遠くから我が家に遊びに来てくれた親子3組目のお母さんは
自身が2歳くらいの頃に
親と一緒にHippoに入っていたそうです。
Hippoの活動は
積極的にした頃・比較的離れてた頃と
波のようだったそうです。
それでも、
気付けば この多言語の環境いて ここで成長し、
母親になった今
やはりこの場で子育てをしたいと思ったそうです。
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そんな彼女が我が家の二男の妄想読みの報告を
帰り間際にしてくれました。
『Good night gorilla』という絵本を二男が読んでいたそうです。
最近ばたばたしていて、
あまり子どもと絵本を読んでないなぁ。。。
と反省しながら聞いていました。
まず、特徴としては
絵本の中の かなり細かい部分を見ているようです。
大人は やはりすぐに文字を追って、
サクッと読んで 次のページに行こうとしますが、
二男は 小さい絵を見て 想像しながら ことばを選んでいたようです。
私も 二男の妄想読みは好きです。
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あるページに キリンが部屋の中に入るシーンがあるんですが
そのページに 小さな写真たてがかかれています。
その写真の中に3人の絵が描かれていますが、
赤ちゃんが微妙に見えずらいような 絵なんです。
そもそも赤ちゃんかどうかすらわかりませんが。。。
で、二男はその時
「(この二人が)猿を産んだ」
といったそうです。
確かに、
絵的にものすごく「おさる」さんな感じでした。
でも、人間の合いの子が「サル」だなんて!
そういう発想もまた衝撃でした!
そして、
「この人が来てこの人が来て。。。こんな風に家族が増えていったんだー」
って言っていたそうです。
家族が増えるっていう言葉のチョイスが
なんだかいいなぁと思います。
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途中で、
「Good night」がいっぱい書いているページがあるんですが
そこで、
「Good night!って他のことばで言えるかな?」
って話になったようです。
「おやすみ
すぱこいにのーちぇ
ブエノスノーチェス
グーテンナーベン・・・」
などなど
そういう感じで色々なことばが出てくるのは
日常的にそんなことばを発してるからだなぁと思います。
そもそも 物の名前などが
音としては 一つしかない!
という思い込みがないのがいいなと思います。
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また別のページでは
「おやすみ」のあとで 電気を消したために
一面真っ暗になるシーンがあります。
そのページで唯一「目」だけが白く浮き上がっているんですが、
この目は誰だ・・・?
って話にもなったようです。
次のページを見ると、
全く同じ位置に奥さんが寝ているのが分かります。
これも 大人的に考えれば
間違いなく この奥さんの目 って言いきってしまうと思います。
ですが、
この目を
「ここには (いたはずの)ハイエナがいないから ハイエナじゃないか」
という考えに至ったようです。
他にも
写真に 写ってる 猿 をみて、
「昔飼ってた」
という話の展開になったようです。
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この一連の妄想読みを聞いて 子どもって
・想像力がおもしろい
・目の付け所が大人と違う
という話になりました。
たしかに、
子どもって
突拍子もないことをよく言います。
言われると
「は?」( ゚Д゚)
ってなったりしますが、
そういう圧力をかけることで
折角の想像力をつぶしてるんじゃないかなと。。。思いました。
こういう力をつぶさないことって
かなり大事なんじゃないかなと思います。
「ありえない」という思い込みから
小さい 狭いアイデアしか出てこない人を
知らぬ間に 作ってしまってるんじゃないかなと。。。
二男の妄想力、つぶさないように気を付けようっと!