「おめでとうございます。7時18分ですね。」
間髪入れず、長男9才「…今から後産!」
助産師さん「勉強してきてるね~!」
二男6才「つながってる!何か!」
長男9才「あれは、へその緒っていってな、栄養とか酸素…食べ物とか空気とかそこから送って…」
と、そんな感じで次男への長男の説明が続く中、
お父さんひたすら
「ついてなかったぁ~!」を連呼しながら女子だったことを喜ぶ。
そう、二人しかダメだった立ち会いが、早朝で看護婦さんがいなかったこともあり、急きょ許可が下りたというか、一緒に上がってください!と頼まれたのでした。
人口破水から3分。まるでカップラーメン。
分娩台に乗ってすぐ携帯カメラで録画しだしたんだけど、13分でした。
その後、後産やら何やらの間、約二時間
手袋をして胎盤を触らせてもらいながら助産師さんに胎盤の構造とか赤ちゃんに関することの説明を受けてた兄二人でした。

社会見学というよりは、講義という感じでした。
時間もあったので、考えてきた質問もいっぱいして、ノートにまとめたりもしました。
更にラッキーなことに、手袋したついでに長男が記念のへその緒を切らせてもらえました!

ぷにぷにして柔らかかったので、すごく切りにくかったそうです。
ということで、本当にいい経験をさせてもらえました。
実は、長男は三人目を産むときも立ち会いをしていたんです。

その時も夜中の二時に「今日や!来る!」と感じ、同じように7時に病院へつきました。
分娩台の上で、「そろそろ出る~!つれてきて~」とかメールしながら、9時20分ごろ当時5才の長男を連れてきてもらいました。そして、長男到着後20分ほどで三男が生まれました。その時は病院に着いて2時間45分ほどかかったので、4人目はそれよりは速いと考えてはいたものの、今回は予想よりすさまじく速くてビックリしました。
勿論、侮ってはいないけど、どうしても命の誕生の現場に兄二人を立ち会わせたかったんです!
理由は、前回の長男の立ち会い後の成長具合がとっても素敵だったからです。
結局その日はお昼前ごろ遅刻して登校しました。
その日の経験を、兄二人はこの夏の「調べ学習」の宿題にしてまとめました。

小1 二男 「生まれたよ!ふしぎがいっぱい!」より

小4 長男「赤ちゃんの不思議~むかえよう!みんなで!~」より
その話もいずれまた。
【追記】
書きはじめました!
コメント
出産のところだけ読みました。15歳の息子にも読ませた!スルッと読んで、凄い笑ってた。これがハルの才能😁やな、と思った。出産なんて一大事業のこと、それを抜群のコトバのチョイス、効果的な写真の挿入で、多感な時期の男子にもちゃんと受け止められる仕立てにする。だからハルの息子たちも、ナンピョンも自然と巻き込まれていくんやろうなあ😆もう一つ、私が驚いたのは、誕生物語やのに、気付けば自分の出産のことを凄いリアルに思い返してた、ってこと。自分のカラダのこと、子どもに起こってることが、その時は分かってなかったのに、俯瞰で理解しつつ思い返してた。そして、もっと幸せな気持ちになってた!これがハルの波紋の効果です。
Asante saaana!ナッツ!コメントが純粋に嬉しいです!Saya sungat gembira!!さらに、15歳の長男くん!ありがとう!読んでくれて!笑ってくれて!でも、一個だけ言うときます!私はポンと産める質のようだけど、基本的にそんなことはなく、すっごくすっごく大変なおもいをして母は産みます。二日かかったとかざらに聞きます!入院して出産に挑んだり、勿論命に関わるケースも。
これは、我が家の兄貴ズにも伝えたことですが、いつかお嫁さんができて、出産のときに、ポンと生まれると思ったら大間違いだから。その人に、優しく親身になってあげてね。そこのところ、よろしくと!お伝えください。
あと、幸せな気持ちになってくれて、Merci!!