あっという間に やり始めて2年超えてたBebeメタ。
BebeとメタカツTime。
べべ達を集めて多言語をうたったりおどったり、ゲームしたりしています。
もちろん べべでなくても大人一人からでも参加できますし、
一緒に場を作ってくれる人は誰でも大歓迎。
出産前は週に3回していましたが、
今は週に2回。一回40分間。
もう少し落ち着くまでは、このスタイルでいこうかなと思ってます。
参加希望の方はいつでもご連絡ください♪
***
で、
そのべべメタで、先日話題になったのが
「チュー事件」♪
ただいまメキシコにいる方が
べべメタの時間に参加してくれて話してくれた体験話です!
その話を別の方がグループラインで みんなにシェアしてくれまして、
さらに話が盛りあがりました!
ちょっと紹介したいと思います。
***
『ボンジュー! 昨日のべべメタでの話。Bが、日本に留学経験がある人が「チューしていい。チューしていい?」と言ったそうです。実は、その人は「注意していい?」と言いたかったことがわかった話。思わず笑ったけど、Sが「イって言いにくいよね〜」と。そうか、当たり前に言ってたなあと気づきをもらいました。
そしたら、ファミリーで、4才児のママが、「子どもが今まで“アツー”と言ってたけど、最近“アツイー” と“イ”を言うようになった」と話してくれたのを思い出し、イが気になり出しました♪』
たったこれだけのシェアなんですが、
これを受けて 私も思ったこと&思い出したことがありまして・・・
『イの口は横にひろげる分ちょっと意識しないと難しいものね。でも、イってそんなに口を広げないでもイになるけど、やっぱり、めっちゃ広げてのイと、適当なイは音が違うのかな?うちにはあんまりわからないなぁー。
どちらにせよイの後にシは難しすぎる気がします。「注意していい?」のところ「ちゅういっていい?」になりそう。あと、長女のときのイの話ちょこっと書いたのありました!』
と、シェアしたのがこちら!
赤ちゃんや小さい子と同じように
その留学生も自然に話せるようになる過程で
同じ道をたどっているんだな~って思いました。
そしたら、それを受けて また別の方が
『イ 言いにくいですよね。
我が家の長男は「いお○」という名前ですが
結構小さいときに「オレ、オレ!」
と言ってて回りの人にビックリされてました。
「どこで覚えたのかな~?」と思っていたら
最初の「い」が音にならずだったことがわかり
本人は「いお○!」
と言ってたんだ!と気付いて、
なるほど~と思ったことを思い出しました!』
とシェアしてくれました!
その後も、みんなどんどん連鎖反応的に思いが湧き上がってきたようで、
いろんな話があがってきました。
『スペイン語だとу(イ)を自然に入れるのってできそうな感じがするけど、まず日本語の注意の「イ」が聞き取れてなかったってことなのかも?それとも逆に本人はチューイと言ってるけどかすかな発音のせいで日本人にはチューとしか聞き取れてない可能性もあるのかな?
いろんな想像ができてムイ インテレサンテ!なお話でした☺️❣️✨️』
これを見た時、実は私、
自分の多言語の状態を言われているような気がして息が止まりました。
今迄聞こえてなかった音が 突然聞こえだすことって よくあるんです。
最初 空耳な感じで 日本語みたいに聞こえていたものが
なんだか、ある日 ちょっと日本語から遠ざかった音で聞こえるんです。
こればっかりは 日本語の文字で表現するのは難しいのですが、
聞こえる音域が細かくなったり、広がったりしたのかなと思っています。
逆に、自分には全くそう聞こえない!という音で発している人もいて、
みんなそれぞれリアルな音に向かって
いろんな角度から本物に近づいていってるんだなと思います。
その後、
『「チューしていい?」と聞かれたBです!
