先日 二男のZoomファミリーに入ってくれた
イタリアから帰国したばかりの高校生のお兄ちゃんが
Hippoのお昼の帯番組(Zoom)に出演しました。
この話は
是非とも
今から留学に行く高校生たちに聞いてほしいです!
個人的感想を書きますと、
とにかく Bagus!
何がすごいって、
家族と本気でぶつかってきたからこそ見えた家族との絆がありました。
ぶつかるのって、すごい勇気がいります。
よく頑張ったなって本当に思います。
伝えることの大切さを改めて学んだなと思います。
この日は ホスト家族から受けたキツイことばの数々など
そういう辛い日々の話は特にしなかったんですが
そういう日々があっても尚、
家族を好きになりたいって思いをよく持ち続けたなと思いました。
あんなに色々あったらその思いを保ち続けるのは相当難しかったと思うんです!
この日のオーディエンスの感想には
「彼が感情をあらわにしたなんて、
いつもにこにこのおだやかな彼からは想像がつかない」って話もあったんですが、
本当にそうで、私も全く想像つかないのですが
家族を集めて自分の想いを聞いてもらったそうです。
かなり感情的に
まだまだ拙かったイタリア語で。。。
『頼むから 自分に伝わりやすい英語ではなく、
「家族」になりに来たから、
みんなが家族間で使っている
「家族のことば(イタリア語)」で僕も話したい』
その想いを伝えたそうです。
ここが本当にBIGターニングポイントだったんだろうと思います!
彼があそこで受けてきた色々な経験を
ここに書くわけにはいかないので書きませんが、
あのことばを家族に伝えるまで
日々受けてきた 納得できない想い。。。
彼の葛藤やら 悩みやら 憤りやら。。。
そういうのでいっぱいになってる状態でも尚
「家族を好きになりたい」っていう想いを捨てなかった彼の強さに頭が下がる思いです。
***
イヤロン生たちの経験は本当に多種多様で
今回はたまたま 我が家の二男とかかわりのある高校生の話を書きましたが、
みんな どの子の話を聞いても ずしっときます。
すぐにことばにならない子もたくさんいます。
楽しい話ばっかりじゃないし
赤裸々な家族との行き違いの話もあります。
事実は小説より奇なり
とはよく言ったもので
そういう驚愕の話もあります。
高校生たちが色々な経験を話すことで
体験を昇華し
話が熟成されていく様は本当にすごい過程です。
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ちなみに、彼の話のもう一つのおしどころは、
しっかりイタリア語をうたってから留学したことで起きた現象です。
ここにも↑書きましたが、
本当にイタリア語をいっぱいうたってから旅立ちました。
だから、
向こうでイタリア語で話しかけられた時に
Hippoの音源の中の話が
自分劇場として展開された印象を受けたそうです。
音源の中では「イチロー」という男の子が主人公なんですが
同じ場面、同じような言葉を人からもらったときに
頭の中に自分が主人公の
自分劇場がスタートしたそうなんです!
音の聞こえ方も、
グンと変化したと思います。
その辺の話も かなり面白いんです
おススメです!