Hippoのトラカレ講座に参加しました。
どれもこれも参加したかったですが、
なかなか。。。色々。。。難しく。
でも、準備会や輪読(みんなで一緒に交代で本を読んだり感想などのシェアをする時間)は
可能な限りいろいろな先生の会に出させてもらいました。
今回特に気になったのは最終日の二つ。
★生物物理学/理化学研究所、東京大学理学系研究科教授、古澤力先生の
科学とニセ科学~科学的な考え方とは~
★社会言語学/上智大学外国語学部ドイツ語学科教授 木村護郎クリストフ先生の
広がる「ことば」の可能性~手話とエスペラント~
4人のおチビsと日々戦っている身としては、
丸一日PCにかじりつくわけにもいかず・・・
それでも
最終的に木村先生の会に
長男がクイズ係として参加させてもらうことになりました。
準備会で「先生のことを知るためにクイズを作りたい」という感想を言った縁で参加させてもらえることになったんです。
この感想は当時の私にはかなり響きました。
なぜなら、
今回この木村先生の会のタイトルにかなり心がざわついていたからです!!
先生はHippoのこともよくご存じで、
創始者の榊原さんの本もよく読んでいたということでした。
つまり、Hippoが「多言語」を扱っていることを
よくご存じなわけです。
それなのにタイトルに
広がることばの可能性として「手話とエスペラント」を推してきているのです!
心がざわざわ・・・
「多」言語してるHippoに「エスペラント」???
そのたった「一つ」の言語を
しかも人工的に作られた言語を推してくる
その心は???
(/・ω・)/
という感じでざわついておりました。
まぁ、正直「人工的な」という部分は私にとってはどうでもよかったのですが。
なぜなら、どの言葉も結局は人によって生み出されたという点では変わりはないと思っていたからです。
それよりも、その「一つ」をおしてくることが気になっていました。
お互いが相手の言葉を尊重した形でいいじゃない?
お互いの言葉でいいじゃない?と思ったのです。
結局準備会を通して、
そういう思いは、特に気にならなくなりました。
どういうことかというと、
私はエスペラント語で話しかけられたら
きっと間違いなく「エスペラント語」で返そうとするからです。
昔からずっとそうなんです。
その人のことば
相手のことば を話したがる癖があります。
だから、エスペラント語だけを排除するということは
私の性格上あり得ないなということに気付きました。
そう。
多言語の一つとして対応するであろう自分に気付いたんです。
そして、先生はその一つだけを推しているわけではなく、
どちらかというと紹介してくれたという感じでした。
手話とエスペラントを紹介してくださり、
その二つがかなり酷似しているんだということに気付かせてくれました。
詳細は次回書かせていただきますが、
要は、
こんな風に初めは ざわざわしまくっていた私。
その時に、
「先生を知りたいから、クイズを作ってみたい」
といった長男の言葉にハッとしたわけです。
この数年トラカレに参加して気づいたんですが、
先生方のことを
本を通して、準備会を通して
「知る」ことで、
「仲良く」なることで、
それまで以上に
す~っと自分の中に 先生方の思いが入ってくるんです。
引っかかるところが消えていくんです。
初めて人と出会うときに「腕組み」する感じです。
あの「腕組み」は心開いてませんという証にもなるらしく、
要は警戒している姿勢にもなるんだそうです。
そういう自分の中の姿勢が
先生を「知る」ことで変化が起き
先生の言葉がす~っと入ってくる。
だから、
長男が「先生を知りたい」という思いがベースにあることに
純粋に的を得てるなと思いました。
続きます。