小2女子 調べ学習発表 +α

子育て

先日記事にした↑

イスラムについて調べた小2女子が、

土曜の朝恒例のZoom企画、絵本の会で、

この調べ学習の発表をしてくれました。

***

文章にできていない部分のことも

ことばで話せたし、

入ってくれた人がたくさん質問してくれたので

もっと知識が深まった時間になりました。

例えば、

『世界で一番売れてる本が「聖書」って不思議だったけど、
この調べ学習の話を聞いて納得したよ。』

とか

浄不浄の考え方や

イスラムとヒンドゥーでは食べたらだめなものの理由が同じじゃなかったり。。。

本当に、豊かな質疑応答の場になっていました。

その後も、感想がライングループ内で飛び交い、

とても面白かったです。

***

彼女のお母さんが感想に、

『みなさま、今日は娘のお話を親身に聞いてくださって、本当にありがとうございました🙇‍♀️
私は別室で耳をダンボにして聞いていました!!横にいるとついつい口出しをしてしまうので。
Nちゃんはじめ、みんながじっくり話を聞いて下さったり、こうして話が広がっているのがすごく嬉しいです。9月に発表の企画してくれています。是非また聞いてやって下さい!』

と書いてくれていました。

気持ちわかるー!!!

私も子どもたちがZoomで発表するときは

常に知らんぷりを装いながら、

めっちゃ耳ダンボになってました!

親って、どうしても口出ししてしまいます!

口出ししたら、最後!

結構な頻度で喧嘩になります。( *´艸`)

だから、それを避けるためにも

あえて、一歩さがって子どもを信じることが大事だなと思います。

別に、

何かおかしなことを言ったり

間違ってもいいとおもいます。

ある意味 正解はないというか。。。

まだわかっていく、できていく過程!

だから、「?」って思っても、

誰かが突っ込んでくれたり

自分で気づいたり、

そういう集団の中で成長していけば最高かなと思います。

きっと 母が突っ込むと反抗的態度になるけれど、

他の大人だったり、別の人が関わることで

違う反応になるのは明らかで!!!

そうやって 育っていくべきなんだろうなって思います。

********

ちなみに、ラインにでたコメントで興味深いのがいくつかあったのでシェアさせていただきます!

『マレーシア受け入れで驚いたこと

Zちゃんというマレーシアの大学生を以前受け入れしました。
Zちゃんは我が家の食器棚から食器を取り出して洗い始めました。マレーシアから持って来たボトルから何かを出して洗っているZちゃん、ヒッポ始めて以来たくさんの子を受け入れて来たけど食器棚の食器を取り出して洗う子は初めて見ました。

アパヤ?と聞くと
This is a special detergent.
何やら特別な洗剤らしい。

clear non Ḥarāl
rinse 6 times
それを使うとḤarāl以外を載せた食器も全部クリアになってムスリムの人も使えるようになる

すすぎは6回って何故?
Zちゃんはスマホのムスリムの人用アプリで調べたら長い説明が出て来ました。
科学的な実験で完全にクリアになると証明されたとのこと。
本当は特別な砂を使うけどこの洗剤は旅行用に開発された砂入り洗剤だとか。
毎日毎日びっくりの連続でした。』

私も何人もムスリムの友達いますが、

そんな話は初めて聞いたのでびっくりしました!

***

『ノームノーム素敵です✨
子どものお祈り始める年齢7歳が児童発達心理学に沿ってというのが心理学かじった者としては気になるポイント😳
お祈りは昔からあっただろうけれど いつからその発達心理学の概念と並走してきたのかな…

宗教と心理学の関係、歴史も、また学問つながりで『部分と全体』もまた全然読めてなかったけど読みすすめよーとも思いました✨
言語も地理も歴史も心理も教育も…その他もろもろも全部人間の営みだから、やっぱ繋がっているなーってワクワク💖
やっぱりライフワークにしたいなと思うヒッポ!』

私、以前講演会で話させてもらったことがあるんですが、

その時 私にとって「ヒッポは生きること全部!」という話をしたんですが、

実際問題、「ことばと人間」をしている以上、

本当に 生きること全てにつながってるな~って改めて思いました。

『Zちゃんの話も、宗教は空想っていうか観念的?なものだけど、でも現実、科学もちゃんと取り入れて?活用してるのがすごい、面白い😳
自分たちの生活圏だけ至上主義じゃなくて、旅行用って、他の文化圏に行っても大丈夫なように工夫しているのも興味深いなぁ。 

前に世界街歩きでイスタンブールやってて、地域的に色んな宗教の人がいてそこまで厳格じゃないからヒジャブも絶対じゃなかったりしたから、そういう地域性ならそういう商品が生まれるのかな。
そして今度は世界の経済の話にも繋がっていく…』

他にも、

『7歳なんだね!
予想→検証→考察 の流れとか
参考文献も載せてるのとか
大人のサポートもあったのかなぁと思いますが
これは研究ですよね
muybien!!

たまたま文部科学省の概算要求というのを読んだところでして
幼児期から小・中・高校の学びのあり方(環境だったり指針だったり)が色々書いてあったけど
やっぱり
やらせるんじゃなくて
やりたくなる気持ちを育むのが大事なんじゃないかなぁと思いました💖

C(調べ学習をかいた小2の女の子)の説明は
誰でも知ってる言葉で書いてあるので
とても分かりやすかったです

Cの調べ学習を見て 面白い! もっと知りたい!と思った人も 
参考文献を見て自分でも確かめることが出来るようになってるのも
素晴らしいなと思いました✨』

Cの学校がどういう風に宿題をだしたのかは分からないけれど、

うちの子どもたちの学校からは、

図書館調べ学習コンクールに提出する人の書き方として

1⃣きっかけ
2⃣予想と疑問
3⃣答え
4⃣まとめ
5⃣感想
6⃣参考文献など

という感じで、だいたいの流れを示してくれている紙をもらいます。

だいたい それに沿って書いていきます。

で、もちろん完全に一人でするのは難しいかなと思います。

***

日記もそうなんですが

最初から放置放任は、ちょっとかわいそうかなと。。。

いっぱいお話して、

そのうえで、それを部分的に文章にするのがいいかなと思っています。

赤ちゃんが一人で歩けるようになるまでは、

手をつないで一緒に歩いてあげたりします。

それと同じで、一緒に寄り添ってあげて

書くのが楽しくなるようにしてあげたいなと思っています。

なんせ、私は感想文とか書くのがすごくしんどかったから。

どうしたらいいのか全く分からなかったからです。

***

だからなのかな??

私は ですが、

この調べ学習を 親子が一緒に取り組む時間として大事にしています。

特に

こどもが何を考えて どう思っているのかを

ことばにするのを 待ったり 

呼び水みたいに引き出してあげることに

心血を注いでいます!

なぜなら、

質問の仕方一つで

思ってもみないことばが返ってくるからです。

とても素直ですてきなことばが

こどもたちから紡がれていく様は

本当にすてきで、大人にはなかなかない感性です。

それを潰したくなくて、

じっくり つきあっています。

おかげで夏休みよりずいぶん前から取り組んでいても

最後の最後までばたばたしていますが。。。

上のコメントに

「やりたくなる気持ちを育むことが大切」

とありますが、

本当にそうなんです。

今回の調べ学習もなかなか終わらないのは

永遠に調べて書けるから。。。

どうにも終わりがないのです。

どんどん新しいことが分かったりして楽しくて。。。

だから、終わりがない。

それを最後無理矢理終わりにもっていきます。

夏休みが終わる前に。

それが一番大変です。

( *´艸`)

タイトルとURLをコピーしました