先日の記事で↓↓↓
「ことばはツールではありません」と書きました。
もちろん 人によっては ただのツールの人もいると思います。
別に否定はしませんが、
本来「ことば」とはツールではないのです。
では、何か???
言い方は人によって違うと思いますが
がんばって短いことばでいうとすれば・・・
私には「人と人をつなぐもの」としか言えないかな・・・
***
どういうことかと言いますと、
正確な文章を言えなくても
伝わる人には伝わる経験をたくさんしてきました。
お互いに心を寄せ合ってるからできるんだと思います。
身近な例で言うと 赤ちゃん。
まだことばが完全にできあがっていない赤ちゃんが 全力で訴えてきてる!
おちちほしい!
おしり気持ち悪い!
伝わりますよね?
逆に 伝わらないと 死んでしまいます。
こっちも 全力で なんで 泣いてるの???
って 耳を傾けます。
心を寄せます!
他にも
言葉の通じない日本以外の土地で
困ったことがあった時、
何とかして伝えようとするし、
相手もどうにかして 何を訴えてるか聞こうとしてくれます。
そういう人には、完全なことばでなくても、通じます。
肝心な部分は通じます。
逆に
お互い 日本人同士でも 伝わらない人には 伝わらない。
残念だけど。。。
そういえば
かつてマレーシアで面白い体験をしました。
マレーシアに住んでいた時、
近所のマーケットで 観光客の欧米の方が困ってたんです。
私で役に立つのかさっぱりわかりませんでしたが
間に入って通訳もどきなことをしました。
無事 解決!
で、ほっと一安心して 気づいたんですが。。。
3人共 英語話してたんですけど。。。
(・ω・)ノ
え?
って感じでした。
私ほぼ 同じことを 言ってただけだったんですが、
介入した意味あるんだかないんだか程度だったんですが
それで 事なきを得たんです。。。
多分、
表面的な「ことば」しか聞いてないと 伝わらないんです。
相手の表情や身振りや手ぶり
全部ひっくるめて 「ことば」なんだと思うのです。
そういう意味でも、
ことばって
人と人を繋ぐけど、
心開いてるか次第で
全く「ことば」の意味が違ってるんだろうなと思いました。
ことばを
表面的なものとして
「ツール」として捉える時点で
相手に 伝わらない可能性が出てくるのでは ないでしょうか。
だから、
「人間が ことばを見つける ということは
人間になっていくということ」
というのは、
本来の意味での「ことば」をみつけることこそが
人間になっていく ということ
なんだろうな。。。
と。
ことばって 不思議ですね。
多分、こうやって書いてても、
共感してくれる人もいれば
何言ってんだ?
って人もいるんだろうなと思います。
ことばの 背後に隠された想いを 汲み取ったり
ことばで 人を嬉しい気持ちにさせる
そんな人でありたいです。