↑この日の話です。
みんなでいろんな話をしていた時に、
ある日本人のママさんと
このセンターを作ったZと
3人で話が色々盛り上がった時間帯がありました。
ざっくり話は「多様性」の話へ。
「マレーシアのムスリムがなぜこんなに柔らかいのか。」
「たくさんの民族が一緒に住んでるから。」
Zがママさんにそんな話をしてました。
で、私が
「少ないと「違い」が気になるけど
いっぱいの中だと「同じ」を見つけるのが人間だな~って思うの。
だから、マレーの人は柔らかいし優しいしって思ってる。」
と伝えたところ、
いたく感激してくれてました。
同じを見つけるから「柔らかい」のは分かりやすいと思いますが、
この「優しい」って部分!!
これもちろん民族性というか国民性でもあるんだろうけど、
でも、「優しさ」もやっぱり「多」の中でこそ生まれやすいと思います。
そういう場面に遭遇しやすいとかもあるけれど、
何より「多」の中にいるということは
自分の「わからない」や「知らない」世界に遭遇することが常にあると思うのです。
常にそういう世界にいると
少しわかっただけで「分かった!」って思うし、
少しできただけで「できた!」って思うんです。
だから、
そういう部分にフォーカスできる人間になってて、
だから、それが口にでる。。。
つまり、相手を褒めたり認めたりが日常になる。。。
いろんな方向からのことにリアクションしてるうちに
いろんなことに気付ける人になって、
それが相手を気遣えるやさしさにつながってると思うのです。
「多」って
いいことしかないなぁ~
って再認識した一日でした。

*****
で、このママさん
やたらとこのセンターのZと真剣に話してるなーって思ってたんです。
そしたら、
彼女の息子さんがイスラムの世界に飛び込んだそうで、
この日初めて このセンターに足を運んだそうです。
すごい勇気だなと思いました。
知らないことに足を向けるってとっても大変だと思うのです。
ましてや、
息子がとられたといってもいいような感覚の中、
息子のことを理解したい一心で、
「とられた」のではなく
「知り」に来た。
私は別に 改宗したわけでも 改宗予定でもなんでもなく
(そもそも実家は浄土宗で嫁ぎ先は浄土真宗
だけど、こころは神道みたいな人間)
ただ ここの人たちが好きで遊びに来てるだけなので
このママさんの存在がすごくくっきりと目に飛び込んできたんです。
でも なかなか 二人で話せる時間が取れなくて、
ばたばたしてました。

子どもたちが それぞれに 色塗りを楽しんでる間、
ふと気づいたら
彼女もバティックの色塗りを楽しんでいて、
我が家の 長男と話してくれてました。
***
この日、
我が家の長男は 自分から「行く」と言ったのに
やはり年齢的に
妹や弟たちのように
自分から人の中に溶け込んでいくのが難しそうでした。
みんながそれぞれに自由に話してる時間、
独りで座り込んで目をつぶってたり 携帯を見てたので、
「留学に行きたいんだよね。
留学に行ったら、もっと自分からの行動が重要になるよ。
今日ここで動かないのは、もったいないけど別にダメというわけじゃない。
ただ、留学先にも寄るけど、
あなた自身を見てくれる人に出会うまでに、
黄色人種ってだけでつらい目にあったりとかないとは言い切れないからね。
ここで練習と思って、誰かと時間過ごしてみ。
目を合わせるだけで、うなずいてるだけでいいから、
時間を共有してみ。」
ってだけ言って離れていたんです。
だから、
このママさんが色塗りをしながら
長男に話しかけてくれてるのが
すごくうれしかったんです。
それもあって
最後の方でやっと色々落ち着いて話せるときがあったので、
「長男を 気遣ってくれてありがとうございました」
って話から 切り出してみました。
彼女は うちの長男がお年頃なのを見て
色々察してくれていたようでした。
そして、自分の息子と似てて
「あの子も哲学っぽい子でした」
って言ってました。
***
どんな話をしてたとか
特に聞いたわけではないけれど、
私としては、
長男が何かしら得る時間になってよかったなと。
やっぱり
自分とは違う人と話して初めて
自分のことで気付けることもあるし、
特に多感な時期なので、
私(母)とは違う人とも話してほしかったんです。
しかも、この日はHippoの人ではない人の集まり。
チャンス!
彼女が気にかけてくれて
話しかけてくれてる姿に
その場の空気の温かさを感じました。
彼女曰く
「今はいろいろ気持ちが追い付かないこともあると思うけど
いつか自分のものにできたらいいね。」
っていうような話をしてくれていたそうです。
***

で、話し込んでいったら
既に述べたように、
彼女は今日「知り」に来たと。
彼女が複雑な想いを必死にことばにしようとしているのが
すごくすごく こころに伝わってきました。
「息子と自分(母)は切り離して考えないといけない」
そのことを何度も何度も口にされていました。
息子の幸せだけをひたすらに願っての
ことばでした。
彼女がこのセンターの人たちに対して心配してないのは
はっきりしていたんですが、
ただただ「イスラム教」という、
それだけで息子が盲目的に全てを信じて
変な部分の人たちに染まらないかだけを
心配していました。
世の中には
どこにでも一定数 解釈を自分のいいようにして動く人はいます。
このセンター周辺の人たちは決してそんな人達ではないですが、
ただ、彼女の心配することは同じ親として痛いほどわかるなぁと。
そして、
ひたすら彼女の芯の強さに惹かれました。
まず「知ろう」っていうその想い。
すごい。。。
*****

話は変わりますが、
二男はちゃっかり帽子をもらってました。
しかも、
着物の生地(; ・`д・´)
日本の文化との調和を!って想いが
これを生み出したんだろうなって思います。
そんなの、Zさんの頭からもらってきてよかったのか!?
っておもったけど、
いいよって言ってくれたそうです🤣

そして
長男はイスラム教の本をもらってました🤣
知りたいと思ったんだろうなぁ~
私も聖書とか読んだ時期があったし。。。
そうそう
旧約聖書もおもしろい。
世界中の神話を読んでた時期もあったなぁ。。。
分かるなぁって
思いました。
*****
それにしても
すごく色々あって
面白い一日でした。



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