ヒッポファミリークラブは 10月から新しい一年に入ります。
今年で43周年目に突入!
そして、10月といえば
どこもかしこも というわけではないのかもしれませんが、
Hippoをつくった 榊原さんのアーカイブを見たりする機会が増える時期でもあります。
私は この原点回帰は とても大切だと思っています。
はじめは全く分からないことだらけの 榊原さんの講演内容の録画なんですが、
自分の体験が増えてきたり
色々な人の話を聞いているうちに
同じ内容の録画を見ても 気づくことがあったり
腑に落ちたりするんです。
その時々によって
心にひっかかったり
心に残ることばが違ったりもしますが、
やっぱりここに全部ある気がしています。
(正直、初めて見たときは
話してる声も聞き取りにくいんですが、
見る回数重ねると 聞こえてくる不思議。。。
そんな楽しみもありますよ。( *´艸`))
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私は 歴史が好きで
大学の時に 史学科に進んだくらいなんですが、
その入試の時の小論を今でも覚えています。
「海に関係する歴史上の事実で自分の考えることを書きなさい」的な
広すぎる課題でした。。。
その時、私はなぜか「遣隋使・遣唐使」しか浮かばないという
がけっぷちに立っていました。
今でも覚えています。
よく受かった。。。
後で落ち着けば、
「大航海時代」「朝鮮通信使」「倭寇」。。。
何でもあります。。。
でも、あの瞬間
「遣隋使・遣唐使」しか浮かばなかった私。
その時に書いた内容はざっくりこんな感じでした。
『昔は大陸から「技」と一緒に「心」の部分も取り入れていた。
だけど今 日本だけでなく世界で色々なひずみが出てるのは
「目に見える技術」だけとってきて
「大事なところ」を置いてきてるからじゃないでしょうか。』
なけなしのアイデアを振り絞って
何とか文字数うめた感じでしたが、
なんとか滑り込めたのでした。
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今にして思えば、
その考え方がずっと自分の中にあるんじゃないかなと思います。
あの時 無理矢理
自分の考えを ことばにしたけど
あれは 実は 自分のベースの考えの一つなのかなと思います。
だから、
今Hippoを楽しんでいて思うのは
やっぱり、この自然習得の方法だけじゃダメなんだと思うのです。
そこに付随する色々なことを
みんなと一緒に楽しむ
全部が大事なんじゃないかなと。
わざわざ その全部をつらつらとは 書きませんが、
そう思ったのでした。
みんなそれぞれ自分のスタイルで楽しんだらいいと思うんだけど、
年に一回は「さかっちゃん(榊原さん)」のことを思い出しながら
今の自分が 偏ったり 部分に囚われ過ぎてないかとか
そういうのを 俯瞰的に 客観的に 見つめてみてもいいんじゃないかなと
思った次第でした。
別に 囚われてもいいんだけど、
そういうブームがあってもいいんだけど
いつも それが全てと思わずにいながら 囚われてるのと
他が見えない状態で完全に囚われてるのでは
全く違うなと思うのです。
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特に何かがあったわけじゃないけれど、
10月最後の日のブログに
ちょっと「さかっちゃん」を振り返ってみました。
ちなみに、お誕生日は10月2日です。
生きてたら何歳なんだろう。。。
私がペナンに行ってる間に亡くなっちゃったんだよね~。。。