Hippoの仲間が素敵な記事を書いたのでシェアします。
彼女は、小さいころにカナダに住んでいました。
当時まだ幼かった彼女は
その頃 両親がカナダで多言語活動を広めようと奮闘していたことは特に気づいてなかったようです。
でも、今この素敵な環境をもっとたくさんの人に知ってほしいという
ヒッポを伝えていく立場になって改めて、
この当時のカナダ
トロントでヒッポを広める活動をしていた両親が記録した
「トロントレポート」を読んだそうです。
彼女のことばを引用すると
『・・・(レポートには)多言語を話せても嬉しくない人たちがたくさんいるということを感じていることに触れていました。
多言語がたくさん身近にあるから共通の言語「英語」でまとめてきた、そしてそういう考え方の人が8割いるアメリカ・カナダでこの「多言語を話そう!」というヒッポを広めるのと、基本的に「日本語」の単言語の島国、日本でこの活動を広めるというのは伝え方というか、響くところが違うのかなと感じました。』
とあります。
その後、今のHippoの代表にそのことを質問したら
こんな返事をもらったそうです。
『スザンヌ先生が(ヒッポの活動を知った時に)感動したところ。人と人との繋がり。Kind hospitality。Compassionary(やさしさ)単なるやさしさでなくて、心から、この人と一緒にやりたい。人と人とのつながりがいい。言葉の説明もした。言葉には興味がある人が多かったけれど、人と人とのつながりに感動して入ったひとが多かったかな。(新人フェロウの)みんながやっていることと重なる。言葉以上の人と人とのつながりや、小さい子と多世代でやることに価値をもってくれた人。そこに気づいてくれるまでも何回も説明した。お母さんのように受け止め合う環境ということに感動したんじゃないかな。』
そのことばを受けて
彼女が感じたことは
『共通の言語「英語」で一つの国家を作ってきた国の人たちにも、
基本的に単言語の島国「日本」でもやはり中身は同じ「人」。
「人」と「人」同士がお互いにやさしさを持って愛情深くお互いに心を寄せ合う。
~中略~
「来てくれた人たちが、ここだったらどんな自分でも、
どんな子供でも受け止めてくれる、
居心地のいい場所だな」って感じて帰って欲しい
ということだったことも併せて思い出しました。
~中略~
どうして多言語?どうして多世代?
講師の話をいただいたとき、私もずっと
「多言語、多世代、多国籍が当たり前にある環境。
どんな人に対しても目の前にいる人は紛れも無い『人』であって
言葉や世代・国籍なんて肩書きにとらわれずに接していくのが当たり前に育ってきた。」
というような旨を伝えてきたつもりでしたが、
なんかもっとその言葉の深いところに潜れた気がしています。
だから多言語。
心を開いて人と人がつながっていくことを大切にしている。』
と書いた後、
主に研究に携わって来てくれた教授陣と
同時に、この活動を40年以上も続けて来てくれたHippoメンバーの皆さんに感謝を述べて締めくくっていました。
***
素敵だなーって思います!
本当に!
↑実は先日、
その思いをことばにしようとして
ことばになってないなぁ~と思っていたところだったので、
彼女のことばをきいて、
そう!それ!
とすごくストン!ときました。
だから、
「書いて!今書いて!!!」
ってプッシュしたところ、あの記事ができあがりました。
プッシュしてよかった!
↑ここにも以前書いていたように
やっぱり「人」で、
その時その場に来てくれた人と創り上げる!
そういうファミリーを
やっぱり常に意識していきたいなと
再認識した次第です。
***
彼女は最近ことばに書き起こすのができなかったようなので
これを機にちょっとずつでも形に残していってほしいなって
思います。
もう一度リンクをはっておきますので
ぜひぜひ一読ください。
***
そういえば
先日の山の中de講演会で
司会の方が「今日はどうして(why)来てくれましたか?」
という質問を体験者にぶつけてくれたんですが
その返答を後日ラインでもらいました。
「やっぱりあなたたちに逢いたいからやわ~!」
だそうです!
うれしい!!
また逢いに来てね~!!!
私も逢いに行きます!!!