今日は遂に・・・
8月の「お絵描きプロジェクト」から
ずっと書きたかったネタです!
「お絵描きプロジェクト」とは
お絵描きからことばの成長などをみつめる活動で、
この会のおかげで
ことばとお絵描きは同じだということを
認識できました。
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で、何が書きたかったかというと
6歳の年長男子 2歳9か月の男子
二人の男子のママさんのべべフィーが最高だったんです!
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8月のはなしですが、
6才長男君の周りで起こっている出来事が面白いらしいんです。
男の子の集団の中で
嘘のような想像の世界の会話が成り立ってるみたいなんです。
「跳び箱100段跳んだんだ」とか、
現実では考えられないこと、
そんな会話が成立してるんだそうです。
で、
そんな状態が2ヶ月ほど経ってたそうなんですが
長男君に そのことを尋ねると
「ぼくは言わない。だって、嘘だもん!」
って言うそうなんです。
でも、絵が変わってきてるんだそうです!!
今迄、↑こんな感じで
現実にあるものをかいていたそうです。
特に写し絵が大好き!
でも、きっちり似せてかけないのが嫌で
図鑑にトレーシングペーパーを置いて描いていたそうです。
本物を捕ってきて、
標本にして観察しながらかいたりするのも好きだそうです!
でも、
うまくいかないと
「ダメ!似てない!」
と言って ぐちゃぐちゃにして。。。
それくらいきっちり本物と同じようにかいていたんだそうです!!
それが、
周りが想像の話をし始めてから
本人はそんなことばは言わないんだけど
絵では想像のものをかき始めたそうなんです!
↓↓↓
面白いことに、
想像の絵だと
間違いがないから
正解がないから
結構自由な絵になっていて
ぐちゃぐちゃにすることもなかったみたいです。
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こんな風に 一から自由にかけるように
想像して 創造できるようになったら
多言語をうたうメタカツという活動のリクエストも変化したようです!
以前は、
みんなが言うことばとか
知ってる言葉をつかってリクエストしていたようです。
それが、
想像の絵が出始めてからは
誰かの真似のリクエストとかではなくて
「ブラッキーが餌を食べるところ」とか
自分の中で思ったところを
想像して
ことばにして
リクエストするようになったそうです。
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自分の想いを
ことばにする子
体で動きで表現する子
立体に表す子
絵に表す子
って色々出る方向が違うんですが
彼は絵に現れたんだなと思いました。
ママさんも
「絵を観察してなかったら
うちの子は 他の子と同じように
現実にはない話をしたりしないんだなって思って
それで終わってたと思う。」
って言ってました。
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このお絵描きプロジェクトを主催してくれてる方が
『5歳くらいに
絵本とか物事のストーリーを楽しめるようになると思うんだけど、
想像の世界が楽しめるようになって初めて
ストーリーが分かるんだね。
あと、5歳くらいって 日本語の音源も好きだよね。』
って言ってました。
そしたら、
このママさんが
『長男が5歳の時 日本語が聞こえてくると
今聞いてるから 音量あげて!』
って言われてた話をしてくれました。
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私も 5歳前後は面白い時期だなと思っています。
母語である日本語をうたいたがる子が多いのも
本当に面白くて!
想像の世界が広がる時期って
つまり母語がしっかりし始める時期なんだろうと思いました。
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さらにこのママさん
6才の長男が
「もう一回言って!」
って言うようになったって話をしてくれました。
それって
「人の話を聞けるようになったってことなんだ!
小学生に上がるってことは
先生の話をちゃんと聞けないといけない。
その時期なんだな~」
みたいな話をしてくれて、目から鱗!
「もう一回言って!」
って言われたら
「えええ~😱もう忙しいのに~」な日々!
そこを、
そういう時期なんだ!
「人の話を聞けるようになってきたんだ!」
って気付けるこのママさんがすごいです。
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そういえば 我が家の三男も
入学前に 想像の世界がひろがって
面白かったです。
特に面白かったのは
仮定法が出てきたとき!!
あれは感激でした。
あれも 結局は
想像の世界がひろがってるから
出たことばなんだなと納得!!
↓↓↓
全てがつながっていく感じがすごく面白いです。
ことばと絵とふるまいと。。。
そして、
うちの三男同様、
立体の表現も出てきたそうです!
↓↓↓
みんな 違うように見えて
同じように「想像の世界」を漂いながら
「創造の世界」に入っていくんだなぁと思いました。
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8月末の話だったので
きっと彼は今また少し成長して違ってきてるんだと思います。
また このママさんの話を聞くのが楽しみです!
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