突如、実家の父から長男に
NHKのラジオで量子力学やってるよ!と連絡が入りました。
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NHKラジオ第2 カルチャーラジオ 科学と人間[らじる★らじる]
即、長男に伝えました。
そしたら、本を読みながら聞き始めて、
聞き終わったら、
真ん丸に広げた目をキラキラさせながら
「お母さん!ビックバンで宇宙が始まったのは知ってたけど、まさか原子よりも小さいもの、量子?で誕生したとか知らんかった!あとね、ホーキンスの話だと(実験的に地球に小さなブラックホールをつくったならば)地球がブラックホールに吸い込まれるって!知ってた??」
とまくしたてるように言ってきました!
私としては、ビックバン・ホーキンス・ブラックホールは知ってますが、それ以上のことは、、、聞かないでね。と言ったところ。
でも、そんなに嬉しそうに言ってくるから、
ちょっと聞いてみようか。。。
と思って重い腰をあげて聞いてみました。
勿論家事しながらのながら聞き。
そしたら、
サイエンス作家の竹内さんが出てきて、
「量子力学なんて難しい印象しかないですよね~でも、この講座では数式も図版も使いません。学校みたいな感じで一つ一つしっかりかっちり勉強していくわけでなく、言葉だけで量子論の面白さを伝えます。世間話の感覚でお伝えします。つまみぐいです。終わった後に何となく全体像のイメージを抱いていただければ。。。」
という感じで始まったんです。
この時点で Hippoだ!と思いました。
そして、その後出てきた 伝説の物理学者ファインマンの言葉!!
「数式は重要じゃない!本質をことばで言ってくれ!」
おお!これまたHippoっぽい!
その後に、
Keyワードは「重ね合わせ」「不確定性原理」「粒子と波」。。。
アインシュタイン以外にも主役級の人が10人じゃ足りない。。。
シュレディンガー・ハイゼンベルク・ボーアetc…
アインシュタインは1922年に相対性理論ではなくて量子力学の論文でノーベル物理学賞をもらってるのに、死ぬまで量子論を信じていなかった。
ブラックホールに量子論をあてはめたのがホーキンス。
ラジオを聞いていれば、
知っている言葉や聞いたことのある言葉、人の名前が次々に出てきました。
正直、興味もなければ、全くよくわからない。
だけど、知っている単語が出る度に 反応してしまう。
ちょっと分かった気になってしまう。
なんだか、外国に行ったときに感じたものと似た感覚を覚えました。
英語圏だと、まーまーわかっちゃうから、分からないことに意識がいきます。
だから、分からない〜っていう感覚だけが残る。
でも、分からなさすぎの言語の国に行くと、
言葉は全く分からないのに、分かってしまう。
知ってる単語が一つでも出てきてしまったら、一層分かった感が自分の中で炸裂!
なんとも、おもしろい。。。
いつもこの分からない方が分かった気になる?分かってしまう?現象が不思議すぎて面白いです。