↑上の記事などで既にご存じの方も多いと思いますが
去年から二男の友達?あこがれ?の高校生が
イタリアへのYL(イヤロン:高校留学)から帰国し、時々その報告会に入っています。
今回もとっても素敵な話を聞けました。
Noプランです~から始まった話でしたが
ノープランだからこそ
その時の本音が聞けるというか。。。
本当にすがすがしいくらい
文字通りキラキラのお兄ちゃん!
ということで、今回の話で私の心に響いた話を紹介させてもらいます。
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「ことばと気持ちはつながってる」
心がふさいでる時も、
耳が開いてるのを感じたそうです。
耳が開いているから
心がどん底でも ふと何気ない日常の会話から CDの音が聞こえてきたそうです。
そして、その現象のおかげで
気持ちも自然と上がっていろんなことを乗り越える活力になったんだとか。
確かに、ふと日常にCDの音が聞こえると、それだけでうれしいです!
その嬉しい気持ちが、沈んでた心を救い上げたんだろうなと思います。
多分、音の後ろに仲間の存在がいっぱい感じられたのもあるんじゃないかな~って思ったりします。
留学前にみんなで(Line)でいっぱいうたっていったもんね!!
音には、情景がついてくるから、
情景がついて初めて自分の口から音(ことば)が出るようになった私としては
きっとそういう効果が彼の沈んでいた心に響いたんじゃないかなと思うのです。
一筋の光のように音が差し込んだんじゃないかなと思うのです。
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何も分からないイタリア語のテストをどう乗り越えたか
とりあえず自分ができること。。。
ということで、問題を翻訳して
問題の意味を理解して 一言コメントのようなことを書いたようです。
そしたら、すっごく嬉しそうに、
『先生が「すばらしいです」って日本語でコメント書いてくれました!!』
って思い出話してくれました!
素敵な先生に恵まれたんだなって思いました。
でも、人を惹きつけるのも彼の魅力の一つだと思います!
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『自分を客観的に見れるようになった』
その言葉を受けて、
どうして自分を客観的に見れるようになったか?
と問われたお兄ちゃんは、少し考えた後、
当時を思い出しながら語ってくれました。
『苦しいときの自分をみて
これからどうゆう風に自分は乗り切るんだろう』
って思ったって話をしてくれました。
こんな感じで客観的に見ることで乗り切ったという話でした。
その時に
『出発前に前年のYL生の話聞いててよかった』
ということばも聞けました。
やっぱり、ある程度実感を持って
行く直前に、明日は我が身!的な心境で 先輩の話を聞くのはすごくいいんだなと思いました。
こういう 先輩の話を聞いておくことで
前もって自分がこれから起こるかもしれない試練を疑似体験しておくのは
すごく強いと思います。
そして、その話をちゃんと帰国後に話すことで昇華していく子たち!
すごく素敵に成長していくわけです!
ただ留学するだけとはわけが違います。
これが Hippoで留学する良さの一つだと確信しています。
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『「どうせ10ヵ月遊んでるだけ」のことばのおかげ』
留学中にテストとかどうせわけわかんないし
毎日お気楽でいいね~って感じで
「どうせ10ヵ月遊んでるだけだろ」
って言われたそうです。
その時、
正直かなりカチンときたそうです。
そりゃそうだ。
留学で、しかもホームステイ。。。
家族になりに行く!
って思って行ったのに、思い描いていたものと同じなわけがありません。
日々色々なことに悩み苦しみ頑張ってたと思います。
孤独とも戦っただろうし。。。
そんなときに その一言は。。。ないなぁ。。。って聞いていて思いました。
だけど、お兄ちゃんは言いました。
『その一言のおかげで僕は頑張れた。
その時はカチンときたけど
その言葉のおかげで頑張れたから、
僕にとっては「大事なことば」だったなって』
衝撃です!
あれは うわべのことばなんかじゃなく
明らかに心からそう思っている言葉でした。
そういうことを言われて
くっそーって頑張ったまでは分かるんだけど、
心の底から「そのことばのおかげ」って言えるお兄ちゃんが、すごい!と思いました。
かっこよすぎて。。。
人ってこんなにも成長できるんだなっておもいました。
本当に日々独りで考え選択し、決断して、実行してきたから
今の姿があるんだろうなと思いました。
人のせいにできない 自分で考えるしかない時間って
本当に貴重なんだろうなと思います。