小4の時に この日曜学校のプレ講座が試験的に行われたのに参加して以来
去年の第一期生、今年第二期生として参加しています。

10才くらいの子どもに!という講座なので
長男が参加できるのは今年までかな。
この三年を振り返ってみて、
精神的な部分がお年頃に入ったので、
かなり色々違って見えます。
プレ講座の時は もっとキラキラして参加してたような。
( *´艸`)
でも、だからと言って今退屈~と思いながら参加してるわけではなくて
どちらかと言えば、
静かに、ただ現地で自分も参加したかったなぁ~という感じかなと思ったり。。。
基本ベースは同じ話を3年聞いてるんですが、
そこはHippoっ子!
知ってると言いながら、聞いてます。
そして、やはり見る限り、
知ってても聞いてる本人も成長してるから
内容の入り方も違う気がします。
あくまでも私の感想ですが。
もちろん先生方も練りに練った講座をしてくれてるので
去年と完全に同じなわけもないですが。
どちらにせよ、
長男の成長がはっきりみえた回がありました。
芸術の講座で「手」を描いたときのことです。
***
その講座の中で
先生が「手」と背景だけがうつった有名な絵画を見せてくれたんですが
「最後の晩餐!」
って即答えてました。
そういう雑学は相変わらずすごいなと思いながら。
他にも私が知らない「手」をモチーフにした有名画家の話も知っていて。。。
どうやら道徳の教材に出てきたそうですが、
本当に私が知らないことを結構知っていて
面白く成長していってるなと。
ついつい上から見てしまいがちの親子関係の中で
相手を共に尊敬できる関係でありたいと思ってるので嬉しい限りです。
***
話は戻って、
その「手」をデッサンした話をしますね。
かく前の態度はあまり変わりませんでした。
逆にひどくなってるかも?
「いややー。かけん!苦手や!かけんよー。
どうしたらいいのよー」
ってずっと逃げてました。
画面上では、休憩時間既にかき始めている子がいる中、
「手はいややー」
と遊びに行き。。。
休憩時間だからいいんですがね。
音楽を聴いてそれを表現したり、
自由にかくのは まだ好きなようですが、
写実的に見たままをかくっていうのは
本当に嫌なんだなと、見てて思いました。
でも、去年の作品と比べてみたら
全く違います。
本人は気づいてなかったみたいですが、
比べると一目瞭然!
「光と影」を表現でき始めてるなって思いました。

去年も多分彼なりに頑張ってた!
でも、多分去年「苦手」意識がついたかな?
去年は知らない間にかきおわってましたが
今年は描き始める前の騒ぎがすごくて。。。
だから、
最初にちょっと一緒に鉛筆で影をかく作業をしてみました。
本の数分一緒にしただけだったけど
その一緒ってのが 最近のキーワードかな。。。
それで何となく波に乗れたみたいです。
影を一緒に探して、
ちょっと一緒に線を書き始めた。
ただそれだけだったけど、
きっとそれでよかったんだと思います。
そういえば、小1の時の日記のかきはじめも
一緒にかいたし。
小6だから、放置でいいわけでなく、
ちょっとでいいから 一緒にってのが
まだまだいいんだろうな~。
どちらにせよ、
完成後、去年の作品を見せてあげたら
固まってました。
俺去年よりうまくなってる!
って思ったんじゃないかなと思います。
あんなに苦手ーって言ってたのに
上達を自分で認識したように見えました。
別に、
全てを何でもかんでもできるようになれとは
到底思ってないけれど、
いろんなことに挑戦する姿を見るのは
親としては嬉しいかな。
そうやって、
自分の世界を広げていってほしいです。
***
これは余談ですが
今年の作品をかいたあとに一言
「煙草入れもかいたから。ふふふ」
でした。
何のことかと思ったけど、
親指の下?付け根のところのくぼみも影を描いたということだそうです。
「解剖学的嗅ぎたばこ入れ」?
っていう名前らしい。。。