とてもいい話を聞きました。
その方は長くこの活動に貢献してきた方で
Hippoの前身の活動にも積極的に取り組まれていたそうです。
つまり、約半世紀にわたって
この環境と共に人生を歩んでこられたということ。
それだけで 既に すごいです。
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先日、この方は某テレビ局の朝の番組にも恩師として録画で出演されました。
HippoのHPより↓

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「たげんご」と聞いて
「他」言語と
そう理解してしまう時代に
この活動の核を信じ 突き進まれてきました。
いや、確信があったのかな。
どちらにせよ、
お給料的にかなりいい仕事とさよならして
こちらに転身してきたそうです。
数字でしかものを見ない会社にはいられない。。。
それより、
「人」を大切にする活動へ。
当時の社会を考えれば、
本当にすごい決断だったと思います。
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彼女の話を聞かせていただいて
いくつか心に残った話があります。
いつものことですが、
隣に一歳半がいまして。。。
まともには聞けていませんが、
それでも耳に届いた話のみ書きます。
ろしえんと!
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南先生という方のことばだそうですが、
★アンテナは受信だけじゃないんです!
発信してるから受信できるんですよ。
↑すごくわかります。
やっぱり、「発信」するということは、
常に「意識している」ということ。
だから、受信もより敏感になっている気がします。
上の子の時に気付かなかったことなんて
かなりたくさんあります。
ここでこうして書いたり、
Zoomで話すようになって、
ものすごくアンテナが敏感になったように思います。
そうして増えていく発見!
発見は直観で、アナログ!
そうおっしゃってました!
わかるー!
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★フェロウ₍言語研究員₎になっていくんだよ。
メンバーの時は受動態でいられる。
フェロウになったら能動的になっていく。
そして、フェロウにははじめからなれるわけじゃなくて、
フェロウになっていけばいい。
↑これも共感。
特に、これは「母親」と同じだと思いました。
産んだからって、即「母」という存在になれるわけじゃない。
形上はなってますよ。
でも、それだけじゃない。
「母」ってそれだけじゃないと思うのです。
だから、
1歳のべべの誕生日は
母親一年生終了「おめでとう」だと思うのです。
そんな簡単じゃないよね?
いきなり、史上最強のブラック企業に転職するようなものです。
それを
人間の自然を見つめられる
話を聞いてもらえる この場があって
初めてここまで楽しめてるなぁって思います!
フェロウも同じ。
時をかけて 「なっていくもの」だと思います。
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★行かなくても立ちましょう
彼女のもとで育った子たちの中で
ある男性が、当時の想い出話をしてくれました。
「イヤロン₍高校留学₎に行こう!
そう思ってる人は立って~」って言われたときに
立たなかったら
「行かなくていいから、立ちましょう。」
って言われたそうです。
「行く人が立つんでしょ?」
って思ったそうですが、
立つはめになり、結果そのまま留学に行くことになったんだとか🤣
でも、その時の経験は後に活きてくるし、
行ってよかったって彼も笑い話のように言ってました。
↑
この話を聞いたときに思い出したのは
先日の太湖大学堂の報告会。
彼のお母さんであるKも
似たようなことを言っていました。
子ども自身の決断も大事だけど、
所詮10年ほど生きてきただけの経験でもっての決断。
少し背中を押してあげることは大事だと思う、という話でした。
↓詳細は、こちら。
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★厚みが増す
本当に人に支えられながらやってるんだって
Hippoって人間集団。
みんなお互いに刺激合って
お互いに育て合って、
だから、単なる
多様性とか多世代とか一言で終わるっていうのではなく
そこにあるのは「人」なんだってところなんです。
何語何語のフラワーモデルと同じように
真ん中にいろんな人が集まっていて
フェロウの厚みを作ってくれている!
例えば、
フィンランドを話す人がいるんだと思ったら
そこはまた花びらが大きくなっていって
中に吸収されていって
大きなまん丸になるんだなぁって。
↑この話をきいて思い出したのが
先日の山奥のフェロウNの話!
彼女は、体験会の報告会で、
「紀州手毬」って表現をしたんです!
まさに、同じことをおっしゃってる!と思いました。
人が中心にいて、
その縁で、絆でもって
一つにまとまっている。
「人」なくしては語れない。
その人の
目の前の人のことばのあつまり。
~語なんてなくて、
人間のことばをやってるんだよって。
だから、ことばは一つ。
本当に心からそう思いました。
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最後に 持病のせいで声が出ないのと言いながらも
大切なことをたくさんみんなに伝えてくださって
ありがとうございました。
日々色々ありますが、
些末なことは気にせず、
自分の信念に向かって
貪欲にやっていこうと改めて思いました。




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