「べべフィー」という
ことばと人間について考える場がHippoにはあります。
少し詳しく言うと、
赤ちゃんが自然にことばを獲得していくプロセスに焦点をあて、
人間なら誰でも何歳からでも何語でも環境さえあれば話せるようになることばの環境を
誰にでもある言語体験をもとに「ことばとは何か」を考察する場です。
いつもどこかの地域でべべフィーは行われていますが、
大きなエリアの枠組みでも、月に1度は開催されています。
その準備会がありまして、
改めて素敵な場だなぁ~って思いながら
みんなの話を聞いていました。
***
その中の あるお父さんの話を紹介します。
3人のお子さんがいる家庭で、
上の子が年長さんだったかなと思うのですが、
文字や数字に興味のあるお子さんだそうです。
おえかきとかブロックとか
そういうことよりも
圧倒的に文字と数字!
特に印象に残っているのが
車のナンバープレートの話です。
数字が読めるようになって
その後
ひらがな。
そして、
漢字の地名が気になりだしたそうです。
最初は
自分の地域で見られるナンバープレートの名前だったのが
違う地域の名前を発見して。。。
それが旅行や帰省で
違う地域の名前をどんどん知っていったそうです。
聞いていて面白かったのは
「群馬」と「練馬」
「飛鳥」と「飛騨」の話。
上の二つの例のように
一つの漢字が同じ字で
もう一方も線の密度的に細かさとかがよく似ている場合
お子さんには同じように見えて
違いに気付けなかったそうです。
部分に囚われず
全体でざっくり捉えるから
似てると見分けがつかない感じだったそうです。
聞いていて、
「その二つは違う」で終わるんじゃなくて
そういうことに ちゃんと気づいてあげているのがすごいなぁと思いました。
あと、
この興味ががっつりあるときに
めんどくさがらず付き合うお父さんがBagus!と思いました。
本人も、
「いやぁもぉ本当に大変でした!!
地図やらナンバープレートの表やら用意して~」
みたいな感じで言ってまして、、、
でも、この一手間のおかげで子どもの伸びもグンと違ったんだろうなと思うのです。
時間をかけて 相手をしたことで
子どもの成長はもちろん
親子の絆もぶっとくなったんじゃないかなぁ~♪
手間暇かけて育てた食べ物はとっても美味しいように。。。
この子も素敵に育つんだろうと思いました💖
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