自分のことを人に言うことで「自信」がついた話~元YL生パパの高校生の頃の話を聞きました

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↑よく一緒に対談させてもらってる元YL(イヤロン:高校留学)生のパパさんがいまして、

昨夜は彼のYLの頃の話を聞く会がありました。

彼がここで育ったのもあるし

私が彼のべべフィー話が好きなのもあってか

ものすごく耳に飛び込んでくる話ばかりで

聴いてるだけだったけど 

終始とっても楽しかったです。

そんな素敵な話の一部をシェアします♪

***

YL(高校留学)に行く前は

自分は「何もできない」という超ネガティブ人間だったそうです。

検定や資格かな?そういうことも全部

「どうせ無理だから」と、

挑戦とは無縁の中で生きていたそうです。

今のこのパパさんの姿からは全く考えられませんが、

中・高の頃は「俺どうせバカだし、できないし」が口癖だったそうです。

こんなにも「できない」自分が

どうやって「自信」をつけていったか・・・

その話をしてくれました。

***

「俺ダメ・できない」って感じだったから、

YLに行くなんてことも考えていなかったそうです。

でも、

YLの申し込み締め切り時期は刻々と迫り。。。

その頃いろんな影響があったと思いますが、

そのうちの最初のきっかけの一つが

お姉さんからの一言のようです。

『一回真剣に考えてみたらどう?
行けないとか できないじゃなくて
行きたいか 行きたくないか 考えてみな。
行きたくない理由があったり
日本でしたいことがあるならいいけど、
ただ時間だけが過ぎて(締め切りになって)
行けなくなったなら後悔すると思うよ。』

って言われたそうです。

ものすごい一言だなと思います。

そして、

ここが面白いんですが

この姉の一言を なぜ自分はこんなに素直に受け入れられたのか!?

って 今だから そこに考えが及んだそうなんです。

面白いなって思います。

20年ほどずっと語ってきたYL行くって決めた決断へのきっかけになった一言のエピソード!

それの奥にある自分の気持ちと はじめて向き合ったんですね。

これだから

「報告」は

いつまでも何度でもするべきってことなんだろうなって思いました。

どんどん自分が解かれていくんだろうなぁ~。

で、

そのお姉さんのことばを受け入れられた自分についての分析ですが、

彼なりに考えた結果、2つ挙げてくれました。

***

一つは

お姉さんのことを 認めていた、 

尊敬の対象になっていたこと。

一緒に暮らしてた時はただの喧嘩相手だったけれど

当時は もう上京して離れて暮らすようになっていたそうなんです。

それで 冷静に受け止められてたのかなと。

お姉さんのことを

「小さいときからやると決めたことに対して 

すごくストイックに努力していた」と話していました。

さらに

「姉はYLに行ってなかったのも大きかった」かなと話していました。

これを聞いたときに、

「お姉さんのしてないことを自分がしてやる!」

っていう話かと思えば、

全く違って、

「YL行ってないのにキラキラかっこいい」

そんな姉のことばだから しっかり考えよう!って思ったそうです。

素敵な姉弟だなぁって~改めてじわじわ✨

二つ目が

母に行っておいでと背中を押されて

YLのガイダンスに参加したこと。

その中でも

ドイツに行ったYL生の報告を聞いたことが大きかったようです。

その報告していた男の子のドイツ語がペラペラでかっこよくて。。。

なのに話してる内容が このパパさん自身に似てたんだそうです。

『自分に自信がなくて 何も挑戦できなかったんです』

って、キラキラしながら話してたそうなんです。

そこで初めて

「自分はできない=行かない」が

「もしかしたら行ったら自分も変わるかも?」に

ふわっと気持ちが上がったそうです。

その時に、

たまたま過去一緒に青少年交流に行った子に

「YL行くの?俺行くよ!」って言われて・・・

ついYL申し込み書いちゃったそうです🤣

周りからしたら、

ガイダンスから帰ってきたら、

いきなり「行く!」になって

しかも「ドイツ!」で

ええええええーーー😂

ってなったようでした。

割愛しますが、この後も

「YLやめる」って言おうと思ってファミリーに行ったけど言えなくて・・・とか、

そういう波ばっかりだったようです。

***

その後

色々不安もあってだと思いますが

うっぷんがたまって

ある日ファミリーで色んな自分の中で貯まってたことを

ぶちまけちゃったそうです。

詳細は省きますが、

そのとき全部出したことが

後の、

「自信」=自分を信じるってことか!

って気づきにつながっていきます!

