何が功を奏すか:広ーい世界を与えてあげると予想外の効果が出た!

お絵描き・文字
大好きなお絵描きの先生を描いたらしい 三男の作品

一緒に多言語活動をしている方が 息子さんの変化をLINEでシェアしてくれていました。

本人の許可をいただいて、ご紹介させてもらいます。

『息子(3y1m)について。
2歳になっても筆記具を始めとして粘土や絵の具などを嫌がっていて、
家庭では促してもまったく絵画・創作活動に取り組めていませんでした。
園では自由画帳にひたすら螺旋が描かれるばかり。
転機は、今月、大きめのホワイトボードを購入してから起こりました。
届いたその日、ボード目一杯に線を描き出しました!
その後は、根気強く一人で全部消していました。
次の日以降は、一筆書きでぐにゃぐにゃの閉じた線を気ままに書いては消すようになりました。
また、その後ワークブックにも変化がありました。
これまでは一緒に筆記具を握ってあげても描くのを嫌がっていましたが、
自ら文字のようなものを描いたり、迷路に取り組むまでになりました。
びっくりするほど大きな変化です。
本人のゆっくりとした成長のタイミングと、
ホワイトボードを手に入れたタイミングがうまく合致したのかなあと思っています。
これから色んな作品が増えていくのかなと楽しみにしています。』

大きなぐにゃぐにゃの線をかき続けている状況。ひたすら描き続けたらどこかで変わるかなー?だそうです!

それに対して、
いつもお絵描きプロジェクトを主催してくださってる方が、

『その子その子で、
タイミングと
ぴったりの素材とか大きさとか、
そそられるきっかけがあるんだねー!おもしろい!

私も小2のクラスの付き添いボランティアに2ヶ月通ってみて思ったけど、

広いところで走るとか
大きな紙に描くとか書くとか
大きな声を出すとか

なんか早いうちにそういう体験ができると、
気持ちよく身体を使うことを知ることができるんじゃないかなーって思っていました。

文字の習い始めが、
小さい机の、小さなノートの、小さなマス目に合わせて書くことから始まるのって、なんか苦しそうに見えて。

自分の可動域(視野とか耳を澄ますとかも含めて)をフルに使う気持ちよさを
どれくらいの子が味わってるかなーって思ったり。

お絵かきも
描くこと自体気持ちが良いものだよねーきっと。

息子ちゃんはそれを見つけたのかなー!』

ってお返事があがっていました。

***

すごく共感しました!

私も、大きな紙にばぁ~ってかくのすきだし

手形とか足形。。。

つまりボディーペインティングとかも大好きです。

あれはやっぱり 体全体で表現できるから面白いのかなと。

泳ぐのも同じなんですが

狭いプールでまっすぐきっちり泳ぐより、

大自然の中で岩の上から飛び込むのなんて最高に楽しくて!!!

だから

やっぱり 最大限に のびのびできるところで

おもいっきりやるのが いいなぁと。

まず楽しむ、好きになる。

そして、頑張る系のことをする。

この順番が大事かなと。

***

かつて やっちまったなぁと思っているのが

長男のアルファベット。

マレーシアにいた当時 長男は英語をしゃべれたし、

保育所のマンダリンの授業で細かい漢字をいっぱい書いてたので

特に何も気にせず、やらせてしまったんです。

日記とまではいわないけど、

文字を書かせてみたくて。。。

でも、アルファベットは知っていても

単語とか文章を書けるわけじゃなかった子に

書かせるって、、、

もうちょっとやりようがあったよなぁって思うのです。

好きなようにさせてればよかったんですが、

書き始めたのをみていると、

いちいち 細かいところが気になってしまって

それが全部注意の対象になってしまって、、、

どんどん小さくなっていく文字に

イライラは募り。

はじめは楽しそうにやっていたのに、

なんで、自分は書いてるんだろうって

きっと段々思っていたと思います。

させられてる感じ。。。

それ以来 

長男が英語を嫌いになったとか

文字を書くのを嫌いになったとか

そういったことが特別あったわけではないんですが、

一対一でそんなガミガミすることじゃないのに

やってしまったのは

私の性格上 当然の成り行きで。。。

だからこそ、

あんなことはすべきじゃなかったなぁと。

無意味だったなぁと。。。思っているのです。

今なら見守れたと思います。

でも、当時はまだ キチキチしてたと思います。

かなり。(*ノωノ)

まぁ~子育てなんて そんなもんで

こんなことの繰り返しだとは思いますが。

だから、大して気にはしてないのですが、

この話を聞いて思い出してしまったので懺悔しておきました。

( *´艸`)

ペナンの保育所で長男がこんな小さい文字を書いてたものだから。。。A5ノート

***

逆に、

知らない間にいい経験をしてたんだなと思ったのが習字です!

思い起こせば、

長男が初めて習字をしたのは マレーシアで、

習字のパフォーマンスに参加したときでした!

あのとき、集団の中から何人か選ばれて、

たまたまじゃんけんで勝てた長男もパフォーマンスに参加したんです。

選ばれた人は 自分の好きな漢字を一字かくんですが、

その用紙が、教室の床くらいあって、

とっても とっても大きかったんです!

そこに〇があって、この辺に好きなように書いてね~

という感じでした。

長男は自分の名前の漢字を一つ、即座に選んで書いてました。

当時小1。

結構 難しい漢字だったんですが、さくっと書いていました。

とてもいい味のでた素敵な漢字でした。

でも、いくら自分の名前の漢字だからって

もう書けるようになってたんだ!

っていう驚きの方が勝っていて、

あのとき

大きな紙に 

パフォーマンスの大きな音楽と共に

代表として書かせてもらったという高揚感なんて

あんまり考えてなかったんですが、

今から考えれば

そこが 長男の習字の原点だったのかなと。

だから、

習字の教室で、

冬休みに作るカレンダーがあって、

そこに漢字一字をかき込むんですが、

毎年のように、自分の名前を書き続けていたのかなと。

二男は、「王」とか「天」とか、

なんか彼らしい上昇志向高いなぁって文字を選んでるんですが、

長男は6年生卒業の年まで毎年自分の名前の漢字を書き続けていました。

本当に、人生 何が功を奏すか分からないですよね。

***

余談

そういえば 我が家にもホワイトボードあるんですが、

これ導入した当時、みんなやたらとお絵描きをしたがって

驚いたのを覚えています。

どちらかというと、

うちの子はみんな3D派で、ブロックとかレゴが好きなんですが、

導入後、けっこうお絵描きしてくれるようになったなぁと。。。

ほんと、人生何がきっかけでどうなるかなんて、ほんと分からないですね!

とにかく、

ドン!とデカく広いものを提供するのはおススメかも!

( *´艸`)

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