三男 わからない世界を わからないまま漂う

多言語
地蔵盆

Hippoの方はご存じの話!

『オドロキモモノキヒッポノ記』の中にあるお話。

「もしもし?平岡です。

(中略)。。。僕、平岡?」

とか、

「ぼく今日大活躍したんだよ!

いっぱい活躍することでしょ?

活躍って何?」

という話です。

つまり、

話してる本人は、

自分が言ってる言葉の意味を

はっきりわかってるわけじゃないのに

使ってるんです。

うちの子たちも、

何となく 分かってないのに、 わかったふりで押し通したな。。?

ってときや

あ~!今なんか自分で言ったことの意味を私の反応で分かったっぽい!

っていう表情をしていたことは ありましたが、

上の例のような はっきりとした疑問を受けたことはありませんでした。

それが!

始めて三男で叶いました!

別に待ってたわけじゃないけど!

( *´艸`)

ただただ、同じことが起きたー!

って思ったんです。

何があったかというと、

お寿司を食べている時のこと!

長男が「まぐろちょうだい。」

二男が続いて「僕も、まぐろ!」

三男が「僕も!まぐろ!ちょうだい!」

私「え?まだ食べれるの?」

三男「まぐろってなに?」

長男「えー!前も食べたやん!」

という一連の会話でした。

***

まだまだはっきりとはしない 分からない世界を漂ってるのがわかります。

そして、その中で、みんなの反応をうかがいながら

想像して、予想して、見当をつけて、、、会話してるんです!

すごい世界です。

最近よくフランスの方と話す機会があるんですが、

私も、彼女のことばを聞いている時は

ほぼ分からない音の中で、自分の知ってる音を探しながら

想像をめぐらして 会話しています。

ポンとたった一つ 知っている音に出会った時、

ものすごく 嬉しく。。。

こんなにも分かってないことだらけの中で

分かった気になったり。

( *´艸`)

でも、なんだかかんだで大枠で話の内容があってるんです!

分からない中で 私も漂えてる!って感激する日々です。

***

この「想像をめぐらしながら聞く」という行為が

多言語脳の「視覚野」が反応している時なのかな?と勝手に思っています。

何の話かと言いますと、

東京大学とMIT(マサチューセッツ工科大学)、Hippoの三者共同研究で話された内容です。

多言語を話す方の脳と二言語を話す方の脳では、

明らかな差がありました。

そのうちの一つが「視覚野」。

ここに反応が出たことに関して、

酒井先生は

「予想していなかった」とおっしゃられていました。

衝撃の事実だったようです。

その話はHippoのサイトから動画があがっていますので、

気になる方は↓こちらをクリックしてください。

ヒッポ・東大・MIT共同研究発表会見

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