***

話は戻って、

YLを決断した後、自分の想いを色々書いていたそうです。

「自信」ってわざわざノートに書いて

あ。。。自信全くないけど

自信って自分を信じることだったんか。。。

って気付いたり。。。

その後 

いろいろ書き溜めていって・・・

非公開で書いてたけど 

ある時それを見てもらう機会があり

「みんなに読んでもらった方がいいよ!」といわれ、

「(自分)新聞」を書くようになったそうです。

その後、

大きな場で「よければ読んでください」って言ってた自分がいたそうです。

このパパさん曰く

「今なら読んでなんて言えない 

大したことない内容。。。

でも、声をあげたことは 

赤ちゃんが ちゃんと言えないまでも

声をあげるのと同じだなって思った」

んだそうです。

「今思えば 恥ずかしいけど

あれは あの時の自分の100%だったなぁ」って言ってました。

そういうstep by stepの成長が大事なんだなって改めて思いながら見てました。

私もブログの、特に最初の方は読みにくいなあ~って思ってたけど、

あれはあれでやっぱりいいんやん!って思ったのでした🤣

***

話は戻りますが、

その大きな場で「読んでください」といったことで、

「その新聞を読みたい!」ってみんなが反応してくれたそうです。

小さい子が読みたい!って言ってくれたり

子どもの読み聞かせに読ませてもらってる

っていう話を聞き、

みんなが読んでくれることで 

人のことを 相手のことを 

考えて書くことを始めたそうです。

例えば

小さい子のために 振り仮名をふったり

空耳をかいたり

クイズを入れてみたり。

そうやって、自分でアレンジを入れるようになって

ぐっと書き方が 変わって

「(自分)新聞」ができていったなぁって話してくれました。

そして

YLに出て、

帰国後 報告もびっちり各地でさせてもらったんだそうです。

「「新聞」読んでたよ~是非報告して!」

って声かけてもらって。

***

正直、最近文章がだらだら長くなってきてるので 

今日こそ短くまとめようと思ってたけど、、、

YL出発前の母のことばも素敵なので、

シェアさせてください!!

出発前の空港での母の一言です。
↓↓↓

『YLに行くなんて言うと思わなかった。

自分の口からYLに行こうと思うって言ってくれた時が一番嬉しかった。

その勇気がまだあることが嬉しい。

だから、もう行かなくていいよ。

それくらい もう十分誇りに思ってるからね。

だから、

もしかしたらプレッシャーに感じてるかもしれないけど

YLでドイツ語話せないで帰ってきても

途中帰国になっても かまわないから

両手を広げて待ってるから

元気で 楽しんでおいで。』

って言われたそうです。

彼は言いました。

『僕の親、フェロウだったんです。

フェロウの子って、

やっぱりフェロウの感覚があるんです。

地域で初のYL生だったし

僕に続いてもらわないと。。。

っていう思いがあったんだって

だから、無意識のうちに

僕が成功して帰ってこないと・・・

っていうプレッシャーがあったんだ

ってその時気づきました。

そこで全部楽になったわけじゃないけど

まずは楽しむことが大事だって思ったんです。

でも、

いざ現地に行ったら

着いたその空港から

やっぱり昔の自分が出てきて

俺こんなところでやってけるんか・・・』

って。。。

そんなこんなで

始まったYL生活でしたが、

自信=自分を信じるだけど

自分の何を信じれる?信じれないよ・・・

ってなってたそうです。

***

そんな中

一番最初に出てきたのは

今迄苦手だった英語たそうです。

こわごわ話しかけて

コンプレックスの英語で話しかけたら

伝わった!

ジェスチャーも込み込みでだけど伝わった!

文法とかぐちゃぐちゃでも伝わった。

それでいいんだ!

今迄考えてしまってできなかった「英語」。

その英語が自分の口から出るようになり・・・

例えば

サッカーができるよとか

ピアノがひけるよとか

そうやって 自分のことばで出すことで

自分ができることを見つけられたそうです。

その過程で

自分ができることの発見から

自分を信じられるようになっていくってことを

を続けていったそうです。

***

『自分のこと 自分の思ってること

何でもいいから 

「人に伝える」

これをYLでしてきたんだと気付いた』って言ってました。

そして、

またまた素敵なことばがこの後出たんです!

『自分から自分のことを言ってみる 

出すことで 

自信を持つことができた。

本当の由来は知らないけど、

自分=「自分を信じる」って

自分のことを「人に言う」って書いてる!

自分のことを 人に言うことで

自信になっていくんだなって思った!』

だそうです!!

すごい成長だなって思いました。

まさしくそうだと思います!

こうやって今の彼、

このパパさんができていったんだなって思いました。

ここまで自分のことを掘り起こせるって

すごいなぁって思います。

だから、このパパさんの話は面白いんだろうなぁって。

すごいいっぱい体験してるから、

それをじっくり自分でひも解いてるから

我が子のことも いろんな方向から見れていて

その中で見つけたことを 

自分に重ねてことばにできるんだろうなって思いました。

やっぱり、ベースは自分を知るところからなんだろうなぁ。

***

ついでにもう一つ 面白い話があって

ドイツに行ってた留学生は

Hippo以外にもいて、

いろんな国の子がいて

その子たちは沢山勉強してから行ってるのもあって 

既にドイツ語を喋れたそうです。

『それに比べて あなたたちは全然話せないよね』って言われたそうなんです。

でも、続きがあって

『あなたたちは 誰とでも話すよね!それはすごくいいよね!』

って言われたそうです。

それは Hippoっ子にとって 

すごい褒めことばじゃないかなって思いました。

追記

このパパさんが早速ことばを重ねてくれたので付け足しておきます!

『最近自分はなんでこんなに自分の話をしたり人の話を聞いたりするのが好きなんだろうと考えたら、自分の内側の感覚に対して常に問いかけててみんなと共有したかったりみんなとの違いを知りたいからなのかなーと。違うのが嫌なんじゃなくて、違うのが面白いし、また自分の価値観を広げられるから話したいし聞きたいのかな😊いつもHaruともたくさん話させてもらって自分の内側で起きてること、感じてる事を子供と重ねながら話させてもらって楽しい時間を過ごしている事に感謝です🙇‍♂️!また次回も楽しみにしてます✨

いやいやいや。。。。こっちが楽しませてもらってるんだけどね🤣

ということで

早速、このパパさんとのべべフィー企画しなきゃって思いました🤣

 

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