いつも行く 山の中 de Hippo の場所。。。
実は あそこは私の故郷です。
当時は 父の仕事の都合で住宅住まいだったから
大好きなあの場所に家はありません。
あそこで生まれ育った私は、あの土地が大好きです。
だから、未だに何かと用を作っては帰っています。
そんな大好きな場所で
私の大好きなHippoの活動が始まりました。
私のファミリーに一番に入ってくれたメンバーさんが
私と同じようにファミリー活動の場を開くフェロウさんになってくれたんです。
場所は その山の中の村!
詳細は省きますが、
そんな彼女が ついに 私たちの故郷で Hippoの講演会を企画開催してくれました!
大好きな場所で 大好きなHippoをできるようになっただけでも嬉しかったのに
その理念を知ってもらう機会を作ってくれました。
今回は関西の所長さんがお話しに来てくれましたが、
二回目の週末は私がお話させてもらうことになっています。
ホームということで若干複雑な気持ちですが、
実際わくわくもしています。
で、
その初回の講演会の話をしたいと思います。
最初に少し体験をしてもらって
1時間ほどの講演を聞いてもらいました。
平日ということもあって
申し込みの参加者は大人だけでしたが、
我が家の下二人と企画開催したフェロウさんの子、
計3人のおチビちゃんたちと一緒に
多言語で遊びました。
参加してくれた一組の夫婦とは初めてお会いしましたが、
話していたらやっぱり縁があって、
田舎の狭さというか、密なつながりを感じました。
旦那さんも一緒に楽しそうにゲームに参加してくれて嬉しかったです。
彼はカナダの出身らしく、
今回の講演を一通り聞いた後、
日本における多言語習得の難しさを実感したというコメントをくださいました。
彼の育った場所は、当たり前のように多民族で、
同級生の親は国際結婚!という子たちがたくさんいたそうです。
だから みんなそれぞれ「人」というのは「違い」があるのは当たり前の中で生きてきたそうです。
今回講演をきいて初めて日本のそういう部分に気づいたとおっしゃっていました。
たしかに、ことばにされると本当にそうで、
圧倒的に日本人同士の結婚の方が多いですし、
生活の中に外国の人とすれ違うことのほうが少ないです。
最近 身の回りに移住者が増えてきたとはいえ、
まだまだそれが話題に上がるくらいには圧倒的に日本人の多い集団の中に生きています。
そういう中に「多言語」をほりこんでいこうという この動き!
田舎だし それは大変かもしれません。
だけど、田舎だからこそ 人との交流の場が少ないのも事実。
隣近所までかなり離れていたり、
同級生は車で30分~1時間行かないと出会えないとか。。。
そんな 場所で 自然環境はたっぷりあるのに、
人との出会いがない。。。
学校から 一時間バスに揺られて帰ってきたら、
宿題しておわり。
そんな日常に「多」を入れることで あんなに山深い場所でも
ぐっと世界が広がるんじゃないかなと思いました。
実際 参加してくれた方々は
この活動に かなり好印象を持ってくださいました。
実は あの山奥の村に移住してくれてる人たちは
すごく ユニークな人たちが多く
この活動を真から理解してくれるんじゃないかなと
個人的には思っています。
***
余談ですが、
小学校の卒業文集に書いたことを思い出しました。
『「いつかしたいこと」は 先生になってこの村に戻ってくるか、外国で住む。』
先生になるしかこの村で暮らす方法が当時は思いつかなかったということもあります。( *´艸`)
両方とも実現しましたが、
根本的なところは 変わってなくて、
あの場所が好き。でも 外国も好き。
じゃーあの場所に外国っぽい『多』の世界を持ち込もう!
ってことになるのでは?
昔から変わらず 自分の好きなことに向かって生きてるんだなーって
改めて思わされた一日になりました。
さぁ、日曜日は自分の番!
「多」の中で育つ子どもたちと自分
人と共に生きている 楽しい「今」と
どこまでも 開かれている「未来」!
それを伝えられたらいいなと思います。