急ですが、ちょっとマレーシアのことを思い出したので。( *´艸`)
先日 約一ヶ月のラマダンが明けました。
マレーシアに行くまでは 正直
「ラマダン=断食」
のイメージしかありませんでした。
でも、向こうで住んでいて、
現地のカレンダーの「月」の名前が書いてあるところに
「Ramadhan!」
っていうスペルを見たときの衝撃!!
ラマダンって、月なの?
そういう名前の「月」があるの??
ってなりました。
そうなんです。
そういえば、「ラマダン月」って聞いたこともあるなあ。。。
って思ったりしてたことを思い出しました。
ちなみに、確か9月に相当するんだったかなと・・・
9番目の月の名前。
ということで、
話を戻すと
ラマダンの時期は普通にみんなのイメージ通り「断食」しています。
敬虔な人は水も飲まない。
でも、一切とらないわけではないです。
そんなの一ヶ月もしてたら死んじゃう。。。
太陽が沈んでる間は、食べれます。
飲めます。
「だから、逆に食べ過ぎに注意しなきゃな時期だ」という友達もいてました。
それは、さておき、
ラマダンが明けたら、
まるでお正月の様でした。
お店は基本お休み。
ちなみに、
ラマダンの時期は
日中イスラム系の人はお食事しないので
イスラム系の方がしていた屋台的なお店もしまっちゃってて
よく帰り道で
「えー!!!ここでチキン揚げたの買って帰ろうと思ってたのにー!」って
夕ご飯の算段を練り直しってことも多々ありました。
さすがに3年目は慣れてそんな凡ミスはなかったけど。(≧▽≦)
***
ラマダン明けの日のことを「ハリ・ラヤ」といって
数日お休みがあって、
二日間ほどだったかもですが
大概みんながっつり休みを長期でとって
実家に家族で帰省したりしていました。
お年玉ももらいました。
日本でいうところのポチ袋は「緑色」でした。
ちなみに、中華系の春節の時は「赤色」のポチ袋!
宗教で色がある感じがすごく伝わってきました。
色と言えば
この時期に家族みんなで服を新調するようで
親族とか家族単位で同じカラーのピカピカの服を着ていました。
実家への大移動が家族ごとにカラフルでとても目に鮮やかだったのを覚えています。
人生で初めてのハリ・ラヤを経験した時は、
その大集団の中に真っピンクの団体がいて、
おじいちゃんやおっちゃんたちがピンク一色で衝撃的でした!
すぐに慣れたけど、初見では驚かずにはいられない!(≧▽≦)
あと、
この時期におうちに呼ばれることが多くて、
お誘いにのって家に遊びに行かせてもらいました。
そしたら、
ハリ・ラヤのお菓子がリビングに飾ってあって、
一個一個がとっても素敵な入れ物でした。
お菓子も一つ一つ結構凝っていました。
ハリ・ラヤの時に食べられる伝統食もいただきました。
竹の中にココナッツミルクと餅米を入れて、
蒸し焼きにする「レマン」です。
餅米って!!
ほんと、いちいち日本のお正月とかぶるなーと思いながら。。。
ふと その周りに綺麗に活けてあった花に気づいたんです。。。
でも、よく見たら「菊」でした。
日本人の私には「菊=仏花」的なイメージがあったので、
すごく不思議だったけど、
その周りに遺影があるわけでもなく・・・
単に飾っているようでした。
そういえば、ペナンで結構「菊茶」も飲んでたし
意外と「菊」は身近だったなぁ~。。。
ほんと、
私の常識は、世界の非常識
世界の常識は、私の非常識。
先日かこちゃんが言ってたことばだけど、
自分が知ってることなんて
世の中のほんの一部で
世界にはまだまだ私の知らないことが山ほどあって、
だから、興味が尽きません。
そして、それをいえば
多言語の世界の方が世界的には当たり前で・・・
人の数だけことばがあって
それにどうどうと向き合って生きていきたいなと
自分に嘘のない生き方がしたいなと改めて思ったり。。。
ハリ・ラヤで昔のことを懐かしく思いながら
そんなことを考えてました。
またふと思い出したときに
マレーシアの話や旅行の話を書いていきます。
普段は子どもたちや自分の発見でいっぱいで
なかなか書けないんだけど!(≧▽≦)