしてくれているシーンでした。

韓国語が日本語に似ていると嬉々として語っているお母さんの話です。

ある時を境に、韓国語にどっぷりつかり始めたお母さんが

家族のことなんて お構いなしに

どんどん韓国語を家で使うようになったそうです。

たとえば、

【「ハナ」=1】について語るシーンです。

「日本語の長女のこと はな子さん っていうけど、

はなから って言うのも はじめって意味ね!

あらおもしろい!

日本語と韓国語ってなんか同じ意味を共有してたのかしら~」

という会話が出てきたときに、

「お~ほんまやん。。。」

とPCの裏から反応してきて、

あまりに突然だったもので、

聞いてたのか!と驚きました。

さらには

「どちらにしようかな。天の神様の言う通り~な・の・な・の・な!」

(大分では、最後がこういう言い方だそうです!)

の話で、

「な」と「の」の音の羅列に意味があった話になりました。

*詳細が気になる人は是非録画を見てください!

何とも神妙な顔つきで聞いていた長男。

きっと、色々頭の中をめぐっているんだろうなと思いました。

*****

二男には どんな反応があったかと言いますと、

ちょうど、講師の方が何を言った時だったか。。。

それは聞き逃してしまったんですが、

二男がおもむろに

「そりゃそうだ!だって、人間みんな同じだもん。」

みたいなことを呟き始めてびっくりしました。

ちらっと「DNA」とか「ネアンデルタール人」ってことばも

言ってるのが聞こえたり・・・

講師の方の話を聞いて、

ひどく納得していた9才の姿が面白かったです。

彼の頭の中を覗いてみたい・・・

*****

最後に、

私が講演の中でこれだけは!

と思ったことばをシェアします。

***

『相手のことばを大事にする

相手の国を尊重する

相手をリスペクトする

ってことは、

相手のことばに耳をかたむけて

相手のことを大事に思う

それが もう一つのことば。

人間が人間に会って

あなたに心の底から伝えたい!って思うのは

ことばの 本質!

人間の 本質!

そこから生まれることばを一緒に育てながら

心を育てていく!

AIの時代に今とっても大事なことだと感じています。』

まさに、そうなんです。

ただのツールとしてのことばなんてやっていないのです!

本当に大切な 心の部分を ふっくらと育てているなぁと思います。

子どもだけでなく、大人も共に!

***

他にも、 中国での話が面白かったです。

いろんな中国語の「ニイハオ」の音に出会った話の時に、

『どの音のニイハオでも

体幹の軸をちょっとずらすと

その言語の軸にハマる感じ。

その体幹を鍛えてるのが「多言語」なのかな。』

という話は、

納得しかなかったです。

音に対して 

「これとこれ似てる!多分こうじゃない?」

という

当たりを付けるような感覚から「分かっていく」のが日常になっている今、

まさに「体幹」を構築していってる気がします。

だから、どこにでも どの音の波にでも 近寄れるんですね!

***

多言語の国の人たちの感覚 という話の中で

『だいたいで分かっていく。

一番大切な本質をつかみながら

だいたいで生きている。

「わかる」ものをたくさん見つけて

想像力を膨らませて、

「わかる」を膨らませて「わかって」いく!

それが赤ちゃんの方法!』

とおっしゃられていました!

日々ちびっこを見ていて、

まさにそれだと思います。

「わかる」しかない世界で生きていて

「わかる」を全力でぶつけてきます。

赤ちゃんもそうだけど、

対「赤ちゃん」だと、

こっちも 想像力全開でぶつかってます。

分かるを膨らまして 分かっていく。

まさに、それ!

私たち もう赤ちゃんじゃなくても 十分できる

赤ちゃんの方法!って思いました!

( *´艸`)

***

そして、やっぱりこの方の話に欠かせないのは

「環境からは逃れられない」というメッセージかなと思います。

『ことばは

イマースする「環境」

出逢う「人」によって 育っていきます!』

『ことばを育てる環境は

まず大人が楽しむことが大切!

そして、みんなで一緒に楽しむことで、

共に育ちあう!』

『大人が楽しむ「環境」を作ってしまえば

子どもは そこから逃げられない!』

これも 本当にその通りだと思います。

親は どんなことがあっても 子どもの人生と変わってあげられません。

この時代を強く生き抜いてほしいと思いながら

守れば守るほど 弱くなってしまうであろう現実。

つまり、親にできるのは

環境を整えてあげることしかないのです。

直接的な手をかすことではなく、

こけたときに 抱き起すことではなく、

何かあった時でも 自分で立ち上がって歩けるように。。。

そんな「人」になるためには、

やっぱり

「こころ」と「人」だなぁと思うのです。

人は人の中でしか育たないと思うのです。

こころも 然り。

私はここで 〇〇語がペラペラになる子を育てたくているわけではなく、

こころを、人を育て、同じように私も育てられてるなぁと思いながら 生きています。

そして、気づけば 子どもたちは 

言語の境なく 

ぺらぺら話したいことを

話したいことばで

話してます。

そんな日常です。

*****

講師の方の話を聞きながら、
長男二男が反応してる姿が面白かったです。
こういう話が日常的に聞こえる。。。これもまた「環境」!

***

今回の講演をしてくださった方の話を

以前まとめたことがありますので、

よければ そちらも読んでみてください!

↓↓↓

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