この時期 秋のお祭りが全国であるかと思いますが、
こちらの地域でも、ありまして、
母の郷の地域にある神社で神事が行われるのに声がかかりました。
「三役」に、この地域の血を引いている子どもが3人に選ばれるんですが、
その一人に、我が家の二男、そして山奥のメンバーMに白羽の矢が立ったのです。
とってもありがたいことだったので即受けましたし、
Mと一緒ということで 一層嬉しかったです。
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まずは、神事の前日
【練習の日の話】
二男
三役の中で一番年上だったので
ちょっとお役目がありました。
覚えること多々ありで、
見ていて若干心配でした🤣
簡単に言うと
同じような行動を正面に向かって7セット
回れ右で同じことを3セット。
これ、よっぽししっかり意識してないと、
わからなくなるだろうなって。。。
他にも、声を出す部分もあったし、
榊を取り扱う部分もあったし。。。
捧げもの?を神主さんへ渡す役もあったり。。。
そもそも正座だから、足もしびれませんように。。。
とか🤣
まー本番に強い子なので大丈夫だろうとは思っていましたが
カウントするという点で、一抹の不安に駆られてはいました🤣

面白いのは、
三役三人で「〇〇宮」という名前を背負っているんですが
ちょうど我が家の二男は「河」の字で、
やっぱり「河馬」と結びつけてしまう志向が
ヒッポ的で笑えました。
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途中で声を出す部分があったといいましたが、

文言は
「氏子中に ごへいを あげましょう」
でした。
これがなかなか覚えられない二男でしたが、
「うじこじゅうに」が言えるようになったら
右手を顔の横にひょいと上げて、
「五Hey!をあげましょう!」って英語的音にして
覚えていました🤣
彼の中で「音」が一文字も漢字にならなかったから苦肉の策だったんだと思います。
漢字が浮かべば まだ覚えやすいと思うのですが(;^ω^)
という私も
はっきりしたことは知りませんが、
「ごへい」は「五平餅」の「五平」かな??と思ったり、、、
あくまでも推測ですが、
つまりは、みんなに収穫したものを分けようって話なのかなと思ったりしていました。
秋ってやっぱり収穫祭なんかな。。。と思ってみたり。。。
神社自体は南北朝の時代に創建されたもので
かれこれ650年ほど昔から伝わっている神事のようでした。
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【神事当日】
小3のM、Mとは幼馴染の小4、そして我が家の小5二男。
この三人前日に初めて出会ったとは思えないほどの仲良しになりましたが
めっちゃふざけ合ってる割りに、
練習や本番は キリっとしていて格好良かったです。
姿勢も良かったし!
ただ 面白いのが、
宮司さんが
「御低頭」お願いしますって言ったときも
キリっと姿勢よくド真ん前むいてました🤣
目の隅っこでチラ見しながら
「あぁ~低頭の意味が分かってないなぁ」
と思ってみていました。
漢字にできたらわかるだろうにと思いながら
途中何回か手のひらを地面に向けて伏せてみましたが、
伝わった時と 視界に入ってないときと。。。
色々ありまして、
その部分に関してだけは 結局あんまりわからないままに終わった気がしました。
とはいえ、
3人の息ぴったりの動作には感激でした。
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あと面白いのが、
神道の儀式なので
二礼二拍手一礼をするんですが、
最後のほうに、
来賓の方々がする時間がありまして。。。
ある程度みんなわかってるんですが、
やっぱり普段この地域ではない人もいてるので、
そういう人は「拍」が弱くて。。。
つまり、
色々理由はあると思いますが、
そのうちの一つ
邪気を払うために「ぱん!」って
音を立てて手を叩くように合わせるのが神道なんですが、
普段「仏教」系のお葬式とかに出慣れている人にとったら
「音はたてず」に、その人に向き合う意味を込めて手を合わせるのが基本。
だから、
神事の最中の二礼二拍手一礼の際、
手を叩く寸前のところで勢いを弱めている人が多くて、
あーきっと普段仏教系のに出ることが多いんだろうなぁって思いながら見ていました。
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昔は 地元に住んでいる長男しか選ばれなかった神事の役も、
今は「血」がこの付近ならOKってことでどんどん緩い形になっているそうです。
そこまでしても、 なかなか見つからない子どもの三役のなり手。。。
神主さんも 最後に
「何かいいアイデアがあったらご教授願いますっておっしゃられていました」
とっても難しい問題ですが、
きっと日本各地で 同じように後継者問題が勃発しているんだろうと思いました。
どうにか、後世に継承していけたらいいのにと思いました。
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神事が終わってから、
地域の踊りや、餅拾いをして終わりました。
踊りが大好きな私としては、
踊れただけでもうれしかったけれど、
二男が付き合って一緒に踊ってくれたことが最高にHappyでした。
その後の餅ひろいも最高でした。
写真を見たら一目瞭然ですが、

楽しめるのは大きい子🤣
ちびっ子はばっちり洗礼を受けた餅拾いでした🤣
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追記
かえって母に報告したら、
「ごへい」は、「兵をあげる」だと思っていたという話をしてくれました。
(; ・`д・´)
え・・・そっちの「兵」なの??
確かに南北朝の時代の話だけれども。。。
ということで、もやもやしてます🤣
どうなのー実際🤣
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その後、
日月の夜20時ごろからみんなで読んでいる本の中に
たまたま同じ話が出てきました!!
「御幣を畑の周りにたてたらイノシシの被害がなくなった」
みたいな話をオオカミの話の章に見つけまして。。。
「え!!ごへいって御幣か!」
って感激!!
そして、「たてる」って書いていたので、
あの神事の真ん中の子が持っていた木のことか!!
ってなりました。
*上の写真の一番左の扇がついてるもののことです♪
五平餅は、御幣餅だったんですね!!
ちょっとあまりのタイミングの良さに感激🤣
これもカクテルパーティー効果になるんか?
偶然過ぎるけど🤣
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その話をある方にしたら、
「そっか~ことばってすごいね。
イノシシとかこんといてー!
じゃなくて、「お願いします」っていうことなんやね。
大事やねぇ。」
みたいな話をしてくれて、
ハッとしました。
神事ってやっぱり自然に対する畏敬の念とかも
全部組み込まれていて、
親としては、
7回、3回、無事にこなせますようにって感じだったけれど、
(多分本人も🤣)
いろんな「願い」があの儀式の中に組み込まれていたんだなぁ~
覚えるのに必死で
何も聞かなかったけれど、
その辺突き詰めて色々聞いてみたら面白かっただろうな。。。
と思いました。

