絵本 妄想読み 二男

受け入れ・ホームステイ
石を積み上げ大満足

遠くから我が家に遊びに来てくれた親子3組目のお母さんは

自身が2歳くらいの頃に

親と一緒にHippoに入っていたそうです。

Hippoの活動は 

積極的にした頃・比較的離れてた頃と

波のようだったそうです。

それでも、

気付けば この多言語の環境いて ここで成長し、

母親になった今

やはりこの場で子育てをしたいと思ったそうです。

***

そんな彼女が我が家の二男の妄想読みの報告を

帰り間際にしてくれました。

『Good night gorilla』という絵本を二男が読んでいたそうです。

最近ばたばたしていて、

あまり子どもと絵本を読んでないなぁ。。。

と反省しながら聞いていました。

まず、特徴としては

絵本の中の かなり細かい部分を見ているようです。

大人は やはりすぐに文字を追って、

サクッと読んで 次のページに行こうとしますが、

二男は 小さい絵を見て 想像しながら ことばを選んでいたようです。

私も 二男の妄想読みは好きです。

***

あるページに キリンが部屋の中に入るシーンがあるんですが

そのページに 小さな写真たてがかかれています。

その写真の中に3人の絵が描かれていますが、

赤ちゃんが微妙に見えずらいような 絵なんです。

そもそも赤ちゃんかどうかすらわかりませんが。。。

で、二男はその時

「(この二人が)猿を産んだ」

といったそうです。

確かに、

絵的にものすごく「おさる」さんな感じでした。

でも、人間の合いの子が「サル」だなんて!

そういう発想もまた衝撃でした!

そして、

「この人が来てこの人が来て。。。こんな風に家族が増えていったんだー」

って言っていたそうです。

家族が増えるっていう言葉のチョイスが

なんだかいいなぁと思います。

***

途中で、

「Good night」がいっぱい書いているページがあるんですが

そこで、

「Good night!って他のことばで言えるかな?」

って話になったようです。

「おやすみ 

すぱこいにのーちぇ

ブエノスノーチェス

グーテンナーベン・・・」

などなど

そういう感じで色々なことばが出てくるのは

日常的にそんなことばを発してるからだなぁと思います。

そもそも 物の名前などが

音としては 一つしかない!

という思い込みがないのがいいなと思います。

***

また別のページでは

「おやすみ」のあとで 電気を消したために

一面真っ暗になるシーンがあります。

そのページで唯一「目」だけが白く浮き上がっているんですが、

この目は誰だ・・・?

って話にもなったようです。

次のページを見ると、

全く同じ位置に奥さんが寝ているのが分かります。

これも 大人的に考えれば

間違いなく この奥さんの目 って言いきってしまうと思います。

ですが、

この目を

「ここには (いたはずの)ハイエナがいないから ハイエナじゃないか」

という考えに至ったようです。

他にも

写真に 写ってる 猿 をみて、

「昔飼ってた」

という話の展開になったようです。

***

この一連の妄想読みを聞いて 子どもって

・想像力がおもしろい

・目の付け所が大人と違う

という話になりました。

たしかに、

子どもって

突拍子もないことをよく言います。

言われると

「は?」( ゚Д゚)

ってなったりしますが、

そういう圧力をかけることで

折角の想像力をつぶしてるんじゃないかなと。。。思いました。

こういう力をつぶさないことって

かなり大事なんじゃないかなと思います。

「ありえない」という思い込みから

小さい 狭いアイデアしか出てこない人を

知らぬ間に 作ってしまってるんじゃないかなと。。。

二男の妄想力、つぶさないように気を付けようっと!

タイトルとURLをコピーしました