よく小さい子たちが日本語を習得していく過程で
言い間違うことがよくあります。
我が家の三男の最近の例を言うと、
・なくなくった!(物がなくなったとき。これはかなり前から言ってる。)
・お母さんきないと無理!(来ないとできない)
とかがあります。
長男の輪読中に本に出てきた話だと
「死ぬ」を「死む」と言ってしまう話。
「確かにー!あったあった!」って話をよく聞きます。
そんな話が日々重なって、ある時ふと感じたのが、
『「死ぬ」と「来」ってどっかでみたぞ!』と思ったんです。
そう!国語の授業で覚えさせられた!
ナ行変格活用とカ行変格活用だ。。。
当時はテストに出るから必死に覚えただけで、
その意味も勉強してる理由も何にも分からず、
それがどうしたんだよ。。。って感じでした。
相変わらず、それを勉強する意味はあまりわかりませんが
変格活用っていうくらいだから
例外的扱いなんだろうなって。。。
当時もそういわれていたんだとは思いますが、
何にも考えてないから特に何も記憶に残ってなくて(*ノωノ)
でも、
例外だからこそ子どもたちが言い間違う代表になるんだろうなと思ったわけです。
つまり、子どもたちは知らない間に言葉の活用のルールに気づいて話すから、
例外で引っかかってるんだ。。。
って思ったんです。
すごい!
言葉の活用のルールに無意識で気づいてる?
無意識かもだけど、
明らかに、何度も言いまわしていろんな活用を試して
こちらの表情をうかがっています。
つまり100パーセント無意識じゃないと思うんです。
***
そういえば先日
その活用というわけではないけれど、
どういう風に言えばいいかを
三男がぶつぶつ言いながら、
私に伝える言い方を考えているシーンを見てしまいました。
「落ちるわー考え」
「落ちてくる考え~」
「どんどん落ちてきた~」
って言ってました。
多分、「アイデアが降ってきた(降りてきた)!」的なことを言いたかったんです。
状況的にはそうだったんです。
それをいろんな言い方で攻めてきたんですが
はっきりと言い方がわからないといった感じでした。
やっぱり無意識じゃないなと。
違和感があるから違和感のない聞いたことある言い方をoutputしながら探してる感じがしました。
***
そもそも何故例外が存在するのか。。。
言葉の言い回し的におかしいから、
例外の言い方にしたほうが口的に動かしやすいから
その方が自然だからそう変化したのかなと。。。思ったり。。。
動かしやすい、つまり「~しやすい」っていうのは、エコ的と言いますか。。。
それで思い出すのは人間は生まれながらにエコ的だなと思った話です。
よかったら読んでください。