春休みに行われた「多言語雪の学校」のリアル報告会がありました。
Zoomでの報告などなど、詳細は↑上の記事からさかのぼっていただけると
ありがたいです。
で!!
そのリアル報告会、
地域から3人雪学に行って
一人だけ、リアル報告会に参加できました。
地域といっても、
範囲的にはかなり広い地域!!
規模的には超小さいけど。( *´艸`)
***
参加できたのは、紅一点のK!
家庭の事情があった中、
Kは自分で報告会を選びました。
実は家庭の事情は「法事」。
おばあちゃんっ子だった彼女が「法事」より「報告会」を選んだのは
雪学でリアルに繋がれた「人との絆」をしっかり感じていたのが大きいのかなと思います。
お母さんのVには、
「おばあちゃんへの想いはもう十分に届いてるから、Kの選びたい方を選べばいいよ。」
ということばと共に、
まだ見えない未来にあるもの・・・
すごく大切な出会いにつながるかもしれない・・・
そんなチャンスになるかもしれない・・・
みたいなことばも もらっていたそうです。
運転しながら聞いたので、
正確なことばは忘れてしまいましたが、
そんな先のことを小3なりに考えて選んだそうです。
すごいなぁと思います。
ということで、
Kの一家は報告会への参加は無理だったので、
Kと一緒に我が家のKidsも連れて 報告会に参加しに行ってきました。
***
面白いのが
雪学の時と同じで、
自分で選んだわりに、
最初ドキドキ緊張して顔がこわばっていました。
雪学と同じといえば語弊があるかな。
あの時は、
出発前に寂しくて泣いていました。
今日は、ド緊張といった感じ?
「みんなの前で報告するの?ええええーーーー!」
みたいな表情でした。
でも、終わってから本人に聞けば、
前で話すであろうことは分かっていたし、
その覚悟もしていたとのこと。
ただ、確実に最初は顔がかたまっていました。
私はというと、
何といってもBebe連れ!
会場について早々
そのまま末っ子二女を連れてトイレへ!!
Kからしたら
突然ほったらかしにされたー!
みたいな事態だったかなと。。。
でも、トイレから戻ってみれば
ちゃんと輪に入って
緊張しながらとはいえ
みんなど踊っていました!
Bagus!
きっと、声かけてもらったりあったとは思います。
でも、それで輪に入れるなら十分すごいです。
***
報告会は、
雪学参加が、
二回目以上の人たちが先にマイクをもって報告してくれました。
うまい進め方だなぁと思いました。
やっぱり何事も真似から!
先に過去に報告した経験者を前に出すことで
見通しが持てます。
自分もこんな風に この程度話せばいいのか!
ってきっと自分ごとで人の話が聞けたはず!
その後、小さな輪になって
たくさん話を引き出してもらった後に
みんなの前に立ってKが話すときが来ました!
サッと自分から立ったというよりは、
行っておいでよ~って
背中を少し押してもらったみたいです。
でも、その顔は
最初のカチコチの顔ではなく
堂々としていました。
我が家の二男やさっきまで一緒にお昼ご飯を食べていた子たちも
最前列でKの話を聞いていて、
わかってるなぁ~!!
って思いました。
二男たちはちょっとふざけた視線を送っていたそうで
後で聞くに K的には困ってたっぽいですが、
多少それで緊張も解けたんじゃないかなと思ったり🤣
***
みんなの前に立っての報告Timeでは、
誰に言われたわけでもないだろうに
ちゃんと自己紹介(スペイン語でした!)の後に
泊った宿の名前を言っていて、
ちゃんと周りの真似してるのが分かりました。
真似ができているということは、
人の話をしっかり聞いていたということ!
Bagus!
印象に残っている話や、ホームシックの話を
すらすらしていました。
報告の時間も
長すぎず短すぎずハイクアー!
内容も、ありきたりじゃなくて
ちゃんと自分の体験の話をしてくれてばっちりでした!
途中、緊張もあってのことだとは思いますが
ことばに出ていない分もあったようには思いますが、
最後には
「ホームシックになったりしたけど、二回目行きたいなって思ってます」
で、締めくくっていました!
〆までばっちり!
やり遂げた!って顔、していました!
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追記!
帰りの車で聞いた話ですが、
話の内容自体は、
どうやら小さい輪で話した中から
聞き手のリアクションのよかったものを選んで
みんなの前で話したそうです。
そこまで考えて話せるって・・・
なかなかないと思います!!
緊張の中でも、頭しっかり回ってた証拠!
まらじぇ!
***
今回 報告会に参加して思ったのは、
雪学に参加していようが
してなかろうが
こういう報告会に参加できるなら
したほうがいいなということです。
LMPとかと同じ。
直接関係あろうが なかろうが、
自分から飛び込むことで
環境になりに行くんです。
何が功を奏すかわからないスタンスがいかに大事かって思いました。
自分の人生設計に雪学が入ってなかった子も
こういう機会に参加することで
行ってみたいと思ったり
行くもんだと思い込んでみたり
人それぞれですが、
環境に「雪学」ということばを置くところからはじめるのには
最適だなと思いました。
子どもによっては
(世代によってもだけど)
「母のひとこと」であまのじゃく的に
参加を嫌がることもあると思いますが、
こういう機会を間接的に利用して
いいきっかけにしてあげるのも大切だなと思いました。
何でもかんでも
「自分ごとにする」
これが、すごく大事なんだなって思った次第です。
***
そうそう!
忘れてはならないことが一つ!
あんなに最初にどぎまぎしていたKですが、
早い段階で
気の合う年の近いお女子を見つけ、
一緒に楽しそうに過ごしていました。
今日久々の再会でもしたのかと思い、
「雪学で出逢ってたん?」
って後できくと、
今日出会ったと言っていました。
Hippoに参加し始めた頃の
超人見知りのKを知っている私としては
衝撃しかなかったです。
雪学前に
友達は「いけばできる!」と
豪語するようになっていただけあって
本当にそれを実践していたということです。
有言実行タイプ!
こうやって
人生の経験値上げていくんだなぁって思いました。
「人」の絆を、優しさを知ったKに
新たなお友達ができたことを
とっても嬉しく思いました。
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