メタカツについて語った19YLメヒコ①メタカツについて

その他

先日、帰省途中に寄らせてもらったファミリーで

偶然、19年度メキシコに高校留学した子たちが現れ

スーパー豪華なファミリーになりました!!

その翌朝のファミリーで 長男の感想を聴けた話は 

こちら↓

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この夜のテーマはメタカツでして、とっても面白い話が繰り広げられたので

一部シェアします。

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今年23YL(23年度イヤロン:高校留学)から帰ってきた子たちは、

行く前に 留学準備として

たくさん多言語のマテリアル音源を真似してうたって行ったそうです。

真似してうたうことをメタカツと呼んでいます。

そして、

帰ってきて報告会で出たことばを簡単に一言で言うと

『思ったほどメタカツをしていった意味があるようには思えなかった』

ということだそうです。

留学先での実生活において

本当に欲しい単語が音源に入ってなくて困ったとか

そういう具体例が出ていました。

ただ、

『メキシコのスペイン語一色の世界に入った時に

怖いという思いはなかったので、そういう意味では

準備としてたくさんメタカツをしていったのはよかった』

という声もありました。

こんな一連の話を聴いたときに思ったのは、

やっぱり初めから「ある」人には

なかった人の感覚がないから そういう回答になるのかなと思いました。

つまり、

過去の先輩YL生たちは

最近のYL生ほどは メタカツしていかなかったので、

『もっとメタカツをして、音に浸ってから行けばよかった』

というような感想が出たのかなと思います。

一例をあげると

留学先で 現地の音をキャッチするのに3ヶ月ほど苦しんだYL生もいたそうです。

それを思えば、

音にはかなり触れて行った23YL生。

準備して行った分、

無意識に 音に対する期待度が高かったのかなと思います。

個人的には Hippoのマテリアル音源は

普通の本屋さんでゲットできる教材の音源ではない

実体験が詰まった内容(ストーリー)の音源だからこそ

日常に使える言葉がたくさんある内容になっていると 私は思います。

もちろん、

私は高校生の時に10ヵ月も留学してないので、

比較にはなりませんが、

「ない」組の私からすれば

こんな環境で育ったこと自体が羨ましいです。

***

そんな感じで、

過去の体験から思うこと 感じたことを 

19YL生が 話してくれていました。

それを受けて

ある方が、「メタカツ」について話してくれた内容が

心に残りましたのでシェアします!

ちなみに、

その内容はいつも気にはなっていたけれど

まだ ことばにはできなくて。。。

その辺りを ちょっとことばにしてくれていました!

***

『今 話が 「うたう=メタカツ」っていう流れになっているかなと。

受け売りなんですけど、

うたうことだけがメタカツじゃなかったよなと。

メタカツ=メタフィジカル活動。

大きいくくりの中の 一つに 「うたう」ってことが入っているだけであって、

別に うたう=メタカツではない ってのを聞いたことがあります。

メタカツって言うのは、もっと広くて。。。

きっと いろんなやり方があるんじゃないのかなと。

Hippo創始者の榊原さんは 

赤ちゃんのやり方をやってみよう 

ということを言ってるので

赤ちゃんがどういう風に ことばを獲得していくかってのを見たときに

じゃぁ周りで その国のことばが流れている環境が まずいるんじゃないかということで 音源を流している。

もちろん その国にいるわけじゃないから

音源が応えてくれるわけじゃないけど、

なるべく 環境を近づけていくにはどうすればいいかということで

色々Hippoでやっているんだと思います。

だから、やり方は色々あって 

本質的なところを見て行けばいいんじゃないかなと思ってます。』

別の方が、

『多分、メタカツって丸ごと真似をしたりとか。。。

Hippoの音源をしなければいけないわけじゃない。

例えば ホストの言ってることでも

自分が言ってみて初めて分かるとか。。。

その人の真似をして自分で口にしてみたり 真似してみたり、

そういうのも全部メタカツだと思う。

メタフィジカル活動って 

肉体とかをこえた 丸ごとやっていく。

肉体だけの現象じゃなく。

そこを超えた活動。

メタカツと言えばこれ!うたっとけばいいってのは、ちょっと違うんだろうね。

そこがひずんできてるんだろうね。

赤ちゃんと同じで、人間として 分からないけど とりあえず一緒にやってみよう!

そこから、スタートでね。』

みたいな話になりました。

その後、19YL生が

『俺はHippoでいうところの準備はしなかった。

メタカツもしてない。Hippoにも出れてなかった。

行ってる気にはなってた。(笑)

Hippoでやってることってコミュニケーションのためにやってる。

みんなの前で何かを表現するとか、何かやってみようとか そこが大事。

留学先の学校で大事なことは

日々の日本の学校でも十分やってる。

だから、俺は そこを大事にしてた。

部活も文化祭もめっちゃやった!

すっごい楽しかった!学校好き!

俺は 学校でやってること Hippoの軸 それぞれのいいところを 俺はとるべきだと思ってる。

俺の「準備やらない」は、Hippoってやらされるものじゃないから

やりなさいと言われたことは やらなかった!

~中略~

結局 自分からやろうと思ったこと以外は 身にならないと思う。

よく これからYL行く子に相談うけるんだけど、

それだけ将来のことを悩んだり考えたりしてるなら、

進路のことも帰ってから ちゃんとできるだろうし、考えられる。何とかなる。

そこって別にコミュニケーションは ことばだけじゃないと思ってるから

スポーツや音楽がコミュニケーションを媒介してる場合もあるし

そういう部分があるから、メタカツはうたうだけじゃないっていうのはすごくわかる。

だから、俺はメタカツやりなさいとは言わない。

なんならバスケやりなさいって言う。』

***

少し省略したり、話し言葉でばらついていた文章をまとめた部分はありますが、

9割9分、発言者のことばをそのまま書きおこしました。

このあとも語ってたんですが、そこはまた後日!

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この日の前半の話は、こんな感じで

メタカツについてでした。

今迄 感じてはいるもののことばにはできてなかったので、

特に触れずに来ました。

でも、ちょっと人のことばを借りて

文字化してみました。

まだ 感覚的には分かるんだけど、

私自身のことばにはできてないなぁと思いながら。

いや、多分、してるんですが、

ここのブログに書いてあることのほとんどが 

そういうことにつながってるんだとは思っています。

全く別のことをしているつもりはないのです。

それをわかった上で、

うたうことを

多言語をうたうことを楽しんでいる日々です。

こうして、

人とことばをかわすことで

考えが深まったりしている日々がとても楽しいです!

この続きの 第二弾もお楽しみに!

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