前の記事、Bigジェスチャーの話には続きがあります。
実は
その日のZoomファミリーに参加してくれた兄妹も
BIGジェスチャーをしながら歌ってくれました。
突然二男にふられた二人。
二人で音源をかけずに、「初めての教室」のシーンをしてくれました。
つまり、日本語でそのシーンを言いながら二人でジェスチャーしたので
まるで即興の漫才のようでした!
そして、面白いのがやっぱり日本語は丸っと歌えないのです!
いつも、韓国語やロシア語をとっても上手に歌っている子達!
なのに、日本語は難しい。
ジェスチャー中で言っている日本語の内容はあってるんです。
でも、細部にまでわたって まるっと歌えてはいないのです。
これは大分前から思っていたことなのですが、
母語を歌うのって、
どうやらとっても難しい。
音源をそっくり真似するだけなのに、
一番理解しやすい母語なのに、
できない!
真剣に暗記したらできるとは思います。
余談ですが
小さい頃は暗記もそれほど苦労した覚えはないと思います。
私が小学一年生の時は
国語の単元を全て暗記してOKもらわないと宿題ができたことにならなかったのですが、それがそこまで大変ではありませんでした。
小さい時ってどうしてまるっと記憶できるんですかね。。。
話はそれましたが、
日本語を細部にまでわたって完璧に真似して歌うのって本当に難しいです。。。
それにしても、この微妙な難しさ。。。
母語と母語でないものは
脳の使い方が違うのかなぁ。。。
それとも、
いずれこのままいけば
母語のように扱えるようになって、
その時初めてその難しさを体験するのかな。。。
なってみたいですね。
そこまでいってみたい!
ちなみに、
この現象うちの子どもたちは
日本語と英語に起きています。
例えば、
イチローのサンドイッチを買うシーンで
お店の人がCan I help you?というシーンがあるのですが、
May I help you?といったり、
他にも、
話の流れを忘れたシーンでは
自分で文章を作りながら言ったりしています。
そう、まさしく前述した兄妹が即興で
日本語で歌いながらジェスチャーしたときと同じ現象が起きています。
そういう観点で見ると、
うちの子ども達は
英語も母語として取り入れることができたんじゃないのかな・・・と思っています。
もっと言語環境を豊かにして
もっと母語を増やしてあげたい~~と思っています。
続きます!