この続きの話です。
長男がクイズを作りたいといった言葉が採用され、
他県の高校生のお兄ちゃんとZoomでちょこっとMeetingをしまして
クイズを完成させました。
二人で二問ずつ。
長男の問題は小学生らしい問題。
お兄ちゃんの問題は、先生の本「節英のすすめ」を読んだからこそ出る問題でした。
で、長男の一問目!
★エスペラント語で「ありがとう」は?
①だんこん
②だんけん
③だいこん
答えは、①。
一言感想で、
「ドイツ語のダンケと似てるなと思った」と言っていました。
まさしく!
面白いのは、③の選択肢も「大根」でなく、①や②と同じような発音で言ったことです。
無意識だと思いますが、ナイス判断だと思いました。
この後、お兄ちゃんが
「節英のすすめ」から一問出してくれました。
「節度を持って英語を使おう!」と本で先生がおっしゃられているそうです。
これを受けた次の長男の問題が・・・
★クリストフ先生が高校の時に入っていた部活は?でした。
①英会話部
②手話部
③ワンダーフォーゲル部
どれも、なんとなくありえそうな・・・面白い選択肢だと思います。
答えは①。
長男の一言コメントは
「節英って言ってるのに、英会話部でびっくり!」でした。
なんという、突っ込み!!
小学生だからできる突っ込みかもと思いながら聞いていました。
( *´艸`)
この二人の掛け合いのようなクイズは
前日に初めて打ち合わせしたとは思えないほどの息の合ったものとなりました。
二人ともヒッポっ子だなと思いました。
本番に強いです。
特に面白いのが、
二人とも前日の顔合わせでは出てこなかった
ドイツ語やエスペラント語が自然と口から出てきたことです。
これは他のパネリスト(司会や感想など話す機会のあった方々)にも言えるのですが、
本番の最中ですら、
進化していくのです。
みんなが一体となって
先生やエスペラント語に対してどんどん心開いていく感じが見てとれました。
先生の話が終わった後、
質問感想の時間があったのですが、
普段なら質問をぱっと思いつく長男がめずらしく
「質問はないなぁ~感想はあるけど」
と言いました。
進行上「質問」が欲しかったみたいなので、
動かずにいると、
もう終わりかけの時に長男自ら
「感想いいたい。。。」
とつぶやきました。
即、その旨を伝えると
ぎりぎりマイクを回せてもらえました。
最初にさせてもらったクイズと違って
内容の決まっていない「感想」を言うときは
私は長男の視界から外れるようにしています。
子どもの心からのことばを引き出すには
母は邪魔だと思っているので、
変な影響を与えないために隣の部屋にす~っと消えました。
話したかな~ってころに、戻ってくると、
先生が「大事なところを おさえてくれてて嬉しい」
というような感想を言ってくれていました。
あと、あの「だんこん」の問題は今日一番のHitだったようです!
先生の感想にホッとした母でした。
彼の感想は後で録画で確かめたところによると
「3つほど言葉を変えるだけで、エスペラント語と手話が同じ説明になることにびっくりした。
あと、エスペラント語のはじまりが
一つの国がすごく大きかったからいろんな民族がいて、民族同士で誤解しあった結果だったと分かった。」
でした。
感想が言えたこと自体も嬉しかったですが、
ふと考えたら、
メモもなく、自分の思いを言葉にして話せるってすごいなと改めて思いました。
やっぱり ここで日々思いをことばにしているからだろうなと思います。
本番に出るのは やっぱり「日常」の力だなと思いました。
個人的には
先生の最後の言葉が一番うれしかったです。
「ザメンホフがHippoを知ったら、きっと感動しただろう。
エスペラント語が出た歴史は
分かれていった民族同士をつなげようとして出た発想で
それを多言語という形で革命的に行っているHippoはすごい!」
でした!!(≧▽≦)