マングリッシュの不思議②Boleh lah

マレーシア生活

また少し思い出したことがあったので 書き足します!

マレーシアに行ったことのある人なら

必ず聞いたでしょう!ということばがあります!

「Boleh lah!!」

結構な広範囲で使えることばで、

基本は 英語で言うところの Can ですが、

OK とか Good に 近い返事でも使える感じです。

つまり、「いいよ!」ってときです。

この「Boleh」、実に有能で単体で使いまくれます。

「はいはい。いいよいいよ~」

って感じで

「Boleh Boleh、Boleh lah~」

って感じで使えます。

大阪で言うところの「ちゃう」みたいな感じで連続で使えるんです。

それがマングリッシュとして使われる時が 面白いんです!

なんと、

「Can can can!!」

って、まるで犬の吠え方の真似かと思うような感じで

キャンだけを連続で使っているんです。

それまで海外で英語を使う時に

「can」を単体且つ 連続で使ったことも 聞いたこともなかったので、

結構びっくりしました。

でも、音が可愛いし、使い勝手最高に楽なもんで、

知ってからは かなり多用しました!!

今にして思えば、これが一番マレーシアっぽいって思います。

おかげで、

マレーシアの人とすぐ仲良くなれました。

いつも、たったこれだけで

「マレー語話せるの!!?」

って笑顔で言われるので もちろん

「ぼぉれぇら~♪」

って返していました。

たいして話せたわけじゃないけど!

***

そして、

この「ラ:Lah」ですが、かなり色々なことばの後ろにつきます。

多分マンダリンの「了」のつくところに全部つけられるからかなと思います。

仕組みとしてはそういうことなんだと。。。

↑この記事のブログにコメントくださった方が、

「こんなTシャツもってるよー」って送ってくれた写真がありまして、

それが↓こちら!

この中には聞いたことのない文もありましたが、

本当に多岐にわたって「了」もとい「Lah」をつけて会話しています。

***

帰国して少し経った頃に

マレーの方から電話が来たことがありました。

そのとき、当時4歳の二男にかわったら

楽しそうに友達とマングリッシュで話していて、

こんなにペラペラに話せたんかー!

って吃驚したことがあります。

その時 何か言われた返しに

まるで大阪のおばちゃんみたいに

二男が右の掌をパシッとしながら

「No lah~!」

と言っていて、

Noにすら つくのか!!!

と、再度衝撃を受けた母でした。

( *´艸`)

夕方の公園

ちなみに、記事にコメントをいただいた内容ですが、

本人の許可をもらったのでシェアしますね!

『terima kasih!
マレーシアではポピュラーなのかな?ハルは向こうで聞いたことあるのかな?
Also, can, lah. は、まさに、マングリッシユって感じだね。主語のない、can はマレーシア語のbolehとか、中国語の可以とかの使い方みたい。
o.k.lah は香港に行った時、よく聞いた。香港はイギリス領だったから、英語もたくさん話されていた。マングリッシユがマンダリンのイングリッシュと考えると、香港もマングリッシユで、マレーシアと似たようにつかわれているのかなあ、とおもった。根拠はないけれども。面白いね!』

中国語の可以とは!

専攻してたけど、まるっきり忘れてました。

確かに!と思った次第です。

そして

確かにマンダリンイングリッシュと考えたら、

かなりいろいろな地域で話されてることになっちゃいますね。

実際どうなのか分かりませんが、

そこはやっぱり マレーの周辺の方たちの

つまりやっぱりマレー語も影響してのことなのかなぁ~

と思ったり。

どちらにせよ、

正確なことは別にいいのです。

こういうことを あーでもない こーでもない

あーかも、こーかもって わいわいするのが楽しいです。

それに、ことばは時と共にかなり変化していきます。

だから、

そんな感じで ゆったりつかまえとくくらいが いいんじゃないかなと

思うのです。

( *´艸`)

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