本人曰く「チュー」しか聞き取れなかったみたいで「イ」の発音は存在すら知らなかったみたいです😳
当たり前に聞き取れても、Sが言ってた通り「イ」は言いにくい、発音しにくいんだろうなって思いました。
一生懸命「チューしていい?」って伝えてくれたけど、私は別の意味の方を浮かべてしまったから「なんで?!」ってビックリしましたw
(本人にチューの意味伝えたら、😳🫣って顔してました笑)
チューと聞こえたのも自然な事、ある意味超自然習得なんだなって思いました👂』
↑この「存在すら知らない音」、これが本当に厄介で、
例えば 日本語にも ない音が 存在していて、
それは なかなか最初聞き取れなくて。。。
もちろん、赤ちゃんの時は聞きとれてるんです。
だって、体に問題がない限り どこの赤ちゃんも
その土地のことばは 話せるようになるから。
そして
成長と共に 使わない 必要のない音は 自然と聞こえないようになっていく。。。
それを この多言語の活動をして、
日々色々な国の音の中で生活することで
もう一度聞こえるようになっていきます。
もちろん その過程は人によって個人差があるので、
どのくらいで聞こえるようになるとか 使えるようになるとかは言えませんが、
確実に 進化していきます。
その後、まだ話続き、、、
『イが発音しにくいという話で思い出しました。
イタリアに行ったとき、ホストがプレーゴを日本語でなんと言うか聞くから、「どういたしまして」と教えたけど、「ドイタマシテ」とか「ドタシマシテ」とか言ってた。シの発音もイの段だから難しいんだね⁉️』
『イって発音しにくいんだー!
英語の赤ちゃんことばって、ドギーとか、パピーとか、いで終わるのに、ふしぎだなー。』
って流れになったので、
『イだけとか その音で終わるイは まだ言いやすいと思います。
母音のa uのが先 その後oで、eとiが来る気がしてるけど。。。
(もちろん↑これは、赤ちゃんを見ていて何となく感じてるだけで全く根拠はないです!
そもそも、aiueoの5つにわけるのは日本語の感覚で、赤ちゃんは母音のすべてを境なく声にして発しています!だから、正直こうして日本語の文字にして表すのは難しいです。)
「いや!」とかは結構早く言ってると思います。いやいや期とかに。
それとは別に、文の間に入ってるときのイがまた難しいと思います。
口の動き的に難しいイがあるとおもいます。
イではないけど、同じような感じで動きを省エネしてる感じのこと書いたことあるのが
↓↓↓こちら!
そしたら、やっぱり続けてくれた方がいて、
『今目の前で、1歳3ヶ月の娘と3歳半の息子がふたりして反抗期なんですが、大人は嫌をイヤって読める発音してるけど、子どもたちは、ィ(空耳かな、言ってないのかも!?)やああああああと後半に声量アップ⤴️。
息子は、「ヤなの!嫌いなの、おうち嫌いなの」と言い残して、プールに消えました🤣
イ、って難しいかも。。。』
そうなのそうなのー!!って思いました。
最初音になってるんだか なってないんだか、、、っていう音、
でも、多分口の形はできてるから微妙に聞こえるような聞こえないような音が入る時期があるよね~
と思います。
ただし、
実は一緒に生活してると「嫌」って親は補完して聞こえてるから
本来このことには気づきにくいと思います。
よくある光景に、
お母さんには聞こえていて 「~っていってるやん!」って思うのですが、
周りの大人には聞こえないんですよね。
それとか、
その子のお兄ちゃんお姉ちゃんには理解できていて
親が「??」ってなってるもんで、上の子が教えてくれるとか。
***
たった一つの事例から、
こんな感じで話がグループラインで盛り上がりまして、
個人的にはとっても楽しかったです。
そして、それがことごとく
自分の過去に書いた記事にリンクしていくことも嬉しかったです。
結論をいうと、
その留学生のことばの成長と
うちの子(日本で育っている子ども)の成長が同じだったということで。。。
自然にことばが話せるようになる過程って
やっぱり国境関係ないなぁ~って思いました。