お絵かきの成長の過程は「言葉」と一緒!

お絵描き・文字
たった数日で、色使いも全然変わってる!線もしっかりしたなぁ。と今なら気付ける!

前回の記事で、子どものお絵かきの「余白」には意味があった話を書きましたが、

これには続きがあります!

そのあと、

パーツパーツを描きわけることにはまったそうです。

相変わらず電車や汽車を描いていたそうなんですが、

煙突だけとか動輪だけとか部分にこだわって描いていたそうです。

そうするとまた、同じ丸でも、ちょっとの違いが気になるので

少し描いては次のページ、もう少し描いては次のページというように

何段階も描いてはやめ、描いてはやめ、ってしていって、

最後に完成にたどり着くって、描き方をしていったそうなんです。

私、

お絵かき落書き区別していなかったくらいなので、

そんな。。。

描いちゃ止め、描いちゃ止め、、、なんてして中途半端なの見たら、

きっともったいなーい!ってなっていたと思います。。。

でも、

お絵かきは「言葉」、、、

そう、なんか、やっぱりこれも言葉なんだなって今では思います!

先日、Hippo Family Clubをつくった榊原陽さんの昔の講演会の動画を見る機会があったんですが、

その中の「いし」と「いち」の話を思い出しました。

どんな話か簡単に説明しますと、

子どもが「はい、いち

と言いながら、をわたす。

石をもらった大人が、その石を返すときに

「はい、いち

というと、子どもに

「いちじゃない、いち」

って怒られるんです。

ちょっと前まで、

「はい、いち」

怒らなかったのに。。。

こんな現象ありませんか?

子どもって言葉というか単語というか。。。そういうものを使い始めてちょっと経つと、

より細かく聞き分けられるようになるんだと思います。

石と1、

この場合、「シ」と「チ」です。

だけどまだ、口が追いつかない。。。言えない!

そういう段階!

彼が絵で細部にこだわりだし。。。

だけどかけないから次のページ次のページ。。。

といくのが、

そのちょうど言葉を聞き分けられるようになったけどまだ言えない!って頃にすごく似てる!

と思いました!

さっきは、子ども。。。と言いましたが、

実は大人も同じ。。。

他の言語に触れ始めたときは、聞こえてなかった細かい部分が聞こえだす。。。

言うまでには時間がかかるんだけど。。。

私はこの前ある人に

マレーシアで髪の毛ってランブッだよねーと聞かれました。

ランブータンというフルーツをご存知ですか?

ランブータン

それ!そのランブッ!正解!毛です。

で、その人が、「マレーシア語のCDの中の動物の中にもランブーってある〜」って言ってたんです。

すぐに私もその部分のCDの音を聞いてみました!

そしたら直感で違う!

って思ったんです。

何か違う!

カタカナで書いたら確かに2つとも「ラ」

だけど、違う。。。って思いました。

確信はないけど、たぶん「R」と「L」の差だなと思います。

私が言えてるかどうかは、確認が取れないけど、

そのあやふやなところが、

聞き分けられるようになったけどまだ言えてないその子の状況に似てる気がします。

多言語をやってらっしゃる方、おおいに心当たりあるんじゃないでしょうか?

この現象は、子どもだけじゃない〜って。

言葉をやってるみんなが通る同じ道!

これがお絵描きに見えてくるとは!という驚きの話でした。

ちょっと、我が子の絵を見返してみよう。。。とか

今後の絵は捨てる前に見てみよう。。。

いつか我が子ができたら見ます!

という人が増えたらいいなぁ。

コメント

  1. ナッツ より:

    『なんか言ってみたら思っているのと違う現象』はめっちゃある!
    ひっくり返るのも、あるよね。アタマでは絶対『柔らかい』って言ってるんやけど、『やらわかい』になって出てくる。
    大人もあるー!見つけた音がどうしても口から出せない。もどかしい…。

    状況は同じやのに、子供ほどの『出したい情熱』はないなー。

    • Haru より:

      長男がまだ「やらわかい」っていってるし、次男は中央公園を「中国こうへん」っていってるし。いつまで続くか楽しみにしてる。結構他にもあるけど、なかなかとっさにはおもいだせませぬ。書いとかないとだめだね。。。

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