Hippo family clubをつくった榊原さんのことばに
自然は飛び越さない
というものがあります。
まさしく、この一年 長女に それを見せてもらいました。
その中で 一つ その事例をあげるとするなら
戻る行為にもプロセスがあるということ
スーパー当たり前のことを書いています。
分かっています。
でも、今まで上の子三人は
ハイハイできたー!
立てたー!
歩けるようになったー!
ということは見てきたけれど、
「戻る」行為に関して気になったことがなかったのです。
今回、四人目にして初めて見ました。
ハイハイの姿勢から どーにもできなくて しんどくて泣いてる姿!
そう、、、
ハイハイの姿勢ができた後
座り方が分からず、
たまたまお尻がついて足がまがって座れたときに
すごく驚いた顔をしていたのが印象的でした。
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そして、立った時も同じです。
ある日壁に向かって立ってしまったときのこと。
まだ尻もちをつく感じでお尻から落ちながら座ってた頃のことです。
落ちながら座るときは上半身を前の方に曲げながら落ちるんです。
それなのに、壁に向かって立ってしまったために
頭を前にやることができず、
つまり尻もちをつきながら「座る」ことができなくて泣いてました。
立ってるのもしんどくなってきて困ってる感じ。
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そして、歩きだした頃のこと・・・
やたらと、クッションや布団に向かって倒れこむように
そういう目標物があって飛び込んでいく感じで歩いていました。
楽しくてやっているんだとは思いますが、
これも同じで、まだ自分で歩くのを止めて座るという行為に自信がなかったのではないかと思います。
なぜなら今はクッションに呼び込むような歩き方が随分と少なくなったからです。
たまに楽しそうにクッションにダイブしていますが。
基本は自由に歩いたり止まったりしています。
自分で立ったり座ったりもできるから
ダイブして座るという回りくどい行動がなくなったように思えます。
座り方は徐々に覚えた感じで、
いつの間にやら右手を床についてから座るようになり、
今ではスクワット的に立ったり座ったりできるようになりました。
そういう一つ一つの行動に「戻る」というプロセスがある。
そういう過程があって初めて成長しているというか。。。
どんな動きにも「戻る」行為があってこそ、
次があるんだなぁと思った次第です。
もう一つ
事例をあげるとすれば。。。
背伸びかな?
一人で立てるようになる前、
背伸びをして高いところにあるものをとるのが流行っていました。
片手は壁をもち、つま先立ちしながらGetするのですが
その背伸びも、やっぱりそれができるほど
バランス感覚がついたり、
体幹がしっかりしていないとできない行為だなと思いました。
だからやっぱり自然の中で人間は順番に成長しているんだなと。
こういう些細な気付かれない行動があってこその成長なんだなと思いました。
自然はとびこさない!
本当にその通りだなぁと心底思います!