以前『量子力学の冒険』を読んでいた長男。
次は、『フーリエの冒険』を読んでいます。
先日『フーリエの冒険』の初めの方にあった
ジュースの実験をやりました。
その後、二つのことが起きたので書き残しておきます。
①カゴメ
野菜ジュースの実験で、3種類のジュースが出てくるんですが、商品名を本に使えないので似た名前を書いていたのです。
ヤルクト・カモメ・デルモンタ
読んでいた時は、「ヤルクトやって~ヤクルトやん!」と言っていたのを覚えています。
でも、他の二つのことは何も言っていませんでした。
まさか知らないとは思っていなかったのですが。。。
先日ちょっと遠くの公園に遊びに行ったときに
持って行ってたジュースを渡した瞬間に
「カゴメって!カモメやん!」
とビックリしていました。
その時に初めて知ったようで!
よく多言語の音源を聞いていると、
他の人から聞いた「音」や
空耳が音源から聞こえてきたりする現象があるのですが、
まさに今回のことも「音の発見」と同じような現象だなと思いました。
読んでいたから、引っかかった!カモメ!カゴメ!
②読んだこともないページを開いた瞬間「知ってる!」
二つ目はあるページを開いたときにおこりました。
何だかんだで5章まで読み進めているのですが、
その5章に入った時です。
ページをめくって
「あれ?知ってる?」
って言うんです。
なんとびっくり、フーリエの音源にこのページが入ってあったようで、
聞き覚えがあったそうなんです。
そんないつも聞いていたわけではないはずなんだけれど、
英語の音源がこのページの話をしていることに
ふと気づけたことにも驚きでした。
日常に流れている音源が無意識で頭の中に入っていたのか、
とっくに意味が分かって内容を理解して音源を聞いていたのか、
詳細は分かりませんが、
明らかにページをめくったときに
デジャヴのような感覚におそわれていた長男でした。
親子でびっくりした瞬間でした。
正直、私はそのページを見ても知ってる感はありませんでしたが、
それでも、フーリエの音源があることは知っていたし、
長男が毎日一ページずつコツコツ読んでいる姿を見ています。
だから、一緒に驚くことができました。
長男の気持ちに共感できました。
これも親子で同じ音源を普段から聞いていたから一緒に体験できた感覚だなと思います。
親子で一緒に体験できるって、
共感できるって、
予想以上に面白いです。