「あそぶ」輪読開始!(トラカレ準備③)

輪読・講座

先日から 何度か記事にしている講座に関して、

輪読、つまり 本をみんなで読み始めました。

一人で読むのではなく、

時にみんなで感想などをシェアしながら、

一緒に読み進めていきます。

↑このブログの中にも書きましたが

講座を担当してくれる先生と 一緒に会を作り上げていくこと、

それがHippoのトラカレ講座の醍醐味だと思います。

その為に、今回担当させてもらえることになった 

中村先生のことを もっとよく知っていくために、

本をみんなで読み始めたわけです。

***

先生からは、

『中村桂子コレクション・いのち愛づる生命誌(全8巻)』の中の一冊を提案されていましたので、

今回の講座では、その第5巻『あそぶ 〔12歳の生命誌〕』を
(中村桂子コレクション・いのち愛づる生命誌(全8巻)第5巻) 

選ばさせていただきました。

生命誌館へ行く前は、

タイトル的に「はぐくむ」に惹かれていた方がいたんですが、

そこで先生の本を見る機会があったことと、

そこでの皆の反応から、

「あそぶ」という巻が、

今の私たちにはぴったりだね!

という話になりました。

実際、

本が手元に来て ぱらぱら見てみると。。。

中身は 子どもたちが読むのにすごくよさそうでした!

だから、

今回 是非 たくさんの子どもたちに声を出して読んでほしくて!!!

そのきっかけになるように、

まずは 昨日 我が家のBoysに本を読んでもらいました。

有難いことに すべての漢字に 振り仮名がありましたので、

難なく 読み進めることができました。

以前にもあったことですが、

同世代の子の声というのは 本当によく響くらしく、

LINEの向こうでちゃんと 子ども達 聞いてるんです!

そして、僕も私も読みたい!という意思を伝えてくれる子も現れたりします。

今回も そういう感じで 

子どもたちが自ら動いてくれたらいいなぁと思います!

ということで、

昨日のシェアをさせてください。

*****

長男 小6 12歳

ちょっと促したのもあって・・・というか、

「君今12才だよね。」ってことで、

『はじめに ー12歳のあなたへ』の最初

『ー私が12歳だったとき

の部分を読んでくれました。

6年生で歴史を勉強していたのもあり、

太平洋戦争とかのワードが出てきたとき、

納得というか理解しながら読んでいるのが分かりました。

彼のHippoでの初めての輪読は小3だったかな。

『量子力学の冒険』を読んでた頃を少し思い出しながら聞いていました。

たった3年ほどしかたってないのですが、

声変わりもしちゃったみたいだし、

なんだか すごく大きく成長したなぁと思いながら。。。

***

二男は、

2ページずつの短編集を集めたような章の

『どうやって猿から人間になったの』を選んで読みました。

一昨年の『人間はどうやってできたか?』

という まとめをしたのが根っこにあるのかなと思います。

詳細は、こちら!↓↓↓

まず、目次をサーっと読んであげたら、

全部読み終わる前に

「これ!」と即決でした。

漢字や文字を読むことは あまり得意なほうではないのですが、

気になる内容だからか、

かなり積極的だったように思います。

*****

三男は、

最近赤ちゃんの本ばっかり読んでいるので、

『赤ちゃんはどうやって誕生するの

を選んでいました!

やっぱり気になるみたいです。

同じく2ページだけの短編の章です。

特に 平仮名を教えているわけではないですが

保育所での生活で 徐々に読めるようになってきています。

とっかかりは、友達の名前だったと思います。

聞いている限り、

春から 小学生 ということもあって

既にけっこう読めるようになっています。

もちろんすらすら読めるわけではなく

1音1音のひらい読みという感じ。

だから聞き手はちょっと聞きにくかったかもですが、

6才なりに頑張っていました。

でも、たった2ページ読む中でも

どんどん進化していくのが分かりました!

最初は「細胞」の「さ」を「き」と読んだのですが、

次からは「さ」とよんでいました。

他にも、

数字が出てきたときに「1」を「い。。。」となって固まっていて、

明らかに

「いち」だけど、

「文字一字に対して一音じゃない。。。」

という初めての出会い?気付き?

をしているようでした。

その後から 数字の読み方が

普段数字を見て数字を言うようにすんなりと読んでいたので、

あの瞬間 理解したんだと思います。

後半は、

メタカツ(マテリアル音源の真似)のように、

私が文節ごととかに サーっと読んであげて、

その直後を 追っかけて読むという感じでやってみましたが、

普段のメタカツのように、

さ~っと追いかけて言うのは かなり得意なのが分かりました。

そして、

読みながら次の文章を予測しているようで

時々 私の読みを抜かされるんです。

だいたい合ってる時は、

そのまま三男の読みを尊重して、

泳がせてみました。

内容を読むか前から ある程度理解しているから、

ざっくりでも読めてるという感じでした。

面白かったのは、

やっぱり、卵子と精子の出会いのシーン!

「オタマジャクシが一匹、ここに入ったら、他のはもう入れないねん!」

と その文章を読んだ後に自分の言い方で 

みんなに解説してくれていました。

多分 このとき初めて「精子」ということばを知ったんですが、

解説の時はいつも通り「オタマジャクシ」でした。

最近読んでた?眺めていた絵本でここまで理解してるのに、

びっくりです。

この本の中身が この話だという理解にまで至ってるのか!と、びっくりしました。

環境って本当にすごいです。

いつも言いますが

この年齢の子に これは早いとか 遅いとか

親が勝手にブレーキをかける必要は皆無だなと

改めて思いました。

その時の100%で受け止め、理解します。

その後忘れても、また次の時にその時の100%で受け止める。

人間ってそういうものなんだなと。

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そんなわけで

昨日は 時間的に厳しかったので

我が家のBoysだけで読んだんですが、

大人、子どもに関わらず

みんなに声かけながら読み進めたいなぁと思っています。